本記事では「美白」の定義、美白化粧水の詳しい選び方、おすすめの美白化粧水を解説します。人気アイテムだけではなく日本ではまだあまり知られていない海外ブランドも紹介します。
美白とは、メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを予防すること、できてしまったシミ・そばかすを薄くするという意味で使われる言葉です。
シミの元となるメラニンは、紫外線などの刺激により、表皮の基底層にある色素細胞「メラノサイト」内で生成されます。メラニン自体には、紫外線から肌を守る働きがあるため、必ずしも「メラニン=悪」というわけではありません。しかし、メラニンがターンオーバーで排出される以上に作られてしまうと、皮膚の表面に蓄積されてしまいシミとして残ってしまうのです。
また、シミができる原因は紫外線以外に、科学物質(レモン汁に入っている物質、ソラーレンなど)による光過敏症や、ホルモンバランスの崩れなどによってできる場合もあります。
美白とよく混同される言葉に「くすみ(取り)」があります。
くすみとは、簡単にいうと肌の透明感が一時的に低下している状態のことを指します。「くすみ」という言葉自体は医学用語ではありませんが、主に下記のような肌悩みがある場合に「くすみ」という言葉が使われることが多いです。
顔色が冴えない
肌全体に透明感・ツヤがない
肌のトーンが暗い
メイクのノリが悪い
なんとなく顔が老けて見える、疲れて見える
くすみは主に①血行不良、②角質肥厚、③メラニン色素の沈着、④肌の黄色化(糖化)、⑤皮膚表面の影、⑥ツヤの低下の6タイプにわけることができます。くすみのタイプに応じて対策が異なりますので、まずは自分のくすみのタイプを知ることが大切です。
③のメラニン色素の沈着とは、細かいシミが顔全体に広がってる状態です。そのため、美白をすれば(メラニンの生成を抑えれば)くすみが取れる場合があります。しかし、上述の通りくすみには他に理由がありますので、美白化粧品を使用したからといって、必ずしもくすみが取れるわけではありません。
「美白」という言葉から、美白化粧水を使えばシミが消える、肌が白くなると思っている方が多く見受けられます。しかし美白化粧水は、あくまでシミの予防や改善が目的であり、シミを完治させることではありません。シミを消したい場合は、スキンケアだけでなく、医療の力にも頼る必要があります。
また、「美白」という言葉は、漠然と広い意味で「肌全体を白くする」というニュアンスで使われることがあるのも現状です。美白化粧水でくすみや角質、糖化、色素沈着を改善し肌のトーンアップを図ることは可能ですが、肌の色が元の肌以上に白くなるわけではありません。
上述のとおり、シミの主な原因は紫外線です。スキンケアでしっかりと肌をケアすることも大切ですが、毎日の紫外線対策もとても重要です。
紫外線は夏だけでなく一年中降り注いでいますので、毎日の紫外線対策が欠かせません。また、紫外線はガラスを突き抜けて室内にまで届きますので、屋内外問わず紫外線対策を行う必要があります。
日焼け止めを毎日しっかりと塗布し、外出時は日傘やサングラス、帽子など紫外線対策グッズを活用し、極力紫外線を浴びない生活を心がけることで、シミを予防することが可能です。
すでにできてしまったシミを薄くしたり、シミを予防するためには、美白成分配合の化粧水を使用するのがおすすめです。ひとことで「美白成分」といっても、成分によってシミやメラニンへのアプローチが異なります。
美白成分は主に下記の4カテゴリーにわけることができます。
01 メラノサイトの活性化を抑制する成分
紫外線を浴びると、色素細胞のメラノサイトが、肌を守ろうとメラニンを生成します。この「メラニンをつくる」という指令をストップする作用がある成分です。紫外線をたくさん浴びてしまった時や、シミを予防する際におすすめの成分です。
カモミラET、トラネキサム酸
02 メラニンの生成を抑制する成分
メラニンをつくる成分である酵素「チロシナーゼ」の働きを抑え、過剰なメラニンの産生を抑制する作用のある成分です。シミを予防するのにおすすめの成分です。
