本記事では、20代におすすめのメンズイヤリングを手掛けているブランドをイヤリングと同じく穴を開けずにつけられるイヤーカフを手掛けるブランドと合わせて紹介します。
イヤリングの基本知識について解説します。
イヤリングは、金属などの留め具を耳たぶに挟んで身に着けるアクセサリーのことです。ピアスのように耳たぶに穴(ピアスホール)を開ける必要がないため、気軽に身に着けることができ、若い世代の男性からも人気があります。
語源は耳飾りを意味する英語の「earring」が語源です。ただし、英語でのearringは耳飾り全般、特にピアスのことを指すため、日本語での「イヤリング」はいわゆる和製英語にあたり、海外ブランドの中にはイヤリングとしてピアスを販売していることもあるので注意が必要です。ちなみに、日本におけるイヤリングは、英語では「clip-on」、「ear clip」などといいます。
イヤリングの多くは金属製の留め具で耳たぶに固定する製品が多いですが、留め具にもいくつかの種類があります。留め具の種類については後述の項目で解説します。
近年では、これまで定番であったピアスやイヤリング、イヤーカフなどの耳飾りに加え、「ノンホールピアス」も人気を博しています。
ノンホールピアスはイヤリングと同じく、留め具を耳たぶに挟んで身に着けるアクセサリーです。イヤリングは金属製のゴツゴツとした見た目の留め具が用いられている製品が多いですが、ノンホールピアスは半透明の樹脂やシリコン、細い金属が留め具に用いられています。
留め具の部分が小さいので目立ちにくく、イヤリングよりも耳たぶが疲れにくいというメリットもあります。ただし、留め具合の調整ができない製品が多く、耳たぶの厚さによっては合わない製品がある、外れやすいといったデメリットがあります。
イヤリングの留め具の種類について詳しく解説します。付け外しのしやすさや耳たぶを挟む力の調整のしやすさ、見た目などの違いがあります。
ネジバネ式は、その名の通りネジとバネを組み合わせた、イヤリングでは定番の留め具です。ネジを巻いて留め具合を調整するので、自分の好きな強さに調節することができ、一度調節すればバネを開いて着脱することができるので、次回からは調節が不要になります。
しっかり固定する分外れにくいですが、耳たぶが痛くなりやすく、金属の留め具が重いので、つけていて疲れる、耳たぶに負担をかけやすいというデメリットがあります。なお、耳に当たる部分に装着する樹脂やシリコンのカバーを購入して装着することで、耳の痛みは軽減することができます。
留め具にチャームを掛けて、2wayで楽しめるイヤリングも多いです。
スクリュー式は、ネジバネ式のようなバネがなく、ネジだけで留めるタイプです。
ネジバネ式と違って着けるたびにいちいちネジを締め直して耳たぶに調節・固定する必要があり、付け外しが面倒なことから、現在は市場での流通数は多くありません。メリットを挙げるとすれば、バネがない分やや壊れにくい点が挙げられます。
こちらも留め具にチャームを掛けて、2wayで楽しめるイヤリングも多いです。
クリップ式は、いわゆるネジバネ式のネジのないタイプです。簡単に装着でき、それでいてしっかり留めることができるため、外れにくいので人気です。大ぶりで重たいモチーフのイヤリングでも外れにくいです。
クリップ式のデメリットとしては、調節できない分耳が痛くなりやすいという点が挙げられます。ただし、最近では微調整のできるソフトクリップ式の製品があるほか、ネジバネ式同様に樹脂やシリコンのカバーを購入して装着することで、耳の痛みは軽減することができます。
また、クリップ式に近いものでは輪っか状の形になった小さめの金属を広げて挟んで装着するフープ式もあります。付け心地は軽く、簡単に付け外しできますが、外れやすく、落として紛失しやすいのが難点です。
小さくて軽めのモチーフのイヤリングに多く、気軽にイヤリングを楽しみたい方には人気です。
フープピアスに似たエレガントなデザインのイヤリングで見かけるのがパイプ式です。太いパイプの中に細いパイプが通っており、バネをスライドさせて耳たぶに装着します。
着脱は簡単ですが、挟み具合を調節できないので、人によっては耳たぶが痛くなりやすかったり、外れやすかったりします。また、着脱を繰り返すうちにバネが伸びてしまって挟む力が弱くなり、外れやすくなることもあります。
マグネット式は、耳たぶをマグネットで挟んで留めるタイプです。ワンタッチで簡単に装着でき、留め具がないのですっきりしていて、まるでピアスのような見た目が人気です。
