レディースシャツと一口に言っても様々な色のものがありますよね。黒色は大人っぽさや落ち着いた雰囲気を引き出してくれるメリットがあります。本記事では黒いレディースシャツを販売しているブランドを紹介します。
シャツとは、襟(えり)とボタンがついた衣類を指し、男性や女性、子供向けの様々なデザインやスタイルのものが販売されています。
そもそも、シャツは上着の汚れ移りを防ぐために作られた男性用の肌着でした。20世紀に入り、シャツのデザインは多様化し、ファッションの一部として重要な役割を果たすようになりました。ワークシャツ、ドレスシャツ、カジュアルシャツ、ポロシャツなど、様々なスタイルが登場しています。
ブラウスは女性用のトップスとして作られたものを指します。
大きく分けるとどちらもシャツの一種なので、シャツとブラウスは同義として使われることも多いですが、本来シャツは男性用の肌着として作られたもので、ブラウスは女性用のトップスとして作られたものを指します。
そのため、シャツはボタンが着る人から見て右側についていますが、ブラウスは一般的に左側についているという違いがあります。これは、上流階級の女性が自分で服を脱ぎ着せず、召使いに身支度をさせていたためです。他人が着せやすいように、着せる側から見て右側にボタンがついています。
現在は「シャツ=男性」といった区別はありませんが、名残としてシャツは襟がついたピシっとした生地でメンズライクのデザインのものが多いです。一方ブラウスは、柔らかい生地で襟がついてないものが多いのが特徴です。
シャツは様々なデザイン・スタイルのものがあり、選び方が難しいファッションアイテムの一つですよね。パット見だけで購入してしまうと、コーディーネートが難しくなってしまったり着たときのシルエットがおかしいなど失敗してしまいます。そこで、シャツの選び方を簡単にご紹介します。
シャツと言えば、上述したように襟がついているのが特徴ですよね。襟の形にも様々あり、襟の形一つで印象がガラっと変わります。そのため、襟の形でシャツを選ぶという方も多いです。
襟の形の種類は、下記の通りです。
レギュラーカラーは、襟の開きが75~90度のシャツの中でも最もスタンダードな形です。
カジュアルシャツだけではなく、ビジネスシーンや冠婚葬祭などのフォーマルなシーンで着用することが多いワイシャツにも用いられている形で、清潔感を出したいときやしっかりとした雰囲気を出したい場面に適しています。フォーマルなシーンでも着れるようホワイトやブルー、ネイビーといったシンプルなデザインのものを持っておくと便利です。
スタンダードカラーは、首に沿って立てた折り返しのないタイプの襟を指します。学ランの首元やチャイナドレスの首元を想像してもらうとわかりやすいかと思います。「バンドカラー」とも言われます。
折り返した襟が付いたものが一般的ですが、襟全体を取り除き、帯状のバンドを襟に付けたシャツこそスタンドカラーシャツと言われる襟です。
首周りがスッキリして見えるのが大きな特徴で、どんな人でも清潔感のある印象を与えることができます。また、襟の大きなコートやジャケットなどとも合わせやすいのもメリットの一つです。
オープンカラーは、襟が開いているタイプです。「開襟シャツ」とも言います。
オープンカラーシャツはネクタイを閉めない前提で設定しているため、第一ボタンが低く胸元が開くようになっています。首元が詰まっているタイプのシャツと比較して締めつけ感がないのでゆっくり過ごしたい休日にぴったりですし、夏などの気温が高い季節には清涼感を出すことができます。
ちらりと見える胸元はセクシーさも演出してくれます。
シャツは生地の種類もバリエーションが豊富です。春や夏は通気性の良いものを選んだり、着心地を重要視する場合は肌触りの良いものや収縮性のあるものを選ぶなど、生地で選ぶのも良いでしょう。
オックスフォード生地は、太めの縦糸と横糸を使用して織られており独特の粗い目のテクスチャーが特徴です。ボタンダウンシャツなどに使われていることが多いです。
厚手でしっかりとしていながらも通気性が高く、暑い季節でも涼しく着用できます。また、オックスフォード生地は洗濯機で簡単に洗え、手入れが比較的簡単です。また、丈夫なので洗濯を重ねても風合いが良く、使用頻度が高いカジュアルシャツにぴったりです。
リネン生地は、亜麻(リネン)繊維から作られる天然繊維素材です。古代から存在し、非常に歴史のある素材として知られています。
リネン生地は糸の間に空気を通しやすい構造をしているため、非常に通気性が良く肌に触れると涼しさを感じることができます。また、水分を吸収しやすく汗を吸収してくれるため、暑い季節にもぴったりです。
ただし、シワができやすいデメリットがあります。きちんとアイロンがけをしないとだらしない印象に。リネン生地のシャツをアイロンがけするときは、まずはシャツを濡らし中温度〜高温であて布をしながらかけていきます。アイロンがけなどお手入れが面倒という方には不向きでしょう。
ローン生地は、非常に軽量で薄手の綿素材の生地です。
綿素材であるため、柔らかく肌触りが良いです。また、透け感があり、軽やかで涼しい着心地と上品さが特徴です。ローン生地は印刷や染色に適しており、花柄やストライプ、ドット柄など華やかなデザインのシャツに使われていることも多いです。
ウール生地は、羊毛(ウール)から作られる天然繊維素材です。