ハイドロキノン、アルブチン、コウジ酸、ビタミンC誘導体、アゼライン酸、エラグ酸、プラセンタエキス、4−n−ブチルレゾルシン(ルシノール)、リノール酸S(リノレックS)、4−メトキシサリチル酸カリウム塩(4−MSK)、5,5’−ジプロピル−ビフェニル−2,2’−ジオール(マグノリグナン)
03 メラニンの移送を阻害する成分
メラニンのケラチノサイトへの移送をブロックする成分です。産生されたメラニンは、角化細胞のケラチノサイトに受け渡され、ターンオーバーにより皮膚の表面へと運ばれます。シミを予防するのにおすすめの成分です。
ニコチン酸アミド(d−メラノ、ナイアシンアミド)
04 メラニンを還元したり排出を促す成分
皮膚の表面に現れたメラニンは、ターンオーバーの流れによって最終的には垢となりはがれ落ちますが、ターンオーバーが乱れていると、皮膚の表面に残りシミとして蓄積されてしまいます。この蓄積されたメラニンの色素を薄くしたり、ターンオーバーを促進して排出を促すことが期待できる成分です。すでにできてしまったシミの悪化予防におすすめの成分です。
ビタミンC誘導体、ナイアシンアミド、レチノイド、AHA(グリコール酸、乳酸など)、プラセンタエキス、アデノシン一リン酸二ナトリウムOT(エナジーシグナルAMP)、デクスパンテノールW(PCE-DP)
例えば、既にできているシミへのアプローチと、シミの予防を同時に行いたい場合は、両方の作用がある成分(ビタミンC誘導体)などが配合された化粧水を使用するか、作用の異なる成分の併用(アルブチン + ナイアシンアミド など)が必要になります。化粧水を2種類使用するよりは、美容液や乳液など他のアイテムで異なる成分を補うのがよいでしょう。
ただし上述したとおり、スキンケアだけでシミを完全に無くすことはできません(化粧品はあくまで肌を健やかに保つことを目的としてるため)。完全にシミを消したい場合は、美容クリニックや皮膚科などでの施術が必要です。
保湿は、スキンケアの基本で、あらゆる人にとって大切です。肌を保湿することで、様々な肌トラブルを防ぐことができます。肌が乾燥していると、ターンオーバーが乱れ、メラニンの排出がスムーズにできずシミとして蓄積してしまいます。肌をしっかりと保湿することは、シミ対策にも繋がります。
保湿成分には、セラミド類やヒアルロン酸、コラーゲン、レチノール、ナイアシンアミド、アミノ酸、グリセリン、スクワラン、ワセリンなどがあります。
また、ブランド独自の保湿成分などもありますので、どの成分にどんな働きがあるのかを確認してみましょう。
<主な保湿成分の特徴>
セラミド類
角質層に存在するうるおい成分で、水分を挟み込む性質を持つ。動物型・ヒト型・疑似型があり、最近はなじみがよいヒト型が人気。
ヒアルロン酸
水分を抱えこむ性質を持つ。1gで2リットル以上の水分を抱えることができる。
コラーゲン
水分を抱えこむ性質を持つ。分子が大きいため角質層まで浸透しないが、肌表面に保護膜を作り肌を保湿したり保護することができる。
レチノール
ヒアルロン酸の産生を促進し、皮膚の水分量を増やすことができる。
アミノ酸
水分をつかむ性質を持つ。単体ではうるおいのキープ力は少なめだが、分子が小さいため浸透しやすい。
グリセリン
角質層の水分を保持する。水分を外部から取り込む働きもある。
スクワラン
水分の蒸散を防ぐことに優れている。
ワセリン
ワセリン自体には保湿成分はないが、肌に塗ることで油膜を張ることができ、水分の蒸散を防いだり、外部からの刺激から肌を保護することができる。
上記でご紹介した美白成分の中には、刺激を感じやすいものがあります。例えば、ハイドロキノンは、「皮膚の漂白剤」ともいわれるほど作用が強く、肌への刺激が出やすい成分です。他にも、美白成分の中には、美白効果への期待は高いが、肌への刺激性も高いものがあります。また、美白成分以外でも刺激となりうる成分(エタノール、香料、着色料など)が配合されている可能性もあります。初めて美白ケアを行う方や、乾燥肌・敏感肌など、肌への負担が気になる方は、作用が穏やかな美白成分を選んだり、使用頻度を少なくするなどの工夫をしてみましょう。