デメリットとしては、調節ができないために耳たぶの厚さやマグネットの磁力の違いによって耳たぶに痛みが出てしまいます。また、髪の毛や手が引っかかって取れやすく、失くしやすいです。
自分用やプレゼント用でも、様々な選び方ができます。
イヤリングを選ぶ際、一番大きいのは素材の違いでしょう。見た目はもちろん、素材次第で値段も大きく変わります。また、金属アレルギーがある場合にはその素材を避ける必要があります。
主に使われる素材には華やかな輝きを放つゴールド系、カジュアルな装いによく合って使いやすいものの、お手入れを怠ると劣化しやすいシルバー系、希少価値が高く値段が高いものの変色や錆びに強いプラチナなどがあります。
イヤリングのデザインは豊富で様々なデザインがありますが、モチーフの形や色合いで選ぶ方が多いです。
大きめのモチーフは存在感があり良く目立つため、身に着けた時に印象が大きく変わるので、モチーフのデザインはイヤリング選びでは一番大きな要素とも言えます。定番のリングや星形以外にも四つ葉のクローバーや馬蹄形、動植物、幾何学模様など様々なモチーフがあります。
真珠やダイヤモンド、宝石を用いたモチーフも人気です。カラフルな宝石や天然石のイヤリングなら、持っている服をイメージしつつ選ぶと良いでしょう。ネックレスとセットで買うのも人気です。
サイズも選ぶ際には重要なポイントになります。服装によってマッチするサイズがあるので、色々なサイズのイヤリングを持っていると便利です。
モチーフが小さければ控えめな演出となりますが、大きければ主張の強いエレガントな雰囲気になります。前者はオフィスやお出かけなどの普段使いに、後者はパーティーなどの華やかな場面で身に着けられることが多いです。
また、丸顔の方はバータイプなどの細長いモチーフが、面長顔の方は横に大きなモチーフのイヤリングが似合いやすいと言われます。
イヤリングは普段使い以外にも、パーティーや冠婚葬祭などの服装規定があるような場面で身に着けることも多いので、その場に合わせたイヤリング選びをすることが重要です。
イヤリングをプレゼント用に選ぶ場合、当たり前ですが自分の趣味を押し付けるのではなく、渡す相手の好みや年代を考えて選んでみましょう。
普段よく会う相手ならばさりげなく服装をチェックしてみましょう。華やかなものを好む方や、シンプルなものを好む方など、人の好みは様々です。過去に一緒に撮った写真などを振り返ってみても良いでしょう。
イヤリングをなかなか選ぶことが出来ないときは、価格から選ぶのも手です。イヤリングは膨大な種類がありますが、通販サイトなどで探す際は価格を絞るとぐっと探しやすくなります。
また、プレゼント用でも価格を考慮するのはとても大事なことです。友人などの知り合いに高価すぎるものを渡してしまうと相手が負担に感じてしまうかもしれません。過去にプレゼントを貰ったことのある相手ならば、同じ価格帯にするのがおすすめです。
信頼がおける有名ブランドから選ぶという方法もあります。ブランドによってデザインの特徴や価格帯があるので、好みのデザインや予算の限度がある場合には欲しいブランドを先に決めるとスムーズに決められます。
また、修理やクリーニングなどのアフターサービスもしっかりしているブランドであれば長く愛用することが出来ます。
まずはじめに、20代におすすめのメンズイヤリングを手掛けているジュエリー専門のブランドをイヤリングと同じく穴を開けずにつけられるイヤーカフを手掛けているブランドも合わせて紹介します。
LION HEART(ライオンハート)は、1996年に設立された日本のアクセサリーブランドで、主にメンズ向けのアクセサリーを提供しています。
比較的リーズナブルな価格帯と強さを感じるエッジの効いたデザインで若者を中心に幅広い支持を受けています。また、アーティストや芸能人とのコラボレーションアイテムを多く発表し、ファッションブランドとのコラボレーションアイテムも展開しており、多彩なアクセサリーがラインナップされています。
メンズピアスにおいては片耳での販売が多くなっています。価格の幅が広く、20代はもちろんのこと幅広い年齢層の男性に人気のブランドです。
M's collection(エムズコレクション)は、1987年に創立されたブランドで、福岡県に拠点を置く株式会社モーゲンデビッドが運営するアクセサリーブランドです。
シルバーアクセサリーを専門に扱っています。シンプルなデザインから少し厳ついハードなデザインまで様々なアイテムを取り扱っており、学生から大人まで幅広い支持を得ています。
ストリート系などのカジュアルファッションが好きな方にもおすすめです。
