顔のパーツによって肌がベタベタしてたりカサカサしていたり。クレンジング選びにお悩みの混同肌の方が多いかと思います。本記事では混同肌の方のクレンジング剤の選び方とおすすめ人気アイテムを紹介していきます。
混同肌とは、顔の部位によって上記の2つ以上の肌質が混在している肌のことを指します。Tゾーン(額と鼻筋)は脂性肌で頬は乾燥肌、という人が多いです。
肌質の種類は皮膚の皮脂量と水分量によって分類されます。「普通肌」「脂性肌(オイリー肌)」「乾性肌(乾燥肌)」「乾燥型脂性肌」の4種類に大別されます。
混合肌を乾燥型脂性肌と誤って認識している人も多いので注意しましょう。
普通肌(ノーマル肌)
皮脂量は普通〜少なめ、水分量は多め。水分と油分のバランスが比較的整っている肌。肌トラブルは少ないが、季節によりかさついたり脂っぽくなったりする。毛穴は比較的小さい。
脂性肌(オイリー肌)
皮脂量と水分量が多い。ニキビや吹き出物が出やすい肌。毛穴は比較的大きい。
乾性肌(乾燥肌・ドライスキン)
皮脂量と水分量が少ない。肌荒れしやすく、カサカサとしていて粉を吹いたように見えることも。毛穴は比較的小さい。
乾燥型脂性肌(インナードライ肌)
皮脂量は多いが水分量が少ない。ニキビや吹き出物が出やすく、皮脂が詰まりやすい肌。
クレンジングの目的は、メイクを落とすことです。どんな肌質の人でも、メイクをした日は、クレンジングでしっかりメイク汚れを落とすことが基本です。化粧水や美容液、乳液などのスキンケアの効果を高めるためにも、クレンジングで汚れをしっかり落とすことが重要です。
カバー力や密着度が高いファンデーションなどしっかりメイクの日は洗浄力の高いオイルやバーム、油性ジェルタイプを、下地にフェイスパウダーのみといった薄いメイクの日は洗浄力が穏やかなミルクやクリーム、水性ジェルタイプを使うようにしましょう。
肌の一部分が乾燥している混合肌の方でも、メイクをした日は洗浄力の高いクレンジング剤で、しっかりメイク汚れを落としましょう。保湿ケアは、クレンジング・洗顔後の化粧水や美容液、乳液などで行います。
メイクをしていない日でも肌の一部がオイリーな混合肌の方は、皮脂汚れを落とすために、洗浄力が高いクレンジング剤を使ってもよいでしょう。
また、アイメイク(マスカラ、アイライン、アイシャドウ)やリップメイクなどは、クレンジング前にポイントメイク専用のリムーバーの使用をおすすめします。色素沈着や落とし残しを防ぐことができます。混合肌の方におすすめのポイントメイクリムーバーは、この記事の後半でご紹介しています。
通常メイク用・薄いメイク用・ポイントメイク用の3つのクレンジング剤を使い分けるのが肌にとってベストといえます。
肌の一部分が乾燥している混合肌の人は、クレンジングの保湿成分に注目するとよいでしょう。
代表的な保湿成分には下記があります。
グリセリン
セラミド
アミノ酸
ヒアルロン酸
コラーゲン
スクワラン
ホホバ油
ワセリン
レシチン
スフィンゴ脂質
クレンジング剤によく使用される保湿成分は、グリセリンやスクワラン、ヒアルロン酸などです。
ただし、クレンジングの主目的はメイク汚れを取ることで保湿ではありません。保湿は化粧水や乳液などのスキンケアでしっかりと行うことを踏まえると、クレンジング剤の保湿成分にはそこまで神経質になる必要はないといえます。
混合肌の方に特に多い肌悩みは、ニキビや吹き出物、毛穴詰まり、かさつきなどです。
ニキビや吹き出物、毛穴の詰まりは、皮脂の分泌が多いことが原因で生じやすい肌トラブルですので、これらの肌悩みには、洗浄力が高めのクレンジング剤がおすすめです。顔の大部分のかさつきが気になる場合は、皮脂を取りすぎないために洗浄力がマイルドなクレンジング剤を選ぶとよいです。
洗浄力に加えて、肌悩みの改善に特化した成分が配合されていたり、技術が施されているとなおよいでしょう。例えば、ニキビや吹き出物には、ノンコメドジェニックのクレンジング剤がおすすめです。ノンコメドジェニックとは、ニキビの元となるコメドの形成に影響するといわれる不飽和脂肪酸や、ニキビの形成に影響を与えるアクネ菌による資化(栄養となり分解する)性が懸念される成分を極力使用せず、ニキビができにくいように処方された化粧品を指します。(ただし、ノンコメドジェニック製品でニキビができないと保証されたわけではありません)
