丈夫さとお手入れの簡単さで、家庭からレストランで広く使われているステンレスフライパン。この記事では、ステンレスの特徴とおすすめフライパンを紹介します。
ステンレスフライパンの多くは、フッ素樹脂加工などのコーティングは施されていません。コーティングフライパンと同じように使うと食材がくっついて焦げ付いてしまいますが、しっかりと予熱を加え、調理に適した温度で調理をすれば食材がくっつかなくなります。
コーティングフライパンは大体1-2年でコーティングが劣化して食材がくっつきにくくなりますが、コーティングのないステンレスフライパンなら、コーティングの劣化の心配はなく、とても丈夫なので、長く使うことができます。フライパン自体もとても丈夫で、内側は金属製のヘラを使っても傷つきにくく、万が一焦げ付いてしまった場合や、外側の汚れも金属のたわしで落とすことができ、傷や変形の心配がありません。
鉄フライパンのような油に馴染ませるといった独特なお手入れも不要で、使用後に洗剤で洗うだけでお手入れはOKです。
もちろん、フッ素樹脂やセラミックなのコーティングが施されている製品もあるので、手軽に料理をしたい方はコーティングされたステンレスフライパンを探すとよいでしょう。
ステンレスはなんといってもその保温性の高さが魅力です。一度温まってしまえば冷めにくいので、弱火で調理し続けることができ、省エネになるほか、火を止めた後の余熱調理や、フライパンごと料理を食卓に出しても冷めにくいというメリットがあります。
ステンレス独特の素材の見た目を生かした、シンプルでスタイリッシュなシルバーのデザインの商品が多く、キッチンに出しっぱなしにしていてもインテリアに見えるほど。
ステンレスは保温性が高い一方、温まりにくいという性質も持ちます。また、使う際にはしっかりと予熱を加え、調理に適した温度になってから調理を始めないと、食材がくっついて焦げ付いてしまいます。
温まりにくいというデメリットを解消するため、近年ではアルミニウムを重ねて熱伝導率を高めた製品が多くなっています。
ステンレスフライパンは頑丈な反面、とても重量があります。
フライパンは基本的に500g〜1kg程度の重さの製品が多く、1kgを超えると重たく感じると言われていますが、ステンレスフライパンは平均して1〜1.5kg程度の製品が多く、大きいサイズの製品は2kgを超える重さの製品も。
ステンレスは加工に費用がかかるため、高価な製品が多くなっています。ただし、コーティングフライパンよりも長く使い続けることができるので、長期的に見ればそこまで高価ではないと言えるかもしれません。
ステンレスフライパンには様々な種類がありますが、選ぶ際は欲しいサイズや形状、素材やコーティングを決めておくと簡単に選ぶことができます。
フライパンの形状は、底面の面積が広い浅型と、側面に高さのある深型に分けられます。
浅型は底面の面積が広く、深型と比べると軽いので振る動作に適していることから、ムラなく具材に熱を通すことができ、炒め物向きです。
深型は側面の高さがあるので、煮物やスープ等の汁物料理はもちろん、揚げ物も作ることができます。側面の高さは炒め物を作る時に具材が飛び散りにくいというメリットもあります。ただし、浅型に比べるとやや重めです。
よく商品の説明に書かれている「24cm」などのフライパンのサイズは、フライパン本体の直径のサイズを指しています。
小さいものでは14cm、大きいものでは30cm以上と幅広いサイズがありますが、選ぶ際には作りたい料理の人数分で選ぶと良いでしょう。
目玉焼き等の軽い料理用なら14〜20cm、2〜3人分の料理なら22〜26cm、4人以上や、作り置き用なら28cm以上のサイズがおすすめです。
大きいフライパンなら一度にたくさんの料理を作ることができますが、大きければ大きいほど良いということではありません。大きいほどに重く、温まるのに時間がかかるようになりますし、大きいフライパンで少量の料理を作る場合、食材の乗っていない部分が過剰に温まってしまい、その部分では食材が焦げ付きやすくなってしまったり、フライパンの劣化が起きてしまいます。作る料理に合ったサイズのフライパンを選ぶことが肝要です。
