本記事では40代女性向けのイヤーカフを手掛けるブランドを紹介します。
まずはじめに、イヤーカフについて詳しく紹介します。
イヤーカフは、耳にひっかけたり挟んで身に付けるジュエリーのことを言います。
耳にひっかけたり挟んで身に付けるというのが最も大きな特徴で、穴をあけることなくおしゃれを楽しむことができます。
近年ではイヤーカフとピアスを重ねてつける方も多く、デイリー使いはもちろんのこと、結婚式などフォーマルなシーンでも使うことができます。
イヤリングとイヤーカフは、どちらも耳に穴をあけることなく装着できるという点では非常に似ていて、区別がわからないという方もいらっしゃるでしょう。
イヤリングとイヤーカフの違いは、主に装着の仕方です。
イヤリングは、バネやねじを使って耳たぶに挟み込む形で装着します。一方イヤーカフの場合は、耳にはめ込むようにして装着したり、フックになっている部分を耳にかけて装着します。
「イヤーカフ」と「イヤーカフス」はどちらも同じものを指す言葉です。
強いて言うのならば「イヤーカフス」は片耳のみ、「イヤーカフス」は両耳につけるタイプを指す事が多いです。複数だから「カフ」ではなく「カフス」と呼ぶということを覚えておくと良いでしょう。
英語では「earring」が耳飾り全般、特にピアスのことを指します。
日本語での「イヤリング」はいわゆる和製英語に当たり、海外ブランドの中にはイヤリングとしてピアスを販売していることもあるので注意が必要です。ちなみに、日本語の「イヤリング」は、英語で「clip-on」「ear clip」などと言います。
「イヤーカフ」は、英語でも「earcuff」です。
英語で「pierce」は「〜に穴を開ける」という動詞です。「pierced earring」とすれば、耳飾りの中で耳に穴を開けるタイプを指すので、日本語の「ピアス」に当たります。
イヤーカフがどんなジュエリーなのかおわかりいただけたかと思います。それでは、どのように選べば良いのか紹介します。
イヤーカフに限らず、ジュエリーはものによってつけ外しが難しかったり、使い心地が異なります。
リングタイプは、リング状になっているタイプのイヤーカフです。
輪っかに切れている部分があり、つけたい場所に挟むようにしてつけます。イヤーカフの中でも定番の付け方で、耳が痛くなりにくいので初心者にもおすすめです。
また、耳たぶをはじめ軟骨など好きな場所につけられるのも魅力の一つです。
クリップタイプは、イヤリングと同様に耳たぶにクリップのように挟んでつけるタイプのイヤーカフです。
クリップ型になっていることで、落ちにくいのが最大の特徴です。リングタイプのように挟むだけではすぐに落ちてしまって心配という方におすすめです。
フックタイプは、耳にかけるタイプのイヤーカフです。
耳にかけるだけなので、最も取り外しが簡単に行えるのが特徴で、さっとつけたり外したりしたい方におすすめです。また、リングタイプやクリップタイプでは耳が痛くなってしまうという方にもぴったりです。
ただし、耳の付け根を全体的に覆うような形になっているため、素材やデザインによっては重たくなってしまうことがあるので注意しましょう。
ジュエリーは素材によっても見た目はもちろん、素材次第で値段も大きく変わります。
例えば、輝きがあり華やかな印象を与えるゴールドやお手入れを怠ると劣化しやすいもののデザインの種類が多く、手頃な価格で購入できるシルバー、希少価値が高く値段が高いものの変色や錆びに強いプラチナ、軽くて錆びにくいチタンなどが人気です。
また、金属アレルギーがある場合にはその素材を避ける必要があるので注意しましょう。
ジュエリーには様々なデザインがありますが、ファッションやシーンによって複数のデザインを使い分けるのも良いでしょう。イヤーカフの主なデザインは下記の通りです。
初めてイヤーカフをつける方や、ファッションやシーン関係なく使いやすいのはワンポイント系のイヤーカフがおすすめです。
ワンポイントがさりげないおしゃれになり、ファッションを華やかに見せてくれます。
また、イヤーカフはピアスと重ねづけされることも多いですが、最も重ねづけしやすいのがワンポイント系のイヤーカフです。1つ持っておけば様々な場面で使うことができるでしょう。
耳の軟骨から耳たぶまでをぐるりと囲むタイプがワイドタイプです。
ワンポイントよりも存在感があり、ジュエリーと連結しているタイプなど華やかなデザインのものも多くあります。
上品なデザインのものも多く、結婚式やパーティーでもよく使われています。大きいぶん外れてしまっても気がつきやすいので、落としてしまうのが心配な方にもおすすめです。
