様々なグルメが有名なドイツですが、クックウェアでの分野でもたくさんの有名なブランドがあります。この記事では、ドイツ発のクックウェアメーカーやフライパンを紹介します。
13世紀にドイツ西部のルール地方にて石炭採掘が開始されてから、ドイツは伝統的に炭鉱・鉄鋼業が盛んで、鉄製やステンレス製のフライパンが多いのが特徴です。代々継承されてきた職人技術が注がれた高い機能性を持つクックウェアや、先進的な機能を持つクックウェアが生産されていますよ。
「ZWILLING(ツヴィリング)」は、創業の歴史は1731年まで遡る、ドイツの老舗クックウェアメーカーです。ステンレス製のクックウェアをメインに扱う「ツヴィリング」以外にも、鋳物鍋で有名なフランスの「ストウブ」、マーブル模様のフライパンが特徴的なイタリアの「バッラリーニ」、包丁で有名な「ヘンケルス」など、ヨーロッパの様々な有名ブランドを傘下に持ちます。
「Turk(ターク)」は、1857年に鍛冶職人のアルバート=カール・ターク氏がドイツで創業した老舗のフライパンブランドです。160年以上5代にわたり伝統技術を受け継ぎ、クラシックなフライパンを作り続けている歴史あるブランドです。
職人が一枚の鉄板から1つのフライパンに仕上げた「クラシックシリーズ」が有名で、継ぎ目がなく、ハンマーで加工しているので表面がでこぼこしているのが特徴です。
「WMF(ヴェーエムエフ)」は、1853年創業のドイツ国内認知度NO.1を謳うクックウェアブランドです。製品はステンレス製がメインで、自社開発のミネラル鉱石由来の高品質な素材が使用された高機能な製品が特徴です。
「fissler(フィスラー)」は、ドイツの調理器具を扱う会社で、創業175年を超える老舗です。お肉や揚げ物用のステンレス製と、普段使い用のコーティングされたアルミやステンレス製のフライパンの2つを使う「2pan cooking」を推奨しています。
フライパンは様々な種類がありますが、選ぶ際は欲しいサイズや形状、素材やコーティングなどを基準にして、自分の料理スタイルに合った製品を選びましょう。
フライパンの形状は、底面の面積が広い浅型と、側面に高さのある深型に分けられます。
浅型は底面の面積が広く、深型と比べると軽いので振る動作に適していることから、ムラなく具材に熱を通すことができ、炒め物向きです。
深型は側面の高さがあるので、煮物やスープ等の汁物料理はもちろん、揚げ物も作ることができます。側面の高さは炒め物を作る時に具材が飛び散りにくいというメリットもあります。ただし、浅型に比べるとやや重めです。
よく商品の説明に書かれている「24cm」などのフライパンのサイズは、フライパン本体の直径のサイズを指しています。
小さいものでは14cm、大きいものでは30cm以上と幅広いサイズがありますが、選ぶ際には作りたい料理の人数分で選ぶと良いでしょう。
目玉焼き等の軽い料理用なら14〜20cm、2〜3人分の料理なら22〜26cm、4人以上や、作り置き用なら28cm以上のサイズがおすすめです。
大きいフライパンなら一度にたくさんの料理を作ることができますが、大きければ大きいほど良いということではありません。大きいほどに重く、温まるのに時間がかかるようになりますし、大きいフライパンで少量の料理を作る場合、食材の乗っていない部分が過剰に温まってしまい、その部分では食材が焦げ付きやすくなってしまったり、フライパンの劣化が起きてしまいます。作る料理に合ったサイズのフライパンを選ぶことが肝要です。
フライパンはだいたい500g〜1.5kgくらいの製品が多くなっています。1kg以上になると女性にとっては重たいと感じるような重さと言われ、食材が入ると更に重くなるので、調理の際に持ち上げて振るうのが大変になります。
