ダンベルショルダープレスは、三角筋前部を鍛えるための代表的なエクササイズです。今回はダンベルショルダープレスのコツ及び実施方法をご紹介します。
ダンベルショルダープレスの語源は英語「dumbbell shoulder press」で、「ダンベルで肩を押す」を意味します。ダンベルの上げ下げを行うことで肩を鍛えるエクササイズです。
ダンベルショルダープレスは、肩の筋肉である三角筋を鍛えるための最も基本的な種目です。
三角筋は、
前部
中部
後部
からなりますが、ダンベルショルダープレスで鍛えることが期待できるのは三角筋の前部です。
一方、ダンベルショルダープレスは中部と後部の発達に必要ないものの、いずれの部位を鍛えるために高重量を扱う場合は、三角筋前部が発達していることが前提とされることが多いです。そのため、ダンベルショルダープレスは肩全体を鍛えるのに、非常に有効な種目と言えます。
ダンベルショルダープレスは、重量によって座って実施すべきか、立って実施すべきかを分けるのがベストですが、基本的には座るのがおすすめです。
ダンベルショルダープレスの動作自体は、立っても、座っても実施できますが、立って実施するとダンベルの重量を腰で支えることになります。このため、軽い重量の場合には腰にそこまで負担はかかりませんが、重い重量になってくると腰を痛める原因となります。その点、座って実施し、かつ背もたれがある場合には背もたれによりかかることができるため、腰への負担を減らすことが期待できます。
一方で、以上を言い換えると、立って実施することで体幹を鍛えることができるという見方もできます。ただし、やはり怪我をするリスクが高いのと、ダンベルを立った状態でダンベルショルダープレスのセット位置まで持ってくるのはかなり大変な動作となります。
そのため、特に理由がない場合には、ダンベルショルダープレスは座って実施するのがおすすめです。
ダンベルショルダープレスでは、三角筋前部をメインに鍛え、副次的に大胸筋上部、上腕三頭筋を鍛えることが期待できます。
三角筋前部とは、肩の前部についている筋肉、つまり、大胸筋上部の上側に位置する筋肉です。三角筋前部が発達していると、大胸筋との区別がはっきりとし、これにより肩がより丸みを帯びて見えることに繋がります。
大胸筋上部は、大胸筋の上部 (上側1/3)に該当する部位です。大胸筋上部は、腕を肩よりも上に上げる動作、すなわち、屈曲動作を行う際に稼働される部位です。このため、腕を肩よりも上に上げる動作であるインクライン系の種目を実施することで効率良く鍛えることができます。
上腕三頭筋は、上腕の後ろ側についている筋肉です。上腕三頭筋は、外側頭、長頭、内側頭からなります。外側頭は上腕三頭筋の外側の筋肉であり、長頭は上腕三頭筋の内側の筋肉であり、これらの内側に内側頭があります。内側頭と外側頭を合わせて短頭ということもあります。
ダンベルショルダープレスは、三角筋前部のエクササイズですが、三角筋全体の「強さ」を決める上で重要な役割を果たしています。この「強さ」とは、どれだけ重量を扱えるかであり、基本的には正しいフォームで扱うことができる重量が増大するほど筋肉の成長は促進されます。
その中で、ショルダープレスは三角筋前部、中部、後部を含めて、三角筋の最も基本的なエクササイズであり、肩の「強さ」を改善するためにはショルダープレスを実施する必要があります。そのため、三角筋前部に限らず、肩を「強く」したい場合にはショルダープレスをまずは実施するようにしましょう。
三角筋は発達していると外見から非常に分かりやすいのが特徴です。三角筋の中でも三角筋中部がその効果が大きいとされていますが、三角筋前部も鍛えることが身体の見栄えの改善が可能です。
具体的には、正面から見たときの肩の逞しさを決定付けているのは三角筋前部であり、特に男性の場合には正面から見たときの見栄えを改善するという上でぜひとも鍛えたい筋肉です。また、三角筋前部が十分に発達していると大胸筋との境目がはっきりするようになり、より逞しい身体を実現することを期待できます。