前述の通り、フライパンはだいたい500g〜1.5kgくらいの製品が多くなっています。1kg以上になると女性にとっては重たいと感じるような重さと言われ、食材が入ると更に重くなるので、調理の際に持ち上げて振るうのが大変になります。
フライパンは底が厚いほど保温性が高まり、フライパン内の温度差「熱ムラ」も生じにくくなるので、クオリティの高い料理に仕上げることができる一方、底が厚いほどフライパンも重たくなります。また、くっつきにくくするためのコーティングもフライパンの重さになるため、高性能なフライパンほど重たいフライパンが多くなっています。
料理を快適にし、お手入れが簡単になるコーティング。ステンレスのコーティングフライパンでは「フッ素樹脂加工」と「セラミック加工」のフライパンが流通しています。
「フッ素樹脂加工」は、現在最も流通量が多く、ほとんどのフライパンで使用されているコーティングです(よく聞く「テフロン」もフッ素樹脂加工のうちのひとつです)。
コーティングの中では廉価であるものの、耐久性は低く、熱や摩擦に強くないため、金属製のフライを使っての調理や、金属たわしでのこすり洗いは基本的にNGです。耐久温度も240-260℃までとされており、調理は中火以下が推奨されています。
ちなみに、使用後の熱いうちに水で冷ました時のジューっという音はフッ素樹脂の悲鳴とも言われています。お手入れはフライパンが冷めてから行いましょう。
フッ素樹脂加工の危険性ですが、フライパンから剥がれたフッ素樹脂加工が料理に混ざってしまった場合でも体内では吸収されずそのまま排出されると言われています。
また、フッ素樹脂加工をフライパンに接着させる補助剤の「PFOA」は体内に蓄積され、ガンの発生や、未熟児、奇形児、免疫力低下などを引き起こす可能性があるとされていましたが、現在ではほとんどのメーカーがPFOAを使用しない「PFOAフリー」の製品を生産しています。
また、有毒ガスも空焚きに気をつければ発生することはありませんが、心配な方はセラミックやホーロー加工のフライパンや、鉄・ステンレス等のコーティングがされていないフライパンを選ぶと良いでしょう。
フッ素樹脂加工の基本的な寿命は1-2年と言われています。使い方によっては1年も持たなかったり、数年持ったりする場合もあります。
「セラミック加工」は、フッ素樹脂加工の有毒性や耐久性の低さから生み出された加工で、陶磁器と同じ素材をフライパンの表面にコーティングする加工です。
セラミックは有害物質を含まない安全な素材で、硬くて耐久性も高く、耐熱性も400℃と、フッ素樹脂加工よりも安全性・耐久性で優れたコーティングです。また、熱伝導率がよく、遠赤外線効果で料理をこんがりと仕上げ、中まで火が通りやすくなる効果も期待できますよ。
見た目は白く、料理の具合が確認しやすいほか、ツルツルとした見た目で可愛らしくおしゃれなデザインの製品が多くなっていますよ。
ただし、フッ素樹脂加工と比べると高価な製品が多く、陶器由来の素材なので衝撃に弱く、丁寧に扱う必要があります。金属製のヘラの使用も避けたほうが良いでしょう。また、使用の際は少量の油を使わないと食材がくっついてしまうので、油を使わずに調理をしたい方には不向きです。
頑丈とはいえ、長期間使用すれば劣化は避けられず、だんだんと焦げ付くようになってくるでしょう。フッ素樹脂加工と同様に中火以下での使用で長持ちさせることができると言われていますが、こちらも寿命は1-2年と言われています。
フライパンの取っ手は現在、下記の素材があります。
・樹脂製・・・丈夫かつ滑りにくく、持ちやすい
・木製・・・持ちやすく、見た目がお洒落なものの、劣化しやすい
・金属製・・・頑丈だが調理中に熱くなりやすく、重量がある
フライパンによっては取っ手に角度が付いていることでフライパンが持ちやすく、振るいやすくなっている製品もあります。
取っ手の接続部分の金具(リベット)がフライパンの内側に出ていない製品はお手入れが簡単で、接続部分の劣化の心配なく使うことができます。また、T-Falの製品をはじめとして、取り外すことのできる取っ手は調理後に取っ手を外してそのまま食卓に出すことができるほか、収納やお手入れの際にとても便利です。
ステンレスは電気抵抗を持つ(=IHコンロで使える)金属なので、基本的にステンレスのフライパンはIHコンロで使用できます。