フライパンは底が厚いほど保温性が高まり、フライパン内の温度差「熱ムラ」も生じにくくなるので、クオリティの高い料理に仕上げることができる一方、底が厚いほどフライパンも重たくなります。また、くっつきにくくするためのコーティングもフライパンの重さになるため、高性能なフライパンほど重たいフライパンが多くなっています。
素材ではアルミニウム・チタンが軽く、鉄・ステンレス・銅が重たくなっています。軽くて扱いやすいフライパンを探している方は、チタン製のフライパンは流通量が少なく値段も高いので、アルミニウム製のフライパンがおすすめですよ。
現在、フライパンは「アルミニウム製のコーティングフライパン」が主流となっています。
アルミニウムは非常に軽く、フライパンが得意とする炒め物の振るう動作に適しているほか、お手入れの際にも扱いやすいのがポイントです。また、熱伝導率が高くフライパンがすぐに温まるので、さっと料理をすることができ、時短にもなります。
フライパン内側のフッ素樹脂やセラミック等のコーティングによって、料理の際に食材がくっつきにくくなっているので、料理で失敗しにくく、調理後も汚れがするっと落ちるのでお手入れも簡単です。
コーティングは、最もポピュラーで安価なフッ素樹脂(よく聞くテフロンもフッ素樹脂加工の一種です)、陶器素材のセラミック、ガラス素材のホーローがあります。
フッ素樹脂は化学物質のため、身体への影響について議論がありますが、現在では有害ではないと結論付けられています。安全性を求める方は少々値が張りますが、セラミックやホーローのコーティングフライパンを選ぶとよいでしょう。
コーティングフライパンはコーティングの劣化による寿命(平均1〜2年)があり、使っているうちに食材がくっついて焦げ付きやすくなってしまいますが、料理頻度がそこまで高くない方であれば、強火で調理しない、急に冷やさない等の正しい使い方を続けることでより長く使うことができますよ。
料理が好き、頻繁に料理をする、美味しい料理を極めたいという方はコーティングされていない鉄やステンレスのフライパンがおすすめです。コーティングの劣化の心配がなく、どれも丈夫な素材なので長く使うことができ、使い方によっては10年以上使うこともできます。また、いずれの素材も高い機能性を持つので、料理も美味しく仕上がりますよ。
鉄は、丈夫なのはもちろん、熱伝導率・保温性に優れるので、料理の出来の良さで料理好きな人々から絶大な支持を誇っています。フライパンから溶け出す鉄分の補給も期待できますよ。
お手入れが大変ですが、料理とお手入れを続けるうちに油がフライパンに馴染んで食材がくっつきにくくなり、使いやすくなっていきます。ただし、堅牢さゆえにフライパン自体がとても重く、大きいモノでは片手で持ち上げるのが難しいほど重い製品も。
鉄フライパンは一枚の鉄板から作り出される製品と溶かした鉄を肩に流し込んで作る鋳鉄の製品があります。鋳鉄はより重量があるものの、保温性に優れ、調理の際に食材への火の通りをよくする遠赤外線効果が期待できますよ。
ステンレスは、鉄にクロムを配合した錆びにくい金属で、とても丈夫なのはもちろん、お手入れが簡単で、家庭からレストランで広く使われています。素材の見た目を生かしたシンプルでスタイリッシュなシルバーのデザインの商品が多く、キッチンに出しっぱなしにしていてもインテリアに見えるほど。
一方、鉄と同じくらいの重さがあり、サイズの大きな物では調理中に重く感じてしまうでしょう。熱伝導率が高くないため、具材に火を通すのに少し時間がかかりますが、冷めにくいというメリットでもあり、余熱調理もできます。
フライパンの取っ手は現在、下記の素材があります。
・樹脂製・・・丈夫かつ滑りにくく、持ちやすい
・木製・・・持ちやすく、見た目がお洒落なものの、劣化しやすい
・金属製・・・頑丈だが調理中に熱くなりやすく、重量がある