また、毛穴詰まりには、スクラブ入りのクレンジング剤や、週1〜2回程度のスペシャルケアの導入がおすすめです。酵素洗顔やクレイパックなどは、毛穴の汚れを吸着し、毛穴を目立たなくする効果があります。
混合肌の方でも、皮脂分泌量がそこまで多くなく肌の大部分が乾燥する場合は、乾燥が原因で肌がピリピリしたり、赤みが出てしまうことがあります。そんな方にはオーガニックブランドや敏感肌向けブランドが合う場合があります。また、アルコールやパラベン、ラウリン酸などの刺激を感じやすい成分を避けるとよいでしょう。
シュウウエムラは、メイクアップアーティストの植村秀さんがハリウッドでの経験を活かし、欧米的な美と日本的な繊細さを追求した日本発のブランドです。個性美やアートに重きを置きながらも、高品質な商品を提供しています。
この商品は98%が自然由来成分です。クレンジング剤にも関わらずスキンケア成分が約75%も配合されています。また、商品名にもあるように8つの植物オイルが配合されています。その一つである日本産の椿オイル(カメリアオイル)は、人の皮膚と同じオレイン酸を豊富に含み、保湿力が高く、洗い上がりの肌の潤いをキープします。
マツエク対応、W洗顔不要、濡れた手で使用可能、スマッジプルーフメイク(お湯で落とせるメイク)です。
オイルには厚みがありしっとりとした使い心地です。潤いを感じる洗い上がりでなめらかな肌になります。
毛穴や皮脂が気になる方には、「フレッシュ クリア サクラ クレンジング オイル」がおすすめです。こちらの商品は、アルティム8∞ スブリムビューティクレンジングオイルよりもさっぱりとしたテクスチャーです。
Attenir(アテニア)は、ファンケルグループのブランドで、一流ブランドの品質を3分の1の価格で提供することをコンセプトにしています。商品開発・製造・販売を自社で行い、削減したコストを惜しみなく商品研究や品質向上に投資しています。
この商品は、肌ステインを洗い流すことで、くすみのない明るい肌を目指すという理念のもと企画・製造されています。配合されている珊瑚草オイルにはくすみの原因である肌ステインを分解する作用があります。
鉱物フリー、パラベンフリー、アルコールフリーです。また、アレルギーテスト済み*、ノンコメド処方*の商品です。
*全ての方にアレルギー、コメドが起きないというわけではありません。
マツエク対応、W洗顔不要、濡れた手で使用可能、ウォータープルーフメイク対応です。
今回ご紹介したクレンジングオイルの中では、最もとろみのある厚めのテクスチャーです。洗い上がりの肌はつっぱり感はありませんがさっぱりめです。柑橘系の香りで、特にレモングラスの香りが強く感じられます。
Melvita(メルヴィータ)は1983年にフランスで創業されたオーガニックコスメブランドです。自然由来成分を95%以上使用し、フランスで最初にオーガニックコスメ認証を受けたブランドです。
この商品は、自然由来成分100%(オーガニック由来成分42%)でできているクレンジングオイルです。オーガニック認証「ECOCERT」を取得しています。白ゆりオイルやヒマワリ種子油、ホホバ種子油などの美容成分が89%も配合されています。
マツエク非対応*、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフ対応です。
*使用されている接着剤については、施術店にご確認ください。
軽めでさらっとしたテクスチャーのオイルです。洗い上がりの肌はもちもちになります。やさしい白ゆり(リリー)の香りは他のクレンジングオイルにない特徴的な香りですが、リラックスできます。
クレンジング後は、同じブランドの「ネクターブラン ホイップウォッシュ」で洗顔を行いましょう。泡で出てくるタイプなので、泡立てる手間が省けます。
CLINIQUE(クリニーク)は、1968年に世界で初めて皮膚科学的見地から生まれたアメリカのブランドです。皮膚科医の問診からヒントを得て独自に開発された肌診断ツールを使用し、一人ひとりにあった商品を提供しています。