SYMPATHY OF SOUL(シンパシーオブソウル)は、日本のアクセサリーブランドです。
シンパシーオブソウルでは、「心と時代に共鳴するジュエリー」をブランドコンセプトに長く愛され続けられるアクセサリーを数多く手掛けています。
シンパシーオブソウルのアクセサリーはメディアに取り上げられることも多く、トレンドに敏感な男性からも高い人気を得ています。落ち着いたデザインが多いので、20代以降も使い続ける方が多くいらっしゃいます。
Dr MONROE(ドクターモンロー)は、1990年に誕生した日本のアクセサリーブランドです。
ドクターモンローは、シルバーアクセサリーを中心に手掛けているブランドで、ミニマルなデザインをベースにした様々なアイテムを販売しています。
デザインの幅は広く、メカニカルなものやアンティークなメンズピアスやイヤリングがあります。
AQUA SILVER(アクアシルバー)は、1993年に誕生した日本のシルバーアクセサリーブランドです。
渋谷のストリートから発想を得て作られるシルバーアクセサリーの数々は、様々なファッションスタイルやライフスタイルに合うバラエティーに富んだデザインになっています。
デザイン性の高さに加え高級感があり、若者を中心とする幅広い世代の男性を魅了しています。
KENBLOOD(ケンブラッド)は、山梨県を拠点にアクセサリーを製造・販売しているアクセサリーメーカーです。
ケンブラッドでは、オリジナルブランドも展開しています。デザイン性の高さはもちろんのこと、品質も高く、日本の技術力の高さが海外でも注目を集めています。
シンプルなデザインが多いため、大人世代の男性からも人気があるブランドの一つです。
DEAL DESIGN(ディールデザイン)は、2001年に誕生した日本のアクセサリーブランドです。
ディールデザインでは、シルバーアクセサリーやレザーブランドを中心に手掛けるブランドとしてスタートしました。「洗練されたロック」をブランドテーマに、スカルなどをモチーフにしたアクセサリーを幅広く手掛けています。
ディールデザインは人気バンド「the GazettE(ガゼット)」とコラボしたアイテムを販売したことにより、一気に若者から注目されるようになり、現代では幅広い年齢層の男性に人気のあるブランドの一つとなりました。
JAM HOME MADE(ジャム・ホーム・メイド)は、1998年に東京で設立されたブライダルリング、ジュエリー、アクセサリーを中心に企画・製造・販売を行うブランドです。
その名前は即興演奏を指す「JAM SESSION」の"JAM"に由来し、一つの空間の中で様々な音がシンクロしていく感覚を、人とモノの関係にも置き換える思いが根底にあります。
シンプルなデザインから、ディズニーキャラクターとのコラボ商品もあるなど様々なアイテムがあります。個性的なデザインが好みの20代男性にもおすすめです。
4℃ HOMME+(ヨンドシーオムプラス)は、株式会社エフ・ディ・シィ・プロダクツが手掛ける日本発のジュエリーブランド4℃(ヨンドシー)から誕生した新ラインです。
ヨンドシーオムプラスでは、ジェンダーレスなデザインのジュエリーを中心に手掛けており、ブランド名の「プラス」には、「時代やジェンダーを超えて着用する人に寄り添い、時代の一歩先を行く輝きを届けたい」という思いが込められています。
ヨンドシーオムプラスではメンズアクセサリーも豊富に手掛けており、男女兼用で使えるデザインのものも多く、お揃いでつけられるアイテムをお探しの方にぴったりです。
GARNI(ガルニ)は、1997年に誕生した日本のジュエリーブランドです。
ブランド名の「GARNI」は、「料理の付け合せ・飾り」という意味のある「GARNISH」に由来していて、身に着ける人を引き立てるアクセサリーを提供したいという思いが込められています。
ガルニでは「Diverse Conception(多様な発想)」をブランドコンセプトに、トレンドを取り入れた様々なデザインのアイテムを手掛けています。レディースからメンズまで様々なアイテムがあり、メンズピアスやイヤリングも人気アイテムの一つになっています。
続いて、20代におすすめのメンズイヤリングを手掛けているハイブランドを紹介します。
Gucci(グッチ)は、グッチオ・グッチ(Guccio Gucci)によって、1921年にイタリアのフィレンツェで設立されました。高品質な革製品、特に馬具や皮革製品を製造・販売から始まり、現在では、バッグ、靴、アパレル、サングラス、香水、時計、ジュエリーなど、取り扱う製品は幅広いラインナップとなっています。