肩もしくは首が凝っているというのは、基本的には何かしらの原因で首から肩にかけての筋肉がこわばっている状態と言えます。筋肉がこわばると、血管を圧迫するため、血流が悪化させるのと同時に、リンパの流れを悪化させます。血流及びリンパの流れは、疲労物質を流す作用があるため、血流が悪化した状態だとこの疲労物質が蓄積し、「肩、首が重い、だるい」といった症状を引き起こしてしまいます。
肩の筋肉である三角筋を鍛えることで、肩周りの血流及びリンパの流れを改善することが期待できます。これにより、廃物が流れるようになることで、血管を圧迫しなくなり、これにより肩こり、首こりの改善を期待できます。
三角筋は身体の中で非常に大きな筋肉であり、大胸筋上部、上腕三頭筋を加えることで身体の中でも非常に大きな割合を占める筋肉になります。
そのため、代謝を改善するための筋肉というと、脚の筋肉である大腿四頭筋、お尻の筋肉である大臀筋、背中の筋肉である広背筋等が非常に有名ですが、ダンベルショルダープレスで鍛えることができる三角筋、大胸筋上部、上腕三頭筋を鍛える効果も非常に大きいと言えます。
「姿勢が悪い」というのは、腰が曲がりすぎた「猫背」、または腰が反りすぎた「反り腰」が挙げられます。一般的に、猫背は、長時間下を向いたりすることで発生するため、デスクワークが多い方やスマホの使用が多い方が患う可能性が高いです。
一方、反り腰は、猫背を無意識に治そうとして背中を反ることで発生すると考えられています。このため、そもそも猫背が原因で反り腰が発生していることが多く、姿勢の改善を行うためには、まず猫背の改善を行う必要があります。
猫背の原因の一つとして、巻き肩が挙げられます。巻き肩は、三角筋及び大胸筋が凝り固まっている状態であり、胸を張る動作が実施困難になっている状態です。そのため、三角筋、大胸筋を鍛えることで、肩及び大胸筋周りの血流を改善することにより、胸を張りやすい状態を作り、これにより猫背の改善効果を期待できます。
筋トレ初心者のダンベルショルダープレスの目安の重量は片手で5〜10 kg程度です (自身の体重にもよります)。
ダンベルショルダープレスは、初心者でもある程度の重量を扱いやすい種目です。ただし、フォームをしっかりと身につけるという意味で、筋トレ初心者の方は、片手で5〜10 kg程度のやや軽い重量でフォームをしっかりと確認しながら実施しましょう。
ダンベルショルダープレスに少し慣れた方のダンベルショルダープレスの目安の重量は片手で10〜15 kg程度です(自身の体重にもよります)。
ダンベルショルダープレスは、少し慣れるだけで比較的重量を扱うことができますが、少し慣れた場合でもむしろフォームをしっかり意識するという意味で、やや軽い重量で行うようにしましょう。以上では10〜15kgを挙げましたが、この重量はあくまでも目安であり、前述したように実際には自身の筋肉量に合わせてダンベルショルダープレスを12〜15回実施できる重量を選択するようにしましょう。
筋トレ上級者のダンベルショルダープレスの目安の重量は片手で45 kg以上です(自身の体重にもよります)。
筋トレ上級者をどのように定義するかで変わってきますが、一般的に、ダンベルショルダープレスで片手45 kg以上を正確な可動域の中で実施できれば比較的筋トレ上級者であると言えます。ただし、これはあくまでも「正確な可動域」での重量であり、可動域が小さい場合にはより高重量を扱うこともできますが、エクササイズ効率は高くないため、しっかりと可動域を設定しましょう。
筋トレ初心者の場合、ダンベルショルダープレスは12〜15回を3セット実施します。
ダンベルショルダープレスは、比較的重量を扱い易い種目であり、エクササイズ強度も標準的な種目です。そのため、回数としては、一般的な筋トレで標準的な回数とされている12〜15回を3セット実施できるような重量を設定して行うようにしましょう。
ダンベルショルダープレスに少し慣れた方の場合、ダンベルショルダープレスは、ウォーミングアップのセット、仕上げのセットを追加して5セット実施します。
ダンベルショルダープレスに少し慣れた方の場合、まず、ウォーミングアップのセットを追加します。ウォーミングアップのセットは、15〜18回を実施できる重量設定にします。次に、仕上げのセットを追加します。仕上げのセットでは、本番の3セットに対して少しだけ重量を減らして15回きっちりとできる重量設定をするようにしましょう。