近年普及率の上がっている食洗機は家事の時短になり、とても便利ですが、フライパンは基本的に不向きとされていますが、ステンレスのフライパンは丈夫なため、食洗機で洗うことができます。ただし、重量があるので、食洗機に入れる際は脱輪に要注意です。
「vita craft(ビタクラフト)」は、1939年アメリカ創業ですが、現在は本社が日本にあり、日本企業ならではの技術を生かした高品質の製品を生産しています。ステンレス製の鍋やフライパンが有名で、水を使わずに野菜を茹でることで栄養を逃さない「無水調理」提唱の先駆けで、健康調理器具としても世界中で高い評価を得ています。
「宮崎製作所」は、1960年に日本の金属加工の中心地ともいえる新潟県燕市で創業されたクックウェアメーカーです。創業50年以上の職人技が光る、高機能・高品質なステンレス製品が特徴です。
「ZWILLING(ツヴィリング)」は、創業の歴史は1731年まで遡る、ドイツの老舗クックウェアメーカーです。ステンレス製のクックウェアをメインに扱う「ツヴィリング」以外にも、鋳物鍋で有名なフランスの「ストウブ」、マーブル模様のフライパンが特徴的なイタリアの「バッラリーニ」、包丁で有名な「ヘンケルス」など、ヨーロッパの様々な有名ブランドを傘下に持ちます。
「WMF(ヴェーエムエフ)」は、1853年創業のドイツ国内認知度NO.1を謳うクックウェアブランドです。製品はステンレス製がメインで、自社開発のミネラル鉱石由来の高品質な素材が使用された高機能な製品が特徴です。
「fissler(フィスラー)」は、ドイツの調理器具を扱う会社で、創業175年を超える老舗です。お肉や揚げ物用のステンレス製と、普段使い用のコーティングされたアルミやステンレス製のフライパンの2つを使う「2pan cooking」を推奨しています。
vita craft(ビタクラフト)の「オレゴン フライパン 25.5cm」は、アルミニウムとステンレスを5層に重ねた合金製のフライパンです。熱伝導率・保温性に優れ、とても頑丈で、アルミニウムとステンレスの両方の利点を持ち、欠点は補いあわれています。見た目もステンレスならではのシルバーのピカピカとした見た目と丸みのある形状で、スタイリッシュかつかわいらしさのあるデザインになっています。
フライパン内側にはフッ素樹脂等のコーティングがされていませんが、調理前の加熱準備をしっかり行えば食材がくっつくことなく調理ができます。コーティング劣化の心配がなく、簡単なお手入れだけで長く使い続けることができます。万が一焦げ付いてしまってもコーティングがなく、頑丈なのでスチールたわしでゴシゴシと汚れを落とすことができます。
また、蓋つきで側面の高さが5cmある深型なので、炒め物以外にも様々な料理に使うことができ、ステンレスの持つ高い保温性は煮物やスープ料理をおいしく仕上げてくれます。少人数分の料理や小さめの野菜であればこのフライパンでも無水調理ができますよ。
気になる点として、ステンレスは高価な素材なので、約9,000円とやや高価になっています。また、蓋つきで1.6kgと重めになっています。また、調理に適した温度に加熱してから調理しないと焦げ付いてしまうので要注意です。
◯良い点
丈夫で長く使える
熱伝導率・保温性に優れ
料理がおいしく仕上がる
健康に良い無水調理ができる
✕気になる点
重い(1.6kg)
やや高価(約9,000円)
正しく使わないと焦げ付く
宮崎製作所の「ジオ ソテーパン 25cm」は、ステンレス製のソテーパンです(ソテーパンは、振るう調理を目的とするフライパンとは異なり、炒めることに特化した調理器具で、フライパンの仲間のような位置づけです)。アルミ+ステンレスを7層に重ねた合金製なので、熱伝導率・保温性ともに優れ、とても頑丈なのが特徴です。
シンプルなデザインで、お手入れしやすい角を減らした構造や、液だれしにくいフチの構造など、使いやすさが重視された高機能な製品となっています。
フライパン内側にフッ素樹脂等のコーティングがされていないので、数年で劣化することはなく、簡単なお手入れを続ければ長く使い続けることができます。また、本体に密着するように細かく設計された蓋が付いており、側面の高さも10cm程あるので、小さめの野菜であれば無水調理ができますよ。