おすすめなのが、敏感肌向けブランドやオーガニックブランドなどの美白化粧水です。敏感肌向けブランドのスキンケアアイテムは、肌の刺激となりうる成分を極力除いて作られているものが多いです。配合されている美白成分の作用は穏やかな傾向がありますが、肌への負担は小さいといえます。また、オーガニックブランドもおすすめです。特にケミカルな成分で肌が荒れやすい方などは、植物が持つ力でシミにアプローチすることが可能です。
ただし、成分との相性は人によって異なりますので、一概に敏感肌向けブランドやオーガニックブランドがよいとは言い切れません。「敏感肌用だから安心」「オーガニックだから大丈夫」とは思わず、自分の肌にしっかりと合っているかどうかを確認しましょう。
化粧水は毎日使用するものですので、使い心地がよい化粧水であることも大切ですよね。例えば、ボトルの種類(ポンプ式・スプレー式など)や、香り、使用時間帯(朝用・夜用)、テクスチャーなどです。
特に香りやテクスチャーは、人によって大きく好みが分かれます。美白成分だけに注目するのではなく、使用感もしっかりとチェックし、自分にピッタリの美白化粧水を選びましょう。
POLA(ポーラ)は、スキンケアアイテムやメイクアップアイテムなど美容関連アイテムを展開しているブランドです。トータルエイジングケアに特化した「B.A.(ビーエー)」やシワに特化した「リンクルショットシリーズ」など、20以上のブランドを展開しています。
この商品は、POLAの美白ケアシリーズ「ホワイトショット」の医薬部外品の化粧水です。2019年に日本で10年ぶりに新承認された美白有効成分のPCE-DP(デクスパンテノールW)を配合しています。PCE-DP(デクスパンテノールW)は、メラニンの蓄積を抑制する作用やターンオーバーを促進する作用があります。そのため黒ずみやシミ、そばかす、色素沈着タイプのニキビ跡にアプローチすることが可能です。
無香料、無着色でアレルギーテスト済み*です。
* 全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません。
同ラインのスキンケアアイテムには、美容液や乳液、クリーム、日焼け止めなどもあります。化粧水と一緒に使うことで、効率的に美白ケアが可能です。
DIOR(ディオール)は、フランスのファッションデザイナー、クリスチャン・ディオールが創立したフランスを代表するクチュールメゾンとしてトップに君臨するブランドです。服装、コスメ、香水など幅広く展開しています。
この商品は、アジア人女性のために開発されたホワイトニングケア*ライン「ディオール スノー」の医薬部外品の化粧水です。最先端科学と、エーデルワイスエキス(整肌成分)を組み合わせることで、透明感のある肌へと導くトータルホワイトニングケア*が実現しました。メラニンを含む古い角質を優しくケアするナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)が配合されています。また、主要成分としてエーデルワイスエキスとアイスランディック グレイシャル ウォーターが配合されています。エーデルワイスエキスは、科学肥料や農薬を使用せず育てられ手摘みされたエーデルワイスの花から抽出されています。アイスランディック グレイシャル ウォーターは、アイスランドの岩盤石の岩盤を通りろ過された、極めて不純物の少ないミネラルウォーターでを使用しています。
*メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと
ワンランク上のホワイトニングケアには、「ディオール プレステージ」ラインの化粧水もおすすめです。
DECENCIA(ディセンシア)は、ポーラ・オルビスグループが展開する敏感肌用ブランドです。ディセンシアはポーラ・オルビスグループの敏感肌専門ブランドです。ディセンシアの製品はアルコール、香料、紫外線吸収剤不使用で、アレルギーテストや皮膚科医の立ち合いによる実施用モニターテストを経て、それらに合格した製品のみが販売されています。