フライパンによっては取っ手に角度が付いていることでフライパンが持ちやすく、振るいやすくなっている製品もあります。
取っ手の接続部分の金具(リベット)がフライパンの内側に出ていない製品はお手入れが簡単で、接続部分の劣化の心配なく使うことができます。また、T-Falの製品をはじめとして、取り外すことのできる取っ手は調理後に取っ手を外してそのまま食卓に出すことができるほか、収納やお手入れの際にとても便利です。
基本的に電気抵抗を持つ鉄、ステンレスのフライパンはIHコンロで使用できますが、それ以外の素材(アルミニウム、銅、チタン)は基本的にIHコンロでは使えず、底面にステンレス製のIHディスクが搭載されているなど、IHコンロで調理できるように加工されているものだけがIHコンロで使用できます。普段IHコンロを使っている方は、購入前にIH対応の商品かしっかり確認しましょう。
近年普及率の上がっている食洗機は家事の時短になり、とても便利ですが、フライパンは基本的に不向きとされています。
理由として、フライパンの素材として最もポピュラーなアルミニウムは熱やアルカリ性に弱いため、変形・変色してしまうおそれがあります。また、フライパンのコーティングも、フッ素樹脂はアルカリ性に弱く、セラミックやホーローのコーティングも洗剤に含まれる研磨剤によって傷が付き、劣化してしまいます。
鉄フライパンは食洗機で洗うことができますが、焦げ付きや錆び付きを防ぐ油膜が剥がれてしまいます。また、洗ったあとにしっかり乾燥させないと錆びてしまいます。ステンレスのフライパンは丈夫なため、食洗機で洗うことができますが、重量があるので、食洗機に入れる際は脱輪に要注意です。
食洗機対応のコーティングフライパンもありますが、コーティングの劣化を防ぐため、中性で研磨剤が入っていない洗剤を選ぶようにしましょう。
WMF(ヴェーエムエフ)の「フライパン 24cm プロフィレジスト」は、ステンレス+アルミニウムの合金製で、ステンレスの頑丈さと保温性の高さ、アルミニウムの熱伝導率の高さを併せ持ったフライパンです。
フライパンの内側にはフッ素樹脂加工が施されており、食材がくっつきにくく、焦げ付きにくくなっています。このコーティングはテフロンを開発したデュポン社の手掛けるコーティングの中でも強度の高い「テフロンプラチナムコーティング」なので、加工が長持ちしますよ。
更に、このコーティングの上に蜂の巣のようなハニカムの形のステンレスの加工が施されています。この加工によってテフロンのコーティングが剥がれにくくなっており、コーティングフライパンでは基本的に使うことのできない金属製のヘラやお玉も使うことができます。また、お肉を焼く際はこのハニカム型の加工によってお肉にきれいな焼き目をつけることができ、余分な油を落とすことができるので、お肉を焼くのにとても適しています。
気になる点として、ステンレス合金製の本体と特殊な加工によって1.24kgとなかなかの重量となっているので、フライパンを持ち上げる際には重たく感じるでしょう。コーティングも頑丈とはいえ、数年のうちに劣化して食材がくっつきやすくなります。また、値段も約19,000円と、非常に高くなっています。
◯良い点
熱伝導率・保温性が高い
焦げ付きにくく、お手入れ簡単
丈夫でコーティングが長持ち
お肉が美味しく焼ける
✕気になる点
重い(約1.24kg)
高価(約19,000円)
コーティングに寿命あり
ZWILLING(ツヴィリング )の「ネロ フライパン24cm ブラックコーティング」は、ステンレス製では他に類を見ない、黒光りするマニッシュで洗練されたデザインがとてもおしゃれなステンレス合金製のフライパンです。キッチンに出しっぱなしにしていてもまるでインテリアのような目を引く存在感です。