この商品は洗浄力が高く、落としづらい日焼け止めやしっかりメイクもするりとメイクオフできます。また、保湿成分(エモリエント作用)としてハイブリッドサフラワー油が配合されています。
パラベンフリー、フタル酸エステルフリー、香料フリー、ヴィーガンフレンドリーです。また、アレルギーテスト済み*です。
*全ての方にアレルギーが起きないというわけではありません。
マツエク非対応、W洗顔不要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。
手のひらで溶けるバームは、とろっと厚めのオイル状になります。皮脂やうるおいを取りすぎることはありませんが、さっぱりとした洗い上がりです。ほぼ無臭ですが、油特有の匂いがかすかにあります。
ポイントメイクには、同ブランド同ラインのポイントメイクリムーバーがおすすめです。
ELEMIS(エレメス)は、1990年にイギリスで誕生したスキンケアブランドです。贅沢な香りと至福のテクスチャー、目に見える効果を探求した製品は世界中の人々に支持され、1000以上のラグジュアリーホテルやスパでも採用されています。
この商品は、ELEMISの海藻と植物由来成分を配合したエイジングケアシリーズ「プロコラジェン」のクレンジングバームです。バームからオイル、そしてミルクへと変化するテクスチャーが、肌のうるおいを守りながらメイクはもちろん汗や皮脂をしっかり落とし、洗うたびにキメを整えてふっくらやわらかな肌へ導きます。
ローズとミモザのワックスに、エルダーベリーとスターフラワー、オプティメガオイルを配合しています。エルダーベリーはポリフェノールやビタミンA、ビタミンを豊富に含んでいて、肌の健康状態を向上します。スターフラワーオイルはガンマリノレン酸を含み、皮膚の代謝を助ける作用があります。オプティメガオイは地中海沿岸に生息する褐藻類から抽出したエキスで、肌の保湿をサポートします。
W洗顔不要、濡れた手で使用不可です。
なお、このクレンジングバームは、フェイスマスクとしてもご使用いただけます。
Eve Lom(イヴロム)は、チェコ・スロバキアのスキンケアブランドです。輝く肌の秘密は、完璧なクレンジングから始まるという信念のもと、30年にわたる試行錯誤の末に最初の製品であるオリジナルクレンジングバームが誕生しました。
この商品は、ファッション雑誌「VOGUE」が、世界一のクレンジングバームと紹介したこともある名品です。アロマオイルをブレンドした独自のバーム処方で、クレンジング・洗顔・保湿・トーンアップ・角質ケアができる1本5役のクレンジングバームです。ウォータープルーフのメイクなどの落としにくいメイクも肌を乾燥させることなく落とすことができます。
透明な皮膚を作ると言われるクローブオイルや、老廃物のを排出に役立つユーカリオイル、肌をやわらげて落ち着かせるエジプトのカモミールオイルなどの植物由来のオイル成分をふんだんに配合し、肌を清浄に整えるだけでなく肌に十分なうるおいを与え、理想的な肌へと導きます。
パラベンフリー、硫酸塩フリー、フタル酸エステルフリー、合成香料フリー、合成染料フリー、ベジタリアン、グルテンフリー、オート麦フリー、カーマインフリー、ヤシ油フリー、乳製品フリーで、皮膚科医テスト済み*です。
*全ての方に皮膚刺激やトラブルが起こらないというわけではありません。
W洗顔不要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。
クレンジング後は、同封されている専用のモスリンクロスで優しく拭き取って汚れを落とすか、ぬるま湯ですすぎましょう。クロスで拭き取る時は、極力摩擦が生じないよう注意してください。
THREE(スリー)は株式会社ACROが運営する日本のブランドです。心・体・肌のバランスに重きを置くホリスティックケアをコンセプトとし、美しさを総合的に引き出すことを目指してします。自然の恵みを活用し、環境に配慮した商品作りを行っています。