チェーンタイプは、上部と下部につけるイヤーカフがチェーンで連結されているイヤーカフです。また、1つのイヤーカフにチェーンがぶら下がっているタイプもあります。
ロックなデザインから繊細で女性らしいデザインまで幅広く、ほどよく個性的なイヤーカフをつけておしゃれを楽しみたいという人におすすめです。
まずはじめに、40代向けのレディースイヤーカフを手掛けるジュエリーブランドを紹介します。
TASAKI(タサキ)は、1954年創業の兵庫県に本社を置く高級ジュエリーブランドです。
ミキモトと並んで真珠を使用したジュエリーのブランドとして有名で、以前の社名である「田崎真珠」の名前をご存知の方も多いでしょう。
真珠を使ったジュエリーは、エレガントさとモダンさが光るデザインです。製品にはシルバー、ゴールド、プラチナはもちろん、様々な宝石も使われており、真珠と宝石を組み合わせたジュエリーも人気です。
フランスのパリ1区にあるヴァンドーム広場が名前の由来となっている「ヴァンドーム青山(VENDOME AOYAMA)」は、1973年に象牙を用いたジュエリー制作会社として誕生しました。
シンプルかつエレガントな落ち着いたデザインの製品が多く、創業から50年以上にわたって多くの女性に愛されてきたブランドです。オフィスなどで普段使いできるものからブライダル用まで幅広い用途で身につけることの出来るジュエリーを手掛けています。百貨店での販売をいち早く取り入れた国内ブライダルジュエリーのパイオニアでもあります。
ちなみに姉妹ブランドである「VAヴァンドーム青山」は、本家よりもかわいらしいカジュアルなデザインのジュエリーが多く、価格もいくらかリーズナブルとなっているため、若年層にも人気があります。
「ete(エテ)」は、株式会社ミルクが1989年に大阪で立ち上げたジュエリーブランドです。
メインの「ete」と、少し大人っぽいアイテムが揃う「ete bijoux(エテ ビジュー)」の2ブランドがあります。なお、姉妹ブランドである「Jouete」は比較的リーズナブルで普段使いしやすいアイテムが揃っており、こちらも人気があります。
eteのジュエリーは、日本人女性に良く似合うシンプルで繊細なデザインが多いのが特徴です。主張しすぎないので普段使いしやすく、冠婚葬祭の場面でも気品ある雰囲気の演出に一役買ってくれます。20代〜50代の大人世代に人気のブランドの一つです。
Jouete(ジュエッテ)は、日本のジュエリーブランドです。
冠婚葬祭など特別な場面だけではなく、おしゃれとして日常的に楽しめるジュエリーを手掛けているブランドで、ネックレスやリング、イヤリングと幅広く展開しています。
ジュエッテは時代の流れと共に年齢を重ねてきた大人の女性向けのアイテムを多く取り扱い、素材はK10ゴールド、K18ゴールド、シルバーなどを使った高級感のあるものです。
SASKIA DIEZ(サスキアディッツ)は、同名の女性ジュエリーデザイナーによって立ち上げられたドイツ・ミュンヘン発のジュエリーブランドです。
アクセサリーはミュンヘン周辺の職人がハンドクラフトで仕上げており、使用する金や銀は、主にリサイクル素材を使用するなど、高い環境意識の下でアクセサリーが作られています。
「人が身に着けたときに最も美しいアクセサリー」という点にこだわって作られるアクセサリーはシンプルなデザインからエレガントな装飾がたくさんついたものまで様々で、幅広い人々のニーズに応えることが出来ます。
COCOSHNIK(ココシュニック)は、兵庫県に拠点を置く日本の大手アパレル会社である「ワールド」が手掛けるジュエリーブランドです。
コンセプトに「モダンでありながら流行に左右されない、洗練されたデザインのジュエリー」とある通り、普段使いしやすい上品なデザインのジュエリーが揃っています。ゴールドを用いたシンプルなものから、宝石や天然石を用いた高価格なものまで様々なアクセサリーが揃っています。
SIENA ROSE(シエナロゼ)は、1981年に広島で設立された「サンポークリエイト」が手掛けるジュエリーブランドです。
「毎日メイクをするように、ジュエリーを身に着けて」というコンセプトの元、肌を美しく見せるジュエリーを手掛けています。
ゴールド(K18)とプラチナが融合して生まれた、シャンパンのロゼを思わせる、上品な優しい色合いの「ロゼチナ〈ローズプラチナゴールド〉」を使ったアクセサリーが人気です。ゴールドの持つ優美さと、プラチナの気品とが溶け合った深みのある色合いは30代女性に落ち着いた大人の魅力をプラスしてくれます。