フライパン本体はアルミ+ステンレスを3層に重ねた合金製で、アルミニウムとステンレスの両方の利点を持つので熱伝導率・保温性ともに優れ、とても頑丈です。見た目のおしゃれさのみならず、フライパンの厚さもしっかりあるので、料理にムラなくじっくりと火を通すことができ、料理の出来も高いクオリティーが期待できます。
フライパン内側にくっつきにくくするためのコーティングがされていないので、コーティングの劣化の心配がなく、数年で劣化して使いにくくなるということはありません。簡単なお手入れを続ければ長く使い続けることができますよ。
気になる点として、重さが1.44kgとやや重めになっています。また、ステンレス製のフライパンは加熱等の準備を正しく行わないと食材が焦げ付いてしまうので要注意です。また、外側の黒い見た目は塗装によるものなので、傷や経年劣化ではがれてしまう可能性があります。
◯良い点
丈夫、長く使える
洗練されたデザイン
保温性が高い
✕気になる点
重い(1.6kg)
やや高価(約10,000円)
正しく使わないと焦げ付く
外側の塗装が劣化する恐れあり
Turkの「クラシックグリルパン 24cm」は、Turkならではの一枚の鉄板から鋳造されたグリルパンで、本体の両脇に鉄製のハンドルが付いています。両脇のハンドルは持ち上げやすいのは勿論、すき焼きやパエリア等を作ってそのまま食卓に出せば非常に食卓映えするでしょう。また、オーブン調理など、工夫次第で様々な使い方ができるグリルパンです。
Turkの製品は職人がひとつひとつ丁寧にハンマーで加工しており、同じ見た目のフライパンがなく、ごつごつとした見た目が特徴ですが、とても高い品質を誇ります。Turkの製品で作る料理のクオリティは、他のフライパンで作るよりも飛び抜けていると言う人もいるほどです。
重厚で無骨なデザインは使い込んでお手入れを続けるほどに存在感を増していきます。丈夫かつコーティングが施されていないのでお手入れを続ければ長く使い続けることができ、まさしく「一生モノ」となるでしょう。
気になる点としては、重さ(1.6kg)、鉄フライパンならではのお手入れでしょう。窒化コーティングがされていない製品のため、初めて使う前の空焼きや、使用後の乾燥をしっかりと行う必要があります。また、取っ手は鉄製のため調理中に熱くなってしまうので、持つ際は鍋つかみ等を使う必要があります。
◯良い点
熱伝導率・保温性が高い
丈夫で長く使える
様々な料理ができ、おいしく仕上がる
重厚なデザイン
✕気になる点
お手入れが大変
重い(1.6kg)
取っ手が熱くなる
fissler(フィスラー)の「オリジナルプロフィコレクション24cm」は、アルミ+ステンレスの合金製で熱伝導率・保温性ともに優れており、とても頑丈で、その高性能さから世界中のプロの料理人に愛用されています。見た目もシルバーのスタイリッシュなデザインがとても上品ですよ。
このフライパン一番の特徴は、1951年にフィスラーが開発した独自の「ノボグリル」というフライパン内側の表面上の凹凸です。お肉を焼く際には素材の脂が出やすく、凹部分に食材の脂分がたまります。たまった脂で焼き上げることができるので、少しの油で表面はカリっと中はジューシーに調理ができます。お肉を焼いた後には焦げ付きを生かして香ばしいソースを作ることもでき、料理好きの方にぴったりですよ。
ステンレス製なので鉄フライパンのような油をならす面倒なお手入れはなく、使用後に洗うだけの簡単なお手入れを続ければ長く使い続けることができます。ただし、調理前に正しく加熱しないと食材がくっついて焦げ付いてしまうので注意が必要です。
気になる点として、値段が約29,000円と、かなり高価です。ただし、フライパン内側にフッ素樹脂等の加工がされていないので数年で劣化して使いにくくなるということはありません。また、ステンレス製なのでとても丈夫ですが、1.1kgとやや重たくなっています。
◯良い点
丈夫で長く使える
熱伝導率・保温性が高い