この商品は、原材料100%が天然由来(内12%は有機栽培)のクレンジング剤で、オーガニック認証「COSMOS」を取得しています。3種類の天然クレンジング成分(ブレンドオイル、アルガン殻、ホワイトクレイ)が配合されており、この1本でクレンジング・角質ケア・毛穴ケアができます。
W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。マツエクはグルーの種類により取れる可能性があるため、使用前に確認が必要です。
ジェルクレンジングの中では硬めのテクスチャーで、オイルクレンジングとジェルクレンジングの中間のような商品です。体温でオイル状に変化します。洗い上がりはもっちりとなめらかな肌になります。柑橘系の天然精油の香りです。
微粒のスクラブが含まれているので、強く擦らないようにしましょう。
同ブランドのポイントメイクには「バランシング ポイントメイクアップ リムーバー R」が、クレンジングの後の洗顔には、「バランシング フォーム R」があります。洗顔は泡で出てくるタイプなので、泡立てる手間が省けます。
Freshは、アメリカ・ボストン生まれのブランドです。日本にはまだ未上陸ですが、海外では人気の高いブランドです。世界中のナチュラル食品やコスメのセレクトショップとして始まったブランドでしたが、満足できる製品が見つからなかったため、自分たちでオリジナルの製品を作り始め、Freshが誕生しました。環境や人の害になる可能性があるといわれる数百種類の成分を使用せず、自然と科学の成分を組み合わせて効果の期待できる製品作りを行っています。
この商品は、Freshのベストセラー商品の一つで、クレンジングと洗顔の両方ができる洗顔料です。肌のpHバランスやうるおいを保ちながら、メイクや不純物を落とします。
アミノ酸を豊富に含み肌の弾力性を高める効果がある大豆プロテインや鎮静作用のあるキュウリエキス、肌バランスを整えるローズウォーターが配合されており、柔らかくトーンアップした肌に仕上げます。
W洗顔不要、濡れた手で使用可です。
目元にもお使いいただけます。
Cerave(セラヴィ)は、ニキビや湿疹、乾癬、乾燥肌など多くの皮膚疾患に共通する「皮膚のバリア機能低下」に着目し、2005年に誕生したアメリカのスキンケアブランドです。皮膚科医と共に開発した肌のバリア機能を回復させるスキンケア製品シリーズを提供しています。
この商品はミルクやジェルのようなテクスチャーで、肌本来の保護バリアを壊したり水分を奪うことなく肌の汚れやメイクを落とすことができる洗顔料です。
3種のセラミド、ヒアルロン酸を配合しています。セラミドは、皮膚組成の50%を占める脂質で、天然の皮膚バリアを形成し水分を閉じ込め、不純物を遮断します。この商品は、皮膚科医によって慎重に選ばれた人の肌に存在するセラミドと同じセラミドを独自にブレンドして配合しています。また、MVEデリバリーテクノロジーを採用し、セラミドをカプセル化して配合することで成分を効率よく届け、時間をかけてゆっくりと放出させ、使い終わった後も肌のバリア機能をサポートします。ヒアルロン酸は肌表面の保水力を高め、ハリと弾力を与えます。
ノンコメドジェニック処方*です。
*全ての方ににきびの元ができないというわけではありません。
W洗顔不要、濡れた手で使用可です。
ドランクエレファントは、2021年10月に日本に上陸したばかりのアメリカのスキンケアブランドです。
この商品は、クレンジングと洗顔の両方の機能を果たす洗顔料です。ココナッツベースの界面活性剤を含む植物性洗浄成分で、肌のバリア機能を守りながら、メイクアップ汚れや日焼け止め、不要な皮脂、大気汚染物質などを落とします。オメガ6とオメガ9を含むバージンマルラオイルやカンタロープエキスなどの抗酸化成分も配合されています。また、保湿成分としてグリセリンやイボメロン果実エキスが配合されており、洗顔後はやわらかい肌になります。
エッセンシャルオイルフリー、シリコンフリー、無香料、ヴィーガン、クルエルティフリーです。
ジェル状の洗顔料で、そのまま使用します。洗い流す前に少量の水を加えて泡立てます。
すべての肌タイプの方が使用できますが、特に脂性肌の方や敏感肌の方におすすめです。