TOM WOOD(トム・ウッド)は、デザイナーのモナ・ヤンセン(Mona Jensen)によって2013年にノルウェーの首都オスロで立ち上げられたブランドです。近年では、国内のセレクトショップや雑誌などで多く取り上げられ、注目度が増しています。
ジュエリーは、丸型や四角い台座に家紋等の刻印が施された「シグネットリング」を現代的に再解釈したリングコレクションが有名で、程よいエッジとエレガントさのあるデザインが人気です。
北欧ならではのミニマリズムも感じられますが、しっかりとした存在感がありコーディネートにおしゃれさをプラスしてくれます。
ARTIDA OUD(アルティーダ ウード)は、ageteなども手掛けている株式会社サザビーリーグが手掛けるアクセサリーブランドです。
ありのままの姿が放つきらめき、内面から湧き出る真の美しさを意味する「raw beauty」というブランドコンセプトの下に制作されている、原石や金属のありのままの煌めきを活かしたアイテムが人気です。
コンセプト通り、パールや宝石、天然石を活かしたナチュラルかつエレガントなデザインのアイテムが多く、大人なファッションスタイルに合うイヤーカフを手掛けています。
MIZUKI(ミズキ)は、日本生まれでアメリカを拠点に活躍するデザイナーMizuki Goltz(ミズキ・ゴルツ)とアーティストAlan Goltz(アラン・ゴルツ)が1996年に設立したジュエリーブランドです。
ニューヨークで彫刻などの芸術を学び、培われたデザイナーの感性から生み出されたジュエリーはハイセンスで、身に着ける人の魅力を引き立たせてくれるものばかりです。
有名ファッション雑誌で取り上げられることも多く、20代〜40代と幅広い年齢層の方から人気がある他、世界中で注目されているブランドの一つです。
MELEMELE(メレメレ)は、2020年に誕生した日本のアクセサリーブランドです。
メレメレでは、「女性に本物のダイアモンドを身近に感じてもらいたい」という思いのもと、天然のダイヤモンドと貴金属ではないアレルギーフリーの素材を融合させたジュエリーを手掛けています。
女性の憧れとも言える本物のダイヤモンドを扱ったジュエリーの数々は、幅広い年齢層の女性から高い指示を得ています。
GYPPHY(ジプフィー)は、「株式会社GYPPHY」が展開する日本のジュエリーブランドです。
ジプフィーでは、人工石「モアサナイト」と環境に優しいゴールド・シルバーを使用したジュエリーを手掛けており、サステナビリティを当たり前化しています。
サステナビリティはもちろんのこと、身に着ける人がワクワクするようなデザインや品質にもこだわられており、20代〜40代の女性から高い支持を得ているブランドです。
続いて、40代女性向けのレディースイヤーカフを手掛けるハイブランドを紹介します。
CHANEL(シャネル)は、言わずと知れたフランス発の高級ファッションブランドで、「ココ・シャネル」として知られるガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)によって、1909年にフランスのパリで設立されました。その独自のデザインとエレガンスさで世界的に有名です。
シャネルはファッションアイテム、アクセサリー、香水、コスメティックスなど、幅広い製品カテゴリーを手掛けていますが、ジュエリーはゴールドとダイヤモンドを組み合わせたエレガントさの強いデザインを持つものです。また、ジュエリーでも香水で有名な「5」や、ロゴマークにも使われている「C」をかたどったものが多くあります。
シャネルのイヤーカフなどのジュエリーは、価格的にも30代〜50代の大人世代に人気があり、落ち着いた女性に優雅な印象をプラスしてくれます。
GUCCI(グッチ)は、グッチオ・グッチ(Guccio Gucci)によって、1921年にイタリアのフィレンツェで設立されました。高品質な革製品、特に馬具や皮革製品を製造・販売から始まり、現在では、バッグ、靴、アパレル、サングラス、香水、時計、ジュエリーなど、取り扱う製品は幅広いラインナップとなっています。
ジュエリーのデザインにはクラシックな要素とモダンな要素が組み合わされており、ブランドの象徴である2つのGが重なったロゴがジュエリーにも取り入れられ、そのデザインはファッション愛好家にとって魅力的な選択肢となっています。
LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)は、1854年にLouis Vuitton(ルイ・ヴィトン)がフランスのパリで設立したラグジュアリーブランドです。
ルイヴィトンは設立当初、世界最初の旅行鞄のアトリエでした。現在では高品質なレザーグッズやバッグ、靴、アクセサリー、アパレル、時計、ジュエリー、香水など、多岐にわたるラグジュアリーアイテムを提供しています。