値段は約11,000円と高価ですが、15年保証がついており、長く使い続けることができる製品なので、一生モノのステンレス製のクックウェアを探している方にお勧めの製品です。
気になる点として、蓋つきで1.92kgと非常に重くなっています。また、ステンレス製のフライパンは調理前に予熱を加えるなどの正しい使い方をしないと焦げ付いてしまうので要注意です。補助ハンドルもあり、重たい本体を持ち上げやすくなっていますが、取っ手が細いつくりになっているため、持ち上げる際にやや持ちづらいかもしれません。
◯良い点
丈夫で長く使える
熱伝導率・保温性が高い
健康に良い無水調理ができる
✕気になる点
かなり重い(1.92kg)
高価(約11,000円)
正しく使わないと焦げ付く
WMF(ヴェーエムエフ)の「フライパン 24cm プロフィレジスト」は、ステンレス+アルミニウムの合金製で、ステンレスの頑丈さと保温性の高さ、アルミニウムの熱伝導率の高さを併せ持ったフライパンです。
フライパンの内側にはフッ素樹脂加工が施されており、食材がくっつきにくく、焦げ付きにくくなっています。このコーティングはテフロンを開発したデュポン社の手掛けるコーティングの中でも強度の高い「テフロンプラチナムコーティング」なので、加工が長持ちしますよ。
更に、このコーティングの上に蜂の巣のようなハニカムの形のステンレスの加工が施されています。この加工によってテフロンのコーティングが剥がれにくくなっており、コーティングフライパンでは基本的に使うことのできない金属製のヘラやお玉も使うことができます。また、お肉を焼く際はこのハニカム型の加工によってお肉にきれいな焼き目をつけることができ、余分な油を落とすことができるので、お肉を焼くのにとても適しています。
気になる点として、ステンレス合金製の本体と特殊な加工によって1.24kgとなかなかの重量となっているので、フライパンを持ち上げる際には重たく感じるでしょう。コーティングも頑丈とはいえ、数年のうちに劣化して食材がくっつきやすくなります。また、値段も約19,000円と、非常に高くなっています。
◯良い点
熱伝導率・保温性が高い
焦げ付きにくく、お手入れ簡単
丈夫でコーティングが長持ち
お肉が美味しく焼ける
✕気になる点
重い(約1.24kg)
高価(約19,000円)
コーティングに寿命あり
vita craft(ビタクラフト)の「フライパン深型 23.5cm スーパーセラミック」は、アルミ+ステンレスを5層に重ねた合金製で、熱伝導率・保温性ともに優れ、とても頑丈なフライパンです。深さ5.7cmと深めなので、炒め物の際に食材が飛び散りにくく、揚げ物の際に油が跳ねてコンロを汚しにくいでしょう。
フライパン内側には安全性の高いセラミックのコーティングが施されています。ビタクラフト社独自のセラミック加工「スペシャルマジックコート」は非常に硬く、磨耗に強い素材のため丈夫で長持ちします。セラミックには遠赤外線効果があるので、食材に熱を均一に伝え、熱ムラがなく仕上がります。また、食材にしっかり焼き目を付けても焦げ付きにくく、お手入れも簡単です。
ステンレスならではの、シルバーのピカピカとした見た目と、ビタクラフト特有の丸みのある形状は、スタイリッシュかつかわいらしさのあるデザインになっています。
気になる点として、ステンレス製で高性能なコーティングが施されていることもあり、約15,000円とかなり高価な製品です。セラミック加工にも寿命があるので、数年のうちに劣化が進み、焦げ付きやすくなります。また、フライパンが23.5cmとやや小さめなので少ない油で調理できる一方、一度に揚げられる数は多くないでしょう。
◯良い点…
熱伝導率・保温性が高い、
健康に良い無水調理ができる
安全性の高いセラミックコーティング
便利な深型
✕気になる点
高価(約15,000円)
コーティングに寿命あり
サイズ展開が乏しく、小さめ
ZWILLING(ツヴィリング )の「ネロ フライパン24cm ブラックコーティング」は、ステンレス製では他に類を見ない、黒光りするマニッシュで洗練されたデザインがとてもおしゃれなステンレス合金製のフライパンです。キッチンに出しっぱなしにしていてもまるでインテリアのような目を引く存在感です。