よりしっかりメイクを落としたい方は、同ブランドのクレンジングバーム「スレイ メイクアップ メルティング バタークレンザー」がおすすめです。
オルビスは、美しさを引き出すというコンセプトをもとに、肌が持つ力を最大限に発揮できる、「水環境」を叶える、科学に裏打ちされた心地よさを提供するスキンケア商品が特徴のブランドです。
この商品は、クリームタイプのメイク落としで、メイク汚れだけに馴染む、セレクトクレンジング成分によって、潤いは奪わずにしっとりとした肌を保ちながらウォータープルーフメイクもするんと落とします。保湿成分ヒアルロン酸Na、ローマカミツレ花エキス、ローズマリー葉エキス、ラベンダー花水などのブレンドハーブ成分によって、潤って、スキンケアを受け入れやすい肌に整えます。
無香料、無着色、アルコールフリー、アレルギーテスト済み*、ノンコメドジェニックテスト済み**です。
*全ての方にアレルギーが起きないというわけではありません。
**全ての方にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。
マツエク対応、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。
厚みのあるテクスチャーのクリームがメイク汚れとなじむと、オイルのような形状に変化します。
クレンジング後の洗顔には、「オルビスユーウォッシュ」がおすすめです。
DECORTÉ(コスメデコルテ)は、株式会社コーセーが運営するブランドです。4つのラインが用意されており、この商品が属するAQ MELIORITY(ミリオリティ)は最高級ラインで、エイジングケアに特化しています。
この商品は夜用のクレンジングクリームで、メイク汚れはもちろんのこと、不要な角質や酸化した皮脂も落とします。紅富貴エキスや紫茶エキス、白檀エキスなどの保湿(エモリエント)成分が豊富に配合されています。
パラベンフリーです。
マツエク対応*、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク非対応です。
*一般的なシアノアクリレート系の接着剤に対応しています。使用されている接着剤については、施術店にご確認ください。
クリームは濃厚なテクスチャーです。肌にのせてもクリーム状のままで、メイク汚れとなじむとヨレて「モロモロ」とした状態に変化します。しっとりふっくらとした肌に洗い上がります。フローラル系の高級感のある香りです。肌になじむまでやや時間がかかり、かつ高価なため、週1回のスペシャルケアとして使用するのもおすすめです。
ポイントメイクは同ブランドの「アイ&リップ メイクアップ リムーバー」を使って落としましょう。クレンジング後は同ラインの「AQ ミリオリティ リペア フォーミングウォッシュ n」での洗顔をおすすめします。
First Aid Beauty(ファーストエイドビューティー)は、アメリカのスキンケアブランドです。日本には未上陸のブランドですが、海外では非常に人気が高いです。
First Aid Beautyの商品は、肌に優しいクリーンな成分のみで作られています。(合成香料やエタノールなどを含む1,300以上の成分を一切使用していません!)そのため、敏感肌の方でも安心して使用いただけます。また、100%クルエルティフリーのブランドで、PETA認証を獲得しています。
この商品だけでクレンジング+洗顔ができます。肌を柔らかく保ちながら、メイクや肌の汚れをしっかり落とします。植物性の抗酸化成分が配合されており、ダメージを受けた肌を整え、さらなる外部刺激から肌を守ります。肌に負担をかけないpHバランスが取れた処方で、肌荒れなどを軽減します。
この商品は、以下の成分を使用しておりません。
グルテン、ナッツ、オイル、大豆、アルコール、合成着色料、合成香料、ラノリン、ミネラルオイル、パラベン、ペトロラタム、フタル酸エステル、プロピレングリコール、硫酸塩、タルク、ホルムアルデヒド、オキシベンゾン、コールタール、ヒドロキノン、トリクロカルバン、エタノール、エチルアルコール