筋トレ上級者の場合、前述したやり方に加えて、アセンディング法、スーパーセット等を実施するようにします。
アセンディング法とは、別名ピラミッドセットと呼ばれる方法です。Max重量の50%で12回程度、Max重量の60%で10回程度、Max重量の70%で8回程度、Max重量の80%で6回程度、Max重量の85%で4回程度と徐々に重量を増やしていきながら、それに伴って実施回数を減らすやり方です。怪我を防止しながら高強度のトレーニングを実施できるため、おすすめの方法です。
スーパーセットとは、2種類の種目をインターバルなしで実施する方法です(3種目実施する場合にはトライセット、5種目以上実施する場合にはジャイアントセットと呼ばれます)。スーパーセットの種目の設定方法は様々であり、例えばダンベルショルダープレスと一緒に実施するならばダンベルフロントレイズ、サイドレイズ、ダンベルリアレイズなどを実施するのがおすすめです。回数設定に厳密な指定はありませんが、基本的には両種目とも12〜15回実施できるようにしましょう。
IVANKO(イヴァンコ)のクロームダンベルは、トレーニングジムにも置いてある非常に本格的なダンベルです。
ダンベルの種類としては固定式です。
イヴァンコは、プレートやダンベルのメーカーとして非常に有名であり、高品質の製品を販売しています。そのため、値段は少々張りますが、表面が錆びにくく長く使えることから長期的な投資と考えれば、そこまで高くはないかと思います。
また、表面にクロームがメッキされていることから外見も美しく、自宅に置いておいてもあまり不自然ではありません。ただし、本格的にトレーニングを行うためには複数種類のダンベルを揃える必要があるという点はデメリットです。
FLEXBELL(フレックスベル)のアジャスタダンベルは、可変式のダンベルとしては非常に一般的な製品です。
ダンベルの種類は可変式です。
本製品はダンベル1つで重さをダンベルの使用範囲内なら即座に切り替えることができるというものです。可変式ダンベルのブランドの中で、FLEXBELLの製品は比較的有名であり、品質も安定しています。
1つのダンベルで、複数の重さを設定できることからダンベルとしては値段が少々高めではありますが、複数のダンベルを何個も買うことと比較すればお得です。ただし、見た目は少々ゴツいため、自宅に置くのが少々憚られるというのはデメリットです。
PROIRONのダンベルはスポーツクラブでよく見る製品です。
ダンベルの種類は固定式です。
本製品の特徴ですが、ダンベルがラバーで覆われているため、フローリングの上にうっかり落としてしまっても床が傷つきにくいというメリットがあります。値段も上の2つの製品と比較して非常に良心的な料金設定であり、ダンベルを使ってみたいという方にオススメできる製品になります。
ただし、ラバー部分は使っていると切れて見栄えが悪くなるため、そこはデメリットです。そうなった場合には新しい物を購入するようにしましょう。
ダンベルショルダープレスを安全かつ効果的に実施するためには、ダンベルの角度(軌跡)の設定は非常に重要です。
ショルダープレスをマシンで実施する場合には、マシンのハンドルの軌道は床に対して垂直の状態で中央に寄せるような軌道をするマシンが多いです。しかし、これはマシンだからこそ負荷が抜けにくいのであって、フリーウェイトであるダンベルショルダープレスで実施した場合には、高確率で負荷が逃げるNGフォームとなります。
そのため、ダンベルショルダープレスでは、肘を床に対して垂直に設定し、この状態でダンベルを垂直に上下させて実施するのがオススメです。肘が前に入る、もしくは、肩が前に入ることで、肘の角度が床に対して垂直でなくなると怪我の原因となるため注意しましょう。
肩甲骨は寄せることで大胸筋がしっかりと張った状態になります。このため、例えば、ベンチプレスやダンベルチェストプレスでは、大胸筋を稼働させるための必須テクニックと言えますが、ダンベルショルダープレスでは基本的には逆効果です(高重量を扱う場合は、ダンベルショルダープレスでも力を出し切るために肩甲骨を寄せることがあります)。