この商品は、美白*シリーズ「サエル」の医薬部外品の化粧水です。肌の乾燥がシミやくすみなどを目立たせる大きな要因であることに着目し、乾燥など外的ダメージを受けやすい敏感肌にうるおいを与えて保護するだけではなく、シミ予防ケアやくすみケアをするディセンシア独自の美白ケア「ホワイトサイクルシステム」で、明るく透明感のある肌へ導いてくれます。美白有効成分としてアルブチンが配合されています。アルブチンには、メラニンの生成を抑え、シミをできにくくする作用があります。「皮膚の漂白剤」といわれるハイドロキノンと効果を持ちながらも、作用は穏やかなので、敏感肌の方でも安心してお使いいただけます。敏感肌の症状を改善する効果があるとされる有効成分グリチルリチン酸2Kも配合されています。また、ヒト型セラミドの働きにより、肌を潤いで満たします。
* メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐこと
合成香料フリー、無着色で、アレルギーテスト済み*です。
* 全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません。
同シリーズには、美容液やクリーム、化粧下地などもあります。美容液には、美白有効成分のビタミンC誘導体(アスコルビン酸2-グルコシド)が、クリームには美白有効成分のアルブチンが配合されています。
ITRIM(イトリン)は、「THREE」擁するACROが2018年に発表したラグジュアリーオーガニックスキンケアブランドです。製品の原料の土から使用部位、抽出方法にもこだわった、大人の日常ケアにぴったりのブランドです。
この商品は、大人のシミやくすみケアに特化したシリーズ「ルリホワイト」の医薬部外品の化粧水です。天然由来成分99%で作られたみずみずしいテクスチャーがスッと浸透して角層の状態を整え、やわらかく透明感のある肌へ導いてくれます。コンセプト成分として、美白*有効成分のコウジ酸や、ジャーマンカモミール油、ヘチマ水などが配合されています。コウジ酸は、日本古来の麹から生まれた成分で、メラニンの生成にかかわるチロシナーゼの活性を抑える作用があるといわれています。ジャーマンカモミール油には、肌をダメージから守るアズレンが配合されており、肌荒れを防ぐ作用があります。さらに、肌の透明感にアプローチするポンカンエキスと、肌を引き締め潤いで満たす効果があるオオバナサルスベリエキスを配合しています。
*メラニンの生成を抑え、しみ、そばかすを防ぐこと
同シリーズには、美容液や乳液、クリームがあります。全製品にコンセプト成分が配合されているので、心地よくライン使いができるブランドです。
DECORTÉ(コスメデコルテ)は、1970年に誕生した最高級の総合化粧品ブランドで、内面の充実と外見の自信、どちらも最高の状態へ導くことをコンセプトに掲げたブランドです。
この商品は、エイジング美白ケア*シリーズ「リフトディメンション」の医薬部外品の化粧水です。角層への浸透にすぐれた独自のデカバリーカプセルを採用しているので、みずみずしいハリを瞬時に与え、肌を暗く見せる乾燥によるくすみ・シミにアプローチすることができます。美白有効成分のコウジ酸が配合されています。エイジングケア成分として、肌に弾力を与えるエイジツエキス、オタニニンジン根エキス、コラーゲントリペプチド、ハリを出すシャルルドミルローズエキス(コスメデコルテオリジナル成分!)が配合されています。さらに、くすみの原因にアプローチし、明るくいきいきとした肌色印象へ導くノニ果汁とポンカンエキスを配合しています。
* 年齢に応じた美白のお手入れ、メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
よりしっとりした使用感がお好みの方は「リフトディメンション エバーブライト リプレニッシュ ローション ER」がおすすめです。また、同シリーズにはクレンジングや洗顔料、美容液、クリームなどがあるため、ライン使いがしやすいです。
ミキモトコスメティックは、ジュエリーブランド「ミキモト」の真珠研究から誕生したスキンケアブランドです。