ブランドの特徴は、モノグラム(LVのロゴを含む特徴的なパターン)、ダミエ(LVのチェック柄)、エピ(エナメル加工された革)、ダミエ・アズール(薄いブルーのチェック柄)などで、ジュエリーにおいてもアイコニックなデザインが特徴的です。
Dior(ディオール)は、クリスチャン・ディオール(Christian Dior)によって、1946年にフランスのパリで設立された高級ファッションブランドです。
ディオールは、第二次世界大戦後のファッション業界に新しい風を吹き込み、そのシンプルでエレガントなデザインスタイルで1950年代の「ニュールック」(New Look)として知られるファッションムーブメントを牽引しました。
ディオールはジュエリーも手掛けており、花や動物、太陽、星座などからインスパイアされたデザインや、「Dior」の文字をかたどったモチーフが特徴的で、シルバーやゴールド、ダイヤモンドをふんだんに使った、煌びやかさも相まって目を引くデザインのジュエリーが多いです。20代〜50代と幅広い年齢層の女性から高い評価を得ているブランドです。
SAINT LAURENT(サン・ローラン)は、Yves Saint Laurent(フイヴ・サンローラン)によって1961年にフランス、パリのサン=ジャン=ド=リュズ地区に設立された高級ブランドです。サン・ローランはファッション業界に革命をもたらし、モダンな女性らしいスタイルを提供しました。
扱うアイテムはアパレルからアクセサリーまでファッション全般に亘りますが、特にタキシードジャケットが有名で、女性のファッションにも革新的な影響を与えました。デザインはシンプルでエレガントなデザインと、モダンなアートや文化、社会からの影響を融合させたもので、常にファッションの先駆けとして高く評価されています。
ジュエリーの特徴としては一般的にモダンでシックであり、エッジの効いたデザインが特徴です。サン・ローランのジュエリーは、洗練されたスタイルと高級感を持っており、ファッション愛好家にとって魅力的な選択肢となっています。
BVLGARI(ブルガリ)は、1884年にギリシャ系イタリア人のソティリオ・ブルガリ(Sotirio Bulgari)によってイタリア・ローマで創業された高級宝飾品ブランドです。ブルガリは高級宝飾店として開業しましたが、現在では腕時計や香水もとても有名になっています。
ブルガリの製品には、宝石の輝きと魅力、洗練されたデザイン、そして古代ローマの影響を感じさせるイタリアンエレガンスが結びついており、ラグジュアリー愛好家やファッション愛好家から高い評価を受けています。製品に用いられているヘビの頭部をあしらった意匠も有名です。
シンプルながらゴージャスな印象を与えるブルガリのジュエリーは、若年層をはじめ40代〜60代の大人世代の女性にも人気があります。
Cartier(カルティエ)は、ルイ・フランソワ・カルティエ(Louis-François Cartier)によってフランス・パリで設立されたジュエリーブランドです。創業は1847年と歴史は長く、取り扱う製品は卓越した職人技術と洗練されたデザインに焦点を当てています。
カルティエのジュエリーはクラシックで洗練されたスタイルが特徴で、20代〜40代の幅広い年齢層に高い支持を得ており、カルティエの象徴的なデザインである「パンテール」(ヒョウ)のモチーフも有名です。高級ジュエリーや腕時計の分野で世界的に有名なブランドですが、香水やバッグなどのレザーグッズなども手掛けています。
また、カルティエの製品のデザインや包装に使用されている特徴的なディープレッドはブランドの独自性と品質の象徴にもなっています。
Tiffany & Co.(ティファニー&カンパニー)は、Charles Lewis Tiffany(チャールズ・ルイス・ティファニー)らによって1837年にアメリカ合衆国・ニューヨークで設立されました。高品質な宝飾品や銀などを使用した贈答用の製品で世界的に有名なジュエリーブランドです。
ティファニーのジュエリーは、シンプルでエレガントなデザインが特徴的です。年齢問わず女性の憧れのブランドとも言えるティファニーのアイテムは、贈り物や特別な機会の記念品としても非常に人気があります。
また、「ティファニー・ブルー」と呼ばれる明るいターコイズブルーのジュエリーボックスが有名で、この色合いを用いたバッグなどのファッションアイテムも人気です。
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