ダンベルショルダープレスは、あくまでも三角筋を鍛える筋肉であることから、肩甲骨を寄せることで大胸筋上部に刺激を入れてしまわないように注意する必要があります。これとは逆に、前述したダンベルチェストプレスやベンチプレスのような大胸筋の種目では、肩甲骨を寄せないと三角筋に刺激が入り、肩を痛める原因となるため注意しましょう。
ダンベルショルダープレスでは、他の種目と同様に、負荷が入っている可動域の中で実施することが重要です。ダンベルショルダープレスにおいて、可動域を完全に設定しようとした場合には、ダンベルの重りの部分が肩についた状態から、肘が伸ばし切る部分まで上げ切る必要があります。
しかし、肘が伸び切ってしまうと、ダンベルの重さを肘で支えることになり、肩に刺激が入り難くなります。そのため、肘は伸ばし切らずに実施することが重要であり、トップポジションにおける肘の角度は約150度位に設定するようにしましょう。
ダンベルショルダープレスでは、他の種目と同様に、可動域をしっかりと設定することが重要です。特にダンベルショルダープレスで重量設定が重すぎると、ボトムポジションの設定が浅くなります。基本的に、ダンベルの中心軸が耳の横位にくる場所をボトムポジションに設定する必要があり、これは高重量を扱いすぎると設定することが困難になります。だからこそ、自身が扱いきれる重量で実施することが必要で、前述したように12-15回を3セットギリギリできる重量設定にしましょう。
ダンベルショルダープレスでは、三角筋の他に、副次的にではありますが、体幹でも重量を支えています。このことから、体幹が曲がっていると高確率で腰を痛める原因となります。逆に、特に立って実施した場合ですが、ダンベルを支えようとするために、背中を思いっきり反ってダンベルを把持することで高確率で腰を痛めます。だからこそ、ダンベルショルダープレスでは背中全体を支えることができるアジャスタブルベンチ、もしくはユーテリティベンチ上で実施することがオススメであり、その際にも、背中を曲げないことを意識するようにしましょう。
ダンベルショルダープレスに限った話ではありませんが、鍛えている部位を意識することは非常に有効です。これは、筋トレ用語で「マインドマッスルコネクション」と呼ばれるテクニックであり、トレーニング中は鍛えている部位の動きを意識しながら実施するとエクササイズの効率が大きく向上します。このため、最初は難しいですが、三角筋前部の動きを鏡でチェックしながら、自身の実施している種目の中での三角筋前部の動きを意識するのがオススメです(トレーニング中上級者の動画を見ながら、それをイメージして実施するのも効果的です)。
ダンベルショルダープレスに限った話ではありませんが、トレーニング中の全ての動作は自身の管理下に置く必要があります。トレーニング中の動作を管理下に置くには、筋トレの動作のスピードをコントロールする必要があります。これは、もう少し噛み砕くと、トレーニングをしている最中に扱っているバーベル、ダンベル、マシンの重量の動きをコントロールすることになります。ここで、高重量を扱いすぎると、動作の際に動きをコントロールできなくなり、エクササイズ効率が低下することはもちろんですが、怪我の原因にもなります。
具体的に、動作のスピードは、教科書的には、重りが下がるときはゆっくり(「ネガティブ動作を意識する」とも表現されます)、重りが上がるときは素早く(「ポジティブ動作を意識する」とも表現されます)するということがあります (上級者になると、この限りではなく、全ての動作をゆっくりにするスロートレーニングや、スロートレーニングからさらにゆっくりにするスーパースロートレーニングなどのテクニックもあります)。重りを下げるときは、地球では重力が下方向に常に働いているため、その重力に争う様にゆっくり下げます。一方、重りを上げるときは重力とは逆向きの運動になるため、素早く上げます。
ネガティブ動作とポジティブ動作のうち、特に重要なのがネガティブ動作です。このネガティブ動作をしっかりと意識するだけで、どんなトレーニングでもトレーニングの質は劇的に改善します。