この商品は保湿・美白ケア*シリーズ「パールブライト」の医薬部外品の化粧水です。豊かな潤いと美白成分をすみずみまで浸透させ、明るく透明感のある肌へ導きます。美白有効成分のアルブチンが配合されています。また、保湿成分として、真珠層から抽出されたアミノ酸「パールコンキオリン」と真珠を育むアコヤ貝から抽出された「パールコラーゲン」が配合されています。うるおいを与えるだけでなく、うるおいを守り環境の整った肌へと導きます。さらに、消炎効果で肌荒れを防いでくれる有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」も配合されています。
無香料、無着色、超純水使用、アレルギーテスト済み*です。
*全ての方にアレルギーが起こらないというわけではありません。
さっぱりタイプのⅠ、しっとりタイプのⅡがあります。肌の状態や季節などに応じて使い分けて使用するとよいです。
同シリーズには、クレンジングや洗顔料、パック、乳液、クリームなど一通りのスキンケアアイテムが揃っています。
アンプルールは、先端の美容皮膚研究を基礎元に開発されたドクターズコスメのブランドです。独自の厳密な測定基準の元、美容やバイオサイエンスなどさまざまな知識をもつ専門家たちが、英知を集結して開発したスキンケア商品を販売しています。
この商品は、美白ケア*シリーズ「ラグジュアリーホワイト」の化粧水です。新安定型ハイドロキノンやトリプルセラミドなどの美容成分を配合し、美白*はもちろん、うるおいとハリに満たされた肌へと導きます。新安定型ハイドロキノンは、不安で扱いにくい性質を持つ従来のハイドロキノンに、性質を安定させる成分を合成させてできたものです。ハイドロキノンは、イチゴやブルーベリーなどから採れる「肌の漂白剤」と呼ばれるスキンケア成分です。植物が紫外線を浴び発生した活性酸素により、酸化した細胞を元の状態に戻す働きがあるといわれています。新安定型ハイドロキノンの働きをさらにパワーアップさせる独自の「AOカプセル」には、速攻型ビタミンC誘導体やレスベラトロール、α-リポ酸、マキベリーエキスの4つの成分が配合されています。さらに、うるおいとハリで満たされた肌へ肌状態を底上げするトリプルセラミド、外的ストレスに働きかけ肌質を整える整肌成分のグリチルリチン酸2Kなども配合しています。
* メラニン生の生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
同ラインには、クレンジングや洗顔料、美容液、クリームなど、スキンケアアイテムが一通り揃っています。ライン使いしやすいブランドです。
Attenir(アテニア)は、ファンケルグループのブランドで、一流ブランドの品質を3分の1の価格で提供することをコンセプトにしています。商品開発・製造・販売を自社で行い、削減したコストを惜しみなく商品研究や品質向上に投資しています。
この商品は、美白*・エイジングケア**ライン「Dress snow(ドレススノー)」の医薬部外品の化粧水です。ドレススノーは、メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐとともに、シワ改善のケアもできるW効能のスキンケアラインです。30年以上にも渡る長年の研究から、シミとシワの共通の原因が「彷徨いメラニン」にあることに着目し、この彷徨いメラニンにアプローチすることで、美白とシワ改善が同時にできるスキンケアアイテムを開発したのです。主要成分として、推進性カテキンとナイアシンアミド、サーチュライザーS6r、タイプブレスDNが配合されています。緑茶から抽出された推進性カテキンには、肌のキメや透明感を整え、明るい肌へと導く作用が、ナイアシンアミドには、メラノサイトのメラニン生成を抑えシミを防ぐ美白効果と、コラーゲン産生を促すシワ改善効果があるといわれています。サーチュライザーS6rやタイプブレスDNには、肌にハリとツヤを与える作用があるといわれています。
*メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ
**年齢に応じたお手入れ
パラベンフリー、鉱物油フリー、無香料でアレルギーテスト済み***です。