またこの商品は、ヴィーガン、クルエルティフリー、ナノフリー、皮膚科医テスト済みです。
W洗顔必要、濡れた手で使用不可です。
カバーマークは、ピアス株式会社が運営する日本のブランドです。元々ベースメイク(ファンデーション)に特化していましたが、ファンデーションをしっかり落とすクレンジング商品にも定評があります。
この商品は美容液成分(水と保湿成分)が89%配合されています。ヒアルロン酸の約2倍の保湿力を持つといわれる「MCキトサン」が配合されており、うるおいに満ちた洗い上がりの肌に導きます。独自の「アクアクレンジングゲル構造」により、クレンジング剤とメイク汚れとのなじみがよく、肌への負担が少なくメイクがオフできます。
アルコールフリー、合成香料フリー、着色料フリーです。
マツエク対応、W洗顔必要、濡れた手で使用可能、ウォータープルーフメイク対応*です。
*ウォータープルーフのメイクは落ちにくい場合があります。
ミルクはみずみずしいテクスチャーですが、肌になじませるとオイルのように変化します。洗い上がりは、さっぱりとした肌になります。香りは、オレンジやレモン、ベルガモットなどの9種類のエッセンシャルオイルをブレンドした爽やかな柑橘系です。
同ブランドの洗顔料には「ミネラルウォッシュ」があります。専用スポンジを使うと、濃厚で弾力のある泡を立てることができます。
チャントアチャームは、株式会社ネイチャーズウェイが運営する日本のオーガニックブランドです。100%自然成分*にこだわり、有機JAS認証の自社農場で育てたハーブを積極的に使用しています。パラベンやシリコン、合成ポリマー、紫外線吸収剤などの石油由来・化学成分は一切使用しません。
この商品は、天然由来成分のみで汚れを落とします。無農薬ハーブエキス(エキナセア、ゼニアオイ、セイヨウノコギリソウ)や北アルプスの温泉水、天然由来のアミノ酸が配合されています。
この商品も石油系界面活性剤フリー、鉱物油フリー、パラベンフリー、合成香料フリー、シリコンフリーです。
マツエク対応、W洗顔不要(クレンジングオイルでは珍しい!)、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。
軽めのミルク状が、肌になじませると透明のオイル状になります。洗い上がりの肌はうるおいがキープされ、しっとりとします。オーガニック商品のため、薄いメイク(下地とフェイスパウダーのみ)向きです。香りはほのかな天然のハーブの香りです。洗い上がりの肌のうるおいを守ってくれます。
*ISO16128-1で定義された自然成分、自然由来成分、鉱物由来成分のみを使用。
自然原料:植物や鉱物などから得て科学的処理など施していない原料のこと。
自然由来原料:植物や動物などから取り出した特定の物質や自然原料を科学的処理または生物学的処理をして得た原料のこと。半分以上が自然由来物質で構成されるもの。
鉱物由来原料:地球上に自然に存在する無機物質と同じものを化学合成によって得る原料で、自然鉱物原料と同じ化学組成を持っているもの。
Philosophyは、アメリカのスキンケアブランドです。スキンケア以外には、バス・ボディケアやフレグランスなども展開しています。
この商品では、クレンジングと洗顔の両方ができます。メドウフォーム種子油エキスが配合されており、肌の調子を整えうるおいを残しながら、毛穴の汚れまできれいに落とすことが可能です。皮膚が薄い目の周りも使える設計です。
パラベンフリー、フタル酸エステルフリー、ホルムアルデビトフリー、硫酸塩(ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム)フリーです。
W洗顔不要、濡れた手で使用可、ウォータープルーフメイク対応です。
ビオデルマは、1970年代から皮膚科学を取り入れ、研究してきました。その研究成果を踏まえて慎重に選んだ皮膚になじみの深い成分を使用することによって、デリケートな敏感肌にも使用できる商品を作り続けてきたブランドです。皮膚科学に関心の高いフランスでは、多くの皮膚科専門医がビオデルマ商品を処方しています。