フライパン本体はアルミ+ステンレスを3層に重ねた合金製で、アルミニウムとステンレスの両方の利点を持つので熱伝導率・保温性ともに優れ、とても頑丈です。見た目のおしゃれさのみならず、フライパンの厚さもしっかりあるので、料理にムラなくじっくりと火を通すことができ、料理の出来も高いクオリティーが期待できます。
フライパン内側にくっつきにくくするためのコーティングがされていないので、コーティングの劣化の心配がなく、数年で劣化して使いにくくなるということはありません。簡単なお手入れを続ければ長く使い続けることができますよ。
気になる点として、重さが1.44kgとやや重めになっています。また、ステンレス製のフライパンは加熱等の準備を正しく行わないと食材が焦げ付いてしまうので要注意です。また、外側の黒い見た目は塗装によるものなので、傷や経年劣化ではがれてしまう可能性があります。
◯良い点
丈夫、長く使える
洗練されたデザイン
保温性が高い
✕気になる点
重い(1.6kg)
やや高価(約10,000円)
正しく使わないと焦げ付く
外側の塗装が劣化する恐れあり
fissler(フィスラー)の「オリジナルプロフィコレクション24cm」は、アルミ+ステンレスの合金製で熱伝導率・保温性ともに優れており、とても頑丈で、その高性能さから世界中のプロの料理人に愛用されています。見た目もシルバーのスタイリッシュなデザインがとても上品ですよ。
このフライパン一番の特徴は、1951年にフィスラーが開発した独自の「ノボグリル」というフライパン内側の表面上の凹凸です。お肉を焼く際には素材の脂が出やすく、凹部分に食材の脂分がたまります。たまった脂で焼き上げることができるので、少しの油で表面はカリっと中はジューシーに調理ができます。お肉を焼いた後には焦げ付きを生かして香ばしいソースを作ることもでき、料理好きの方にぴったりですよ。
ステンレス製なので鉄フライパンのような油をならす面倒なお手入れはなく、使用後に洗うだけの簡単なお手入れを続ければ長く使い続けることができます。ただし、調理前に正しく加熱しないと食材がくっついて焦げ付いてしまうので注意が必要です。
気になる点として、値段が約29,000円と、かなり高価です。ただし、フライパン内側にフッ素樹脂等の加工がされていないので数年で劣化して使いにくくなるということはありません。また、ステンレス製なのでとても丈夫ですが、1.1kgとやや重たくなっています。
◯良い点
丈夫で長く使える
熱伝導率・保温性が高い
お肉が美味しく焼ける
✕気になる点
重い(1.1kg)
高価(約29,000円)
正しく使わないと焦げ付く
ZWILLING(ツヴィリング)の「ピコ フライパン 16cm」は、頑丈さと美しいシルバーの見た目が特徴的なステンレス製のフライパンです。ステンレスは保温性に優れるものの、熱伝導率が低く、温まりにくいのが難点ですが、この「ピコ フライパン 16cm」は底面にアルミニウムが使用されているので、熱伝導率にも優れています。丸みのある形状と取っ手がスタイリッシュかつかわいらしさのあるデザインになっています。
フライパン内側にはフッ素樹脂等のコーティングがされていませんが、調理前の加熱準備をしっかり行えば食材がくっつくことなく調理ができます。コーティング劣化の心配がないので、簡単なお手入れだけで長く使い続けることができます。万が一焦げ付いてしまってもスチールたわしでゴシゴシと汚れを落とすことができます。
16cmの小さめサイズなので、ステンレス製ながら重さも450gと軽く、初めてのステンレスフライパンとしてもおすすめです。ステンレス製の保温性の高さを生かしたソースやお菓子作りなどに最適のフライパンです。
気になる点として、ステンレスは調理に適した温度に加熱してから調理しないと焦げ付いてしまうので要注意です。また、取っ手もステンレス製なので、調理中に熱くなってしまうため、カバーなどで持つ必要があります。
◯良い点
丈夫で長く使える
熱伝導率・保温性に優れる
軽い(450g)
✕気になる点
正しく使わないと焦げ付く
取っ手が熱くなりやすい
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