***全ての方にアレルギーが起きないわけではありません。
同ラインには、乳液とクリームがあります。化粧水とクリームに関しては詰替用の販売もあるため、継続利用がしやすいです。
ドクターシーラボは、1995年に皮膚科医によって開発されたドクターズコスメです。
この商品は、高濃度高浸透のビタミンCが配合された化粧水です。毛穴やくすみ、ハリ、キメ、乾燥など肌悩みに深く、そして早く浸透するように、ビタミンCの濃度が史上最高濃度*で配合されています。また、美容成分としてナイアシンアミドやオリーブ果実エキス、PPG-20メチルグルコースが配合されており、肌のキメを整え、すこやかな状態へと導きます。
*歴代「シーラボ Vエッセンスローション」史上
鉱物油フリー、パラベンフリー、アルコールフリー、無香料、無着色でアレルギーテスト済み*です。
*全ての方にアレルギーが起きないというわけではありません。
同シリーズには洗顔料や保湿ジェルも用意されています。
アルビオンは、1956年に誕生した、先進の技術革新と本物思考で生み出された、独創的で高品質な化粧品の数々を展開するラグジュアリーな総合コスメブランドです。
この商品は、美白*とハリに特化したエイジングケア**シリーズ「アンフィネスホワイト」の医薬部外品の化粧水です。美白有効成分「ナイアシンアミド」が配合されています。ナイアシンアミドは、美白以外に肌荒れ防止や毛穴引き締め、シワ改善の作用がある万能な有効成分です。また、メラニン色素の合成を抑制する働きがあるといわれるグルタチオンも配合されています。パウダー状の保湿成分により、肌にうるおいを与えながら、サラッと整った肌に導きます。
* メラニンの生成を抑えて日やけによるシミ、ソバカスを防ぐこと
** 年齢に応じた肌のお手入れのこと
同シリーズには、クレンジングや洗顔料、美容液、乳液、クリーム、パックなどスキンケアアイテムが一式揃っています。美容液「ホワイトサージ ソリューション W」にも有効成分ナイアシンアミドが配合されており、シワ改善と美白対策の両方が可能です。
ゲランは、フランスのブランドです。フランス皇帝御用達の香水ブランドとして始まり、現在ではスキンケアやメイクアップも展開しています。
この商品は、ゲランのプレミアムスキンケアラインで、エイジングケア*とブライトニングケア**の両方ができる「オーキデ アンペリアル」の化粧水です。96%天然由来成分配合のベタつかないテクスチャーで肌にすっと浸透し、使うたびいきいきとした透明感溢れる肌へ導いてくれます。整肌成分として、オーキッド エッセンス ウォーターや天然PHAなどが配合されています。オーキッド エッセンス ウォーター(オーキッドエキス、ヒアルロン酸)には、優れた保湿効果があるといわれ、角層のすみずみまでうるおいを届けます。天然PHAには、メラニンを含む古い角質をやさしく除去し、キメが整った肌へ導く効果が期待できます。また、オーキッドブライトテクノロジーにより組み合わせられた貴重な蘭のエキスとペプチドが、乾燥などによるくすみの原因に働きかけます。
*年齢に応じたお手入れ
**メイクアップ効果による
同ラインには、美容液や日焼け止め、ファンデーションなどがあります。
スキンケアとは、端的にいってしまえば「肌を保湿すること」です。肌の保湿は「水分を補充し、油分でカバーする」のが基本です。油分は肌の上に油膜を張り、水分が逃げるのを防ぎます。
化粧水は肌に水分を補充するものなので、化粧水だけではスキンケアは不十分ということになります。化粧水の後は、油分を多く含む乳液やクリームなど必ず使用しましょう。
基本的なステップは、化粧水→乳液の順番です。水分を補給したあとに油分で膜を張って水分を閉じ込めます。ただし、商品の中には「先行乳液」といって、化粧水の前に使用するものもあります。例えば、スキンケアブランドのアルビオンはスキンケアの最初のステップに乳液を使用します。化粧水の使用方法については、ブランドの公式サイトなどで確認を行いましょう。
テレビCMや広告などで「肌の奥まで浸透!」などの文言を見聞きしたことがある人は多いのではないでしょうか?しかし、実際には化粧品は皮膚の一番外側の部分である「角層」までしか浸透しません。人間の皮膚には、外部からの侵入物を体内に取り込まないシステムが備わっているためです。バリア機能を持つ角質をしっかりと保湿し、いい状態に保つことが極めて重要です。