この商品は、肌をしっとりと保つ拭き取り式のクレンジングウォーターで、敏感肌の方であっても負担にならずやさしくメイクを落とすことができます。保湿成分として、キュウリ果実エキスやビオデルマ独自のD.A.Fを含み、肌を穏やかに整え、やさしく保湿し潤った肌へ導きます。
エチルアルコールフリー、オイルフリー、パラベンフリー、無香料、無着色です。
弱酸性でパッチテスト済み*、ノンコメドジェニックテスト実施済み**で肌に優しい処方です。
* 全ての人に皮膚刺激が起きないないということではありません。
** 全ての方にコメド(ニキビのもと)が発生しないということではありません。
マツエク対応、W洗顔不要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。
リキッドタイプなので、水のようにさらさらとしたテクスチャーです。拭き取り後の肌はさっぱりとします。無香料ですが、かすかに原料臭がします。
オルビスは、美しさを引き出すというコンセプトをもとに、肌が持つ力を最大限に発揮できる、「水環境」を叶える、科学に裏打ちされた心地よさを提供するスキンケア商品が特徴のブランドです。
この商品は、メイク落ちと快適な洗い上がりを叶えるアクアクレンジング成分を採用した商品です。
美容液にも使われるヒアルロン酸やローズマリーエキスなどの保湿成分や、植物由来の消炎作用を持つグリチルリチン酸ジカリウムを含み、メイクオフ後と思えないみずみずしさと、ぬるつきのないさっぱりとした洗い上がりが特徴です。
オイルフリー、アルコールフリー、無香料、無着色です。アレルギーテスト済み*、ノンコメドジェニックテスト済み**です。
*全ての方にアレルギーが起きないというわけではありません。
**全ての方にニキビのもと(コメド)ができないというわけではありません。
マツエク対応***、W洗顔必要、濡れた手で使用可、ウォータープルーフメイク非対応です。
***一般的なシアノアクリレート系の接着剤に対応しています。使用されている接着剤については、施術店にご確認ください。
クレンジング後の洗顔には、「オルビスユーウォッシュ」がおすすめです。
Garnier(ガニエル)は1904年にフランスで創業されたブランドです。創業者アルフレッド・アムール・ガルニエが、天然植物成分からなるヘアローションの特許を世界で初めて取得したことがブランドの始まりです。ヘアケア製品やスキンケア商品などを販売しており、その中でもリキッドクレンジングはブランドの看板商品です。
このクレンジングは、1本でクレンジング、洗顔、保湿を果たす目的で作られました。保湿に特化したリキッドクレンジングで、ローズウォーターとグリセリンが配合されています。
極小の球状物質の「ミセル」が、磁石のように働き、皮脂やメイクなどの汚れを浮き上がらせ落とします。
オイルフリー、香料フリー、パラベンフリー、アルコールフリー、硫酸塩フリーです。また、この商品は動物由来の成分を一切使用していないヴィーガン製品です。
W洗顔不要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。
同ブランドには本商品の他にも美白や、脂性肌用などのラインが用意されています。
落ちづらいウォータープルーフメイクには青いボトルのリキッドクレンジングがおすすめです。
ラロッシュポゼはフランスのスキンケアブランドです。敏感肌のために皮膚科医の協力を得て商品が開発され、現在では世界で約9万人以上の皮膚科医がラロッシュポゼの商品を採用しています。
この商品は、敏感な目元や口元に使えるクレンジング剤です。目元の黒ずみの原因となるアイメイクの汚れを落とします。パラベンフリーで皮膚科学的テスト済み*です。
(*全ての人に肌トラブルが起きないわけではありません)の商品です。
マツエク非対応、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフメイク対応です。
軽めのテクスチャーです。洗浄力は高く、少ない摩擦でするりと落ちます。拭き取り後はさっぱりとした肌になります。香りは無香料です。
ポイントメイクを落とした後のクレンジングには、同ブランドの「ミセラークレンジング ウォーター」がおすすめです。