ジュエリーのデザインにはクラシックな要素とモダンな要素が組み合わされており、ブランドの象徴である2つのGが重なったロゴがジュエリーにも取り入れられ、そのデザインはファッション愛好家にとって魅力的な選択肢となっています。
グッチでは、さりげなくグッチらしさを表現したデザインのイヤーカフなども手掛けています。
CELINE(「セリーヌ)は、セリーヌ・ヴィペンスティール(Céline Vipiana)によってフランスのパリで設立された高級ファッションブランドです。
最初は子供服専門店としてスタートしましたが、1960年代からは成人女性向けの服、バッグ、アクセサリーなども手掛けるようになり、高品質なレディースファッションブランドへと成長しました。
セリーヌが手掛ける製品はエレガントなデザインが多く、ジュエリーもゴールドを使用したきらびやかなデザインが特徴的です。
BALENCIAGA(バレンシアガ)は、クリストバル・バレンシアガ(Cristóbal Balenciaga)によって、1919年にスペインのサン・セバスティアンで設立された高級ファッションブランドです。その後、バレンシアガはフランスに拠点を移し、パリで国際的なファッションブランドとして成長しました。
バレンシアガの主要な製品には、アパレル、ハンドバッグ、靴、アクセサリーなどで、モダンでシンプルかつ斬新なデザインで、ストリートファッションの要素と高級感を組み合わせたスタイルが特徴的です。ジュエリーもブランドのファッションスタイルと調和するようなデザインが見られます。
SAINT LAURENT(サン・ローラン)は、フイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)によって1961年にフランス、パリのサン=ジャン=ド=リュズ地区に設立された高級ブランドです。サン・ローランはファッション業界に革命をもたらし、モダンな女性らしいスタイルを提供しました。
扱うアイテムはアパレルからアクセサリーまでファッション全般に亘りますが、特にタキシードジャケットが有名で、女性のファッションにも革新的な影響を与えました。デザインはシンプルでエレガントなデザインと、モダンなアートや文化、社会からの影響を融合させたもので、常にファッションの先駆けとして高く評価されています。
ジュエリーの特徴としては一般的にモダンでシックであり、エッジの効いたデザインが特徴です。洗練されたスタイルと高級感があり、男女問わず人気があります。
Fendi(フェンディ)は、アデーレとエドアルド・フェンディ(Adele and Edoardo Fendi)夫妻によって設立されたイタリア・ローマ発の高級ファッションブランドです。
高品質な毛皮と革を使った製品の専門店としてスタートし、現在では幅広いファッションアイテムを手掛けています。
手掛けるアイテムはエレガントさが際立つデザインが特徴で、ジュエリーもファッションアイテムに合わせやすいきらびやかなデザインが目を引きます。また、「F」を2つ組み合わせたブランドロゴモチーフも人気です。
VALENTINO(ヴァレンティノ)は、ヴァレンティノ・ガラヴァーニ(Valentino Garavani)によって1957年にイタリア・ローマで設立された高級ファッションブランドです。現在では世界100ヵ国で展開しており、「イタリアのファッションの王様」とも呼ばれます。
手掛けるファッションアイテムはエレガントさや、華やかな女性らしさが特徴的で、アクセサリーまで幅広く手掛けています。ジュエリーもゴールドやパールといったエレガントさが光る素材を使ったゴージャスなデザインです。
メンズ向けのアクセサリーにおいては、落ち着いたデザインも多く、普段使いしやすくなっています。
Dolce & Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)は、ドメニコ・ドルチェ(Domenico Dolce)とステファノ・ガッバーナ(Stefano Gabbana)によってイタリアのミラノで創業ファッションブランドです。
イタリアの伝統的なファッションとシチリアのカルチャーにインスパイアを受けたエレガンスさと情熱さを持つデザインが特徴的です。
アパレル、ハンドバッグ、靴、サングラス、香水がメインですが、ジュエリーも手掛けており、デザインはシンプルなものからビビッドなものまで様々です。ブランド名の頭文字である「D」と「G」のモチーフも人気です。
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