保湿が重要だからといって、化粧水を規定量以上に使用していませんか?化粧水はたくさん塗る方が肌に良いというわけではありません。角質に浸透できる水分量は決まっているので、肌に塗った分全てが浸透するというわけではないからです。一時的に肌に浸透したりプルプルになっている感覚があるかもしれませんが、すぐに蒸発するため、あまり意味がありません。
手とコットンにはどちらにもメリット・デメリットがあります。肌負担を考慮すると、基本的には手で化粧水をつけるのを推奨します。
肌への負担を考慮すると、手で直接つける方が良いですが、ムラができたり目元や鼻などの細かい箇所につけづらいというデメリットがあります。コットンを使用する方が、細かい部分まで均等につけることができますが、摩擦により肌負担が大きくなります。
いずれの方法でも注意すべきことは、摩擦やパッティング(肌を叩くこと)を避けることです。赤みや色素沈着、ハリやシミなどの肌トラブルを招く恐れがあるためです。
コットンを使用する際は、肌負担が少ないコットン(オーガニックなど)を選び、コットン全体がひたひたになるくらい化粧水をたっぷり使用し(その分コストがかかります)、過度の摩擦を避けましょう。
日本には四季があり、それぞれも季節によって気候が大きく変わります。気候により肌の状態は左右されやすいため、できれば季節ごとに化粧水を使い分けるのがよいでしょう。
例えば、乾燥しやすい秋冬には保湿効果が高い化粧水を、皮脂分泌が多くなりやすい春夏には皮脂分泌を抑える作用もある化粧水を使用するなど、肌の状態に合わせて異なるスキンケアを取り入れてみましょう。
ただし、一度開封した化粧水はできるだけ早く使い切る方がよいので、次のシーズンに持ち越さないよう、使い切れる容量を購入するようにしましょう。
年齢によって肌の状態は変わるので、使用する化粧水も変える必要があります。例えば、皮脂の分泌量は20〜30代をピークにどんどん減ってきます。
20代で使用していた化粧水では保湿が物足りなく感じるなど肌の変化を感じたら、化粧水を含むスキンケアを見直すべきタイミングといえます。
基本的には、朝晩で使い分ける必要はありません(朝・夜専用のものでない限り)。しかし、朝のメイクの前に油分が多い化粧水を使用すると、メイクのりが悪くなってしまいます。そのため、朝は油分の少ないもの、夜は油分が多いものなど、朝晩でスキンケアアイテムを使い分けるのもありです。
拭き取り化粧水とは、洗顔の代わりに、コットンに化粧水を付けて汚れを取り除いたり、古い角質を落とすものです。もともとはフランス発祥のスキンケアアイテムといわれています。フランスの水道水は硬水で、硬水に含まれるマグネシウムやカルシウムなどのミネラルにより肌が乾燥したり肌荒れの原因となるため、フランスなどのヨーロッパでは、クレンジングや洗顔などはコットンや布で拭き取るのが主流です。
日本の水質は軟水なので、わざわざ拭き取り化粧水を使う必要はありません。ただし、拭き取り化粧水で古い角質を落とし化粧水の浸透が高くなる効果があるので、スキンケアに取り入れるのはありです。使用時はコットンによる摩擦には十分注意しましょう。
かずのすけ, 白野実(2019)『美肌成分事典』主婦の友インフォス
上原恵理(2021)『医者が教える 人生が変わる美容大事典』KADOKAWA
永松麻美(2021)『正しい知識がわかる 美肌事典』高橋書店
すみしょう(2021)『最短で美肌になるために知っておきたい スキンケア大全』KADOKAWA
久光一誠(2021)『効果的な「組み合わせ」がわかる 化粧品成分事典』池田書店
川島眞, 川田暁, 神田吉弘, 世喜利彦, 能﨑章輔(2018)『美容の科学』じほう
宇山侊男, 岡部美代治, 久光一誠(2020)『化粧品成分ガイド 第7版』フレグランスジャーナル
小林智子(2022)『すっぴん肌が好きになる 肌トラブル大全』WAVE出版
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