お肉が美味しく焼ける
✕気になる点
重い(1.1kg)
高価(約29,000円)
正しく使わないと焦げ付く
「woll(ヴォル)」は、1979年ドイツ創業のクックウェアメーカーです。アルミダイキャスト製、着脱可能な取っ手など、先端技術の詰まったフライパンはすべてドイツ国内のザールランド州の工場で職人の手によって生産され、高い品質を誇ります。
「ダイヤモンド ライトスクエア フライパン 26cm 」は、アルミニダイキャスト製にフッ素樹脂のコーティングが施された四角い形のフライパンです。四角いフライパンは料理の際に食材を並べやすく、並べた順番もわかりやすいので便利です。3~4人分のハンバーグや餃子を作る際におすすめです。
フライパン本体は溶かしたアルミニウムを型に流し込んで作られるアルミダイキャスト製で、熱伝導率が高く、食材に素早く火を通すことができ、通常のアルミニウム製のフライパンにはない高い保温性を持ちます。底面のステンレス製のIHディスクはIHコンロでの使用を可能にするほか、アルミニウム製のフライパンに起きがちな中央部分の変形を防ぎ、保温効果も期待できます。
フライパン内側のフッ素樹脂のコーティングは、調理の際に食材がくっつきにくいので焦げ付きにくく、ストレスフリーで料理ができます。ダイヤモンド粒子を配合したダイヤモンドコーティングは耐久性に優れ、くっつきにくさが長持ちしますよ。
取っ手は着脱可能となっており、調理後にそのまま食卓に出すことができるほか、お手入れの際も取り外してお手入れできるので、フライパン本体を洗いやすくなります。収納でもかさばらず、省スペースになります。
気になる点として、頑丈とはいえ、フッ素樹脂のコーティングが数年のうちに劣化してしまい、食材がくっつくようになってくるでしょう。また、様々な技術が詰まっているので重さ1.61kgとかなり重く、価格も27,500円と非常に高価となっています。高品質なフライパンでストレスフリーに料理をしたい方におすすめのフライパンです。
◯良い点
四角いので様々な場面で便利
熱伝導率・保温性が高い
焦げ付きにくく、お手入れ簡単
着脱可能な取っ手
✕気になる点
コーティングに寿命あり
かなり重い(1.61kg)
非常に高価(27,500円)
ZWILLING(ツヴィリング)の「ピコ フライパン 16cm」は、頑丈さと美しいシルバーの見た目が特徴的なステンレス製のフライパンです。ステンレスは保温性に優れるものの、熱伝導率が低く、温まりにくいのが難点ですが、この「ピコ フライパン 16cm」は底面にアルミニウムが使用されているので、熱伝導率にも優れています。丸みのある形状と取っ手がスタイリッシュかつかわいらしさのあるデザインになっています。
フライパン内側にはフッ素樹脂等のコーティングがされていませんが、調理前の加熱準備をしっかり行えば食材がくっつくことなく調理ができます。コーティング劣化の心配がないので、簡単なお手入れだけで長く使い続けることができます。万が一焦げ付いてしまってもスチールたわしでゴシゴシと汚れを落とすことができます。
16cmの小さめサイズなので、ステンレス製ながら重さも450gと軽く、初めてのステンレスフライパンとしてもおすすめです。ステンレス製の保温性の高さを生かしたソースやお菓子作りなどに最適のフライパンです。
気になる点として、ステンレスは調理に適した温度に加熱してから調理しないと焦げ付いてしまうので要注意です。また、取っ手もステンレス製なので、調理中に熱くなってしまうため、カバーなどで持つ必要があります。
◯良い点
丈夫で長く使える
熱伝導率・保温性に優れる
軽い(450g)
✕気になる点
正しく使わないと焦げ付く
取っ手が熱くなりやすい
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