クレ・ド・ポー・ボーテは、独自の最新肌サイエンス研究から生まれた資生堂の最高級ブランドです。肌を構成する最小単位の「細胞」に半世紀にわたり着目し、細胞を生み出し、育み、満たすアプローチを採用しています。
この商品は、目元・口元用の弱酸性のクレンジング剤です。保湿成分としてアルガンオイルやヒアルロン酸が配合されているので、使うたびに目元や口元がしっとり整います。また、毛髪保護成分としてツバキオイルが配合されており、まつ毛のケアもできます。
アレルギーテスト済み*、ニキビのもとになりにくい処方**です。
*全ての人にアレルギーが起きないというわけではありません。
**全ての方にニキビができないというわけではありません。
マツエク対応***、W洗顔必要、濡れた手で使用不可、ウォータープルーフ対応です。
***一般的なシアノアクリレート系グルーに対応しています。
ややとろみのあるリキッドとオイルの中間あたりのテクスチャーです。しっとりとうるおいのある肌になります。天然ローズやランを彷彿とさせる上品な香りがします。
同ブランドのクレンジングには「クレームデマキアント」があります。
この商品は、オイルと水溶性成分の2層式ポイントメイク落としです。ウォータープルーフタイプのマスカラ等の濃いメイクを素早く優しく落とすことができます。
本品をコットンに染み込ませ、優しく目元や口元メイクを拭き取流用にして使用します。
無香料、アレルギーテスト済みです。
*全ての方にアレルギーが起きないというわけではありません。
同ブランドのクレンジングには、テイクザデイオフシリーズのクレンジングオイルやバームがおすすめです。
混合肌になってしまう原因には以下が考えられます。
遺伝
日焼け(紫外線UVB波で皮脂量が増加したというデータあり)
偏った食生活(脂っぽい食事、甘いものの摂りすぎ、栄養バランスの乱れなど)
誤ったスキンケア(クレンジングや洗顔のしすぎ、こすりすぎ、アイテムの使いすぎなど)
ストレス・自立神経の乱れ
ホルモンバランスの乱れ
肌が乾燥してしまう原因としては、以下が考えれます。
遺伝(生まれつき皮脂やセラミドなどの産出量が少ない)
加齢(代謝機能が衰え、水分保持能力が低下したり、セラミドや皮脂が減少する)
誤ったスキンケア(クレンジングや洗顔での洗いすぎにより皮脂やセラミドなどが奪われ乾燥を招く)
偏った食生活(保湿成分の材料となる食事を摂っていない)
空気の乾燥
食事などの生活習慣を見直すことで肌質を変えられる場合もあれば、遺伝的に肌質が決まっていて変えられない場合もあります。ただし、その肌質から生じる肌悩みはスキンケアで改善することができます。
メイクをしていないという点と、外の汚れがつかないという点を考慮すると、基本的に朝のクレンジングは必要ありません。就寝中にかいた汗や寝具のほこりなどの汚れは、洗顔料で落とすことができます。必要な皮脂を守るために、過度なクレンジングは避けましょう。ただし、混合肌の方で、皮脂で顔が過度にベタつく場合は、朝にクレンジングしてもよいでしょう。
皮脂腺が活発なTゾーンや顎などには、クレイパックや酵素洗顔、ピーリングなど、週1〜2回程度のスペシャルケアを行うことをおすすめします。皮脂を取り除くだけでなく、古い角質や毛穴汚れなどをしっかり落とすことが可能です。
かずのすけ, 白野実(2019)『美肌成分事典』主婦の友インフォス
上原恵理(2021)『医者が教える 人生が変わる美容大事典』KADOKAWA
永松麻美(2021)『正しい知識がわかる 美肌事典』高橋書店
すみしょう(2021)『最短で美肌になるために知っておきたい スキンケア大全』KADOKAWA
久光一誠(2021)『効果的な「組み合わせ」がわかる 化粧品成分事典』池田書店
川島眞, 川田暁, 神田吉弘, 世喜利彦, 能﨑章輔(2018)『美容の科学』じほう
宇山侊男, 岡部美代治, 久光一誠(2020)『化粧品成分ガイド 第7版』フレグランスジャーナル
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