ダンベルショルダープレスに限った話ではありませんが、トレーニング中に呼吸方法を意識することでトレーニング効率の改善を期待できます。呼吸は、筋肉の伸展と収縮を促し、ダンベルショルダープレスでは、ダンベルを下ろすときに息を吸い、ダンベルを上げるときに息を吐くことを意識しましょう。
慣れないうちは、これが逆になってしまってもそこまで重篤な問題が発生するわけではありませんが、息を止めてトレーニングを行うということは絶対に避けましょう。息を止めてトレーニングを行うと、一時的に大きな力を発揮できるという考え方もあります。しかし、これはあくまでも重量を競うパワーリフティングやウェイトリフティングでの話です。トレーニングをして、身体を成長させようとした場合には、必ずしも重量を扱う必要がないことから、呼吸を止めるのではなく、呼吸をしっかり行うことが重要です。ここで、呼吸を止めて実施すると、最悪、血圧が急激に上昇し倒れてしまうというケースもあるため注意が必要です。
ダンベルフロントレイズは、ダンベルショルダープレスで鍛えることができる三角筋前部を鍛えることができるためです。
ダンベルフロントレイズは、より三角筋前部だけを鍛えることに特化したエクササイズであり、重量を扱うことはできませんが、上腕三頭筋や大胸筋に負荷が逃げることを抑制できます。実際に実施する場合には、ダンベルショルダープレスを先に実施し、その後にダンベルフロントレイズを実施することで三角筋前部をより効率的に鍛えることが期待できます。
フロントレイズは、特に初心者の場合には12〜15回を3セット実施します。
フロントレイズは、三角筋前部を伸展させて鍛えるエクササイズであることから、あまり重量を扱っていなくでも三角筋前部を怪我をする恐れがあります。そのため、基本的には、エクササイズ前にしっかりと肩回しなどを行うなどのストレッチを行なってから12〜15回を3セットを実施するようにしましょう。
高重量を扱いすぎない。
ダンベルを下ろしすぎない/上げすぎない。
上半身を煽らない。
肘を伸ばさない。
手首を掌屈。
サイドレイズは、ダンベルショルダープレスでは鍛えることが難しい三角筋中部を鍛えることが期待できるためです。
サイドレイズは、三角筋中部を鍛えることに特化したエクササイズです。ダンベルショルダープレスと比較した場合、エクササイズ強度はほぼ同様です。実際に実施する場合には、ダンベルショルダープレスを先に実施し、その後にサイドレイズを実施することで、三角筋をバランス良く鍛えることが期待できます。
サイドレイズは、まずは12〜15回を3セット実施します。
サイドレイズは、やり方にもよりますが基本的には比較的高重量を扱い難い種目です。ただし、サイドレイズはフォームが本当に重要であるため、やや軽めの重量で一般的な筋トレで標準的な回数とされている12〜15回を3セット実施できるような重量を設定して行うようにしましょう。
高重量を扱わない。
しっかり握る。
身体を煽りすぎない。
小指を上げるように。
「万歳」しない。
ダンベルリアレイズは、ダンベルショルダープレスでは鍛えることが難しい三角筋後部を鍛えることが期待できるためです。
ダンベルリアレイズは、三角筋後部を鍛えることに特化したエクササイズです。ダンベルショルダープレスと比較した場合、エクササイズ強度はほぼ同様です。実際に実施する場合には、ダンベルショルダープレスを先に実施し、その後にダンベルリアレイズを実施することで、三角筋をバランス良く鍛えることが期待できます。
ダンベルリアレイズは、12〜15回を3セット実施します。
ダンベルリアレイズは、いくつかやり方がありますが、基本的には可動域をしっかりと設定して丁寧に実施することが要求されるエクササイズです。12〜15回を3セット丁寧に実施するようにしましょう。
ボトムポジションでしっかりと三角筋後部が床と平行になるようにし、しっかりと伸展させる。
トップポジションで一瞬静止するとより負荷が高まる。
高重量で実施すると腰を痛め易いので注意が必要。
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