1. Fily
  2. Food
  3. Cooking Guides
  4. 親子丼をめんつゆなしで簡単に美味しく作る方法を解説

親子丼をめんつゆなしで簡単に美味しく作る方法を解説

公開日

更新日

親子丼をめんつゆなしで簡単に美味しく作る方法を解説

親子丼は醤油や砂糖、みりんなどの調味料で甘辛く煮て作ります。めんつゆを使って作ることもありますが、めんつゆがなくても美味しく作ることができます。本記事ではめんつゆなしで簡単に作れる親子丼のレシピをご紹介します。

親子丼はめんつゆなしで美味しく作れる?

親子丼の定番調味料

親子丼は、煮汁で煮た鶏肉を溶き卵でとじてご飯の上に乗せた料理です。鶏肉はもも肉を使用することが多いですが、むね肉で作ることもあります。また、鶏肉以外に玉ねぎやねぎと一緒に煮ることが多いです。トッピングとして三つ葉や刻み海苔、グリーンピースを飾ります。

親子丼を作る際の定番の調味料には、

  • 醤油

  • 砂糖

  • みりん

  • 出汁

があります。

めんつゆで時短レシピが人気

時短で簡単に作れるレシピとして、めんつゆで作る親子丼が人気です。

めんつゆは、出汁と醤油、みりん、砂糖、酒などをベースに作られた調味料です。めんつゆで親子丼の定番の調味料を代用することができますので、めんつゆのみでも簡単に親子丼を作ることができます。

ただし、めんつゆの中に含まれる材料や配合量はブランドや商品によって異なるため、本来の親子丼の味を再現したい場合は、通常の調味料を使うことをおすすめします。

めんつゆがなくても通常の調味料で、これから紹介するレシピなら簡単に味が決まります!

親子丼を美味しく仕上げるポイント

親子丼を美味しく仕上げるにはいくつかコツがあります。

鶏肉をカットする際はそぎ切りにすることで断面積が大きくなり、火が通りやすく、味がしみ込みやすくなります。鶏肉を酒で揉み込み冷蔵庫で30分〜1時間ほど置くことで臭みが取れお肉が柔らかくなります。

具材を煮る際は、煮汁が沸いた時点ではなく、加熱する前から具材を加えることで、じっくり旨みを引き出すことができ、具材に出汁の旨みとみりんの甘みを含ませることができます。

めんつゆなし親子丼の材料(2人分)

めんつゆなしで作る親子丼の材料

  • 鶏もも肉

    200g
  • 玉ねぎ

    1/2個(120g)
  • 三つ葉

    適量
  • 3個
  • ★だし汁

    1/2カップ(100ml)
  • ★しょうゆ

    大さじ2
  • ★みりん

    大さじ2
  • ★てんさい糖

    小さじ2

めんつゆなし親子丼の作り方

下準備

玉ねぎは幅5mmの薄切り

鶏肉は余分な脂と筋を取り除き3cm角に、玉ねぎは幅5mmの薄切りに、三つ葉は長さ2〜3cmのざく切りにします。

ボウルに卵を割りほぐしておきます。親子丼に使う卵は、しばらく常温においてから使うと火の通りが早くなりふわふわに仕上げやすくなります。また、卵は溶きすぎると卵が硬くなってしまうので、黄身が割れて少し混ざったくらいでOKです。

具材を火にかける

親子丼の具材と調味料を火にかける

小さめのフライパンに★(だし汁、醤油、みりん、てんさい糖)を入れて、中火にかけます。煮立ったら鶏肉と玉ねぎを加え、再び煮立ったら火を少し弱めます。途中で鶏肉を返しながら、3〜4分煮て火を通します。

溶き卵を2/3量加える

溶き卵を2/3量加える

鶏肉に火が通ったら中火にし、溶き卵の2/3量を回し入れ、蓋をします。

卵は2回に分けて加えることでとろとろとふわふわが両立した親子丼を作ることができます。溶き卵を入れる時は、ぐつぐつ煮立っている中火程度がベスト。火が弱すぎても強すぎてもNGです。

残りの溶き卵を加える

残りの溶き卵を加える

最初に加えた溶き卵が半熟になったら残りの溶き卵を回し入れて蓋をし、1分ほど煮ます。

余熱で三つ葉に火を通す

三つ葉は余熱で火を通す

火を止めて三つ葉を加え蓋をします。三つ葉は加熱することで香りが立つので、余熱で火を通します。

余熱には他の効果もあります。親子丼の具は火を止めてからすぐに盛り付けると煮汁がごはんに必要以上に流れ、汁っぽくなってべチャッとした仕上がりになってしまいがちです。余熱を使って少し落ち着かせることで、卵に出汁が含まれ、余分な水分もおさまります。

完成

完成しためんつゆなしの親子丼

ご飯の上に盛り付けて完成です。

三つ葉が苦手な方は代わりに刻み海苔をちらしても美味しくいただけます。

親子丼作りにおすすめの商品

めんつゆなしで作る親子丼の味付けにおすすめの商品をご紹介します。

サカモト|だしはこれ

本レシピではこちらの商品を使っています。

酸化防止剤無添加の粉末だしです。原材料には国産のまいわし煮干しとカタクチイワシ煮干しが使用されています。

水500mlに小さじ2杯(約4g)を入れ、一晩冷蔵庫で寝かせれば美味しいだしが作れます。粉末のまま料理にふりかけて食べるのもおすすめです。

イチビキ|小麦を使わない丸大豆しょうゆ

本レシピではこちらの商品を使っています。

小麦を一切使用していないグルテンフリーの醤油です。大豆と食塩で醸造されているので、大豆本来の旨味を味わうことができます。料理用としてたっぷり使える500mlボトルです。

ホクレン|てんさい糖

北海道で育った「てん菜」を100%使用したてんさい糖です。産地で加工しています。

てん菜由来のまろやかな甘さだけでなく、風味とコクがあります。天然のオリゴ糖まで含まれている多彩な魅力のあるお砂糖です。

料理はもちろん、お菓子作りやコーヒーや紅茶などにも幅広くお使いいただけます。

角谷文治郎商店|有機本格仕込み三州味醂

有機もち米、有機米こうじ、有機米焼酎で作られたみりんです。日本の伝統的な製法で作られています。お米の自然な甘さや旨み、香りが特徴的です。