ウールは繊維内に微細な空気層があり、熱を逃がさず、冷気を防ぐことができるのが大きな特徴です。また、ウールは湿度を調整し、汗を吸収し、蒸発させるため、湿度の高い日でも快適に着用できます。さらにウール繊維は柔軟でしなやかであり、着心地が良いです。ストレッチ性があるため動きやすく、キャンプなどのアウトドアに着ていくのにも適しています。
ただし、シワにはなりにくいものの、ドライクリーニングや手洗いを推奨されることが多いため、注意が必要です。
デニム生地は、一般的にはジーンズで知られている青い色調を持つ織物素材です。
デニムはカジュアルな外見が特徴です。近年のデザインでは、ストレッチデニムが一般的になっており、動きやすさと快適さを提供しています。
デニムは反復的な洗濯にも耐えるため、頻繁に着用されるカジュアルシャツに適しています。
丈夫なのもデニム生地の良い点ですが、色落ちを防ぐために洗濯時に裏返して洗うことが推奨されるなど注意事項が記載されていることもあるので、洗濯をする際はしっかりとチェックしましょう。
フランネルは、綿やウールから作られる柔らかく暖かい織物生地です。フランネル生地で作られたシャツはフランネルシャツと言い、「ネルシャツ」と呼ばれることが多いです。
フランネルは非常に柔らかい生地で、肌触りが良く、着心地が最高です。フランネルは通常、起毛加工を施して製造されます。これは、表面に微細な起毛(毛羽立ち)を持たせることで、保温性を高め、柔らかさを増す効果があります。
フランネルは一般的にカジュアルな外見を持ち、リラックスしたスタイルに適しています。しかし、フォーマルな場面にも対応するスタイリッシュなフランネルアイテムも存在します。
シャツはサイズによって着用したときのシルエットが大きく変わり、印象がガラリと変わります。サイズ感を失敗してしまうとだらしなく見えてしまったり、スタイルが悪く見えてしまうので注意が必要です。
きっちりとした清潔感を出したい場合はぴったりめのサイズを選び、休日にゆっくり過ごしたいときなどはゆったりめに着れるサイズを選ぶと良いでしょう。
近年ではオーバーサイズシャツも人気のアイテムの一つです。ただし、着られる場面は限られてくるため、汎用性を意識するのであれば大きすぎないものを選ぶのがおすすめです。
まず初めに、1000円〜4000円以内で購入できるプチプラ価格の黒いレディースシャツを販売しているブランドを紹介します。
Honeys(ハニーズ)は、1978年に設立された日本のアパレルショップ及びブランドです。
ハニーズは「GLACIER」「CINEMA CLUB」「C・O・L・Z・A」などのオリジナルブランドをメインに、リーズナブルな価格でアイテムを提供しているのが特徴で、まさにプチプラブランドの王道と言えるでしょう。
ハニーズでは様々な系統の服が販売されており、ビジネスシーンにもってこいな清潔感としっかりとした印象を与えるアイテムもあります。トレンドをしっかりと取り入れたデザインなど様々なものがあるので、シーズン毎に買い替えてファッションを楽しみたいという方におすすめです。
coca(コカ)は、「株式会社コカ」が運営する日本のファッションブランドです。
コカでは、シンプルなカジュアルファッションを中心に可愛いらしいデザインのアイテムや、少しエッジの効いたアイテムまでを取り揃えています。シルエットは比較的ゆったりしたものが多く、休日のリラックスして過ごしたい日にもぴったりです。
Re:EDIT(リエディ)は、「株式会社ネオグラフィック」が展開する日本のファッションブランドです。スタートは「GALSTAR(ギャルスター)」というブランド名でアイテムを展開していましたが、ブランド名を変更しています。
リエディは、10代~30代の女性をメインターゲットにしており、リーズナブルな価格でクールでモダンな雰囲気のアイテムを購入できると話題になっています。リーズナブルな価格ながら安っぽさはなく、トレンドを抑えたおしゃれなアイテムは、プライベートでも着やすいといった点から主婦の方からも高い評価を得ています。
and Me...(アンドミー)は、日本のファッションブランドです。通販だけで展開しているため、実店舗はありませんが、公式サイトや楽天などから手軽に購入することができます。
アンドミーでは、きれいめコンサバ系のファッションアイテムが取り揃えられているため、オフィスカジュアルコーデにもピッタリです。価格帯はブラウスなどのトップスが1000円〜とリーズナブルなため、通販サイトでもかなりの人気があります。
プチプラと言えば安っぽく見えてしまうのではないかと心配な方も多いと思いますが、しっかりとした生地でデザイン性も高いため安っぽく見えてしまうことはありません。まさにコスパ良しのプチプラブランドであると言えるでしょう。
KOBE LETTUCE(神戸レタス)は、2005年に誕生した日本のファッション通販サイトです。現在は通販サイトだけではなく実店舗もあります。
神戸レタスでは、カジュアル系やフェミニン系、ギャル系など様々な系統のファッションアイテムをリーズナブルな価格で購入することができます。ブラウスなどのトップスはもちろんのことアウターやシューズまでプチプラ価格で購入することができるので、手軽にトータルコーディネートすることができるのが魅力の1つです。
また、サイズ展開も豊富で150センチ以下の女性が着られるサイズもあります。通勤服を手軽に買い揃えたいという方におすすめのブランドです。
夢展望(ゆめてんぼう)は、「夢展望株式会社」が展開する日本のファッション通販サイトです。
夢展望では、購入者のニーズや流行をいち早く掴み商品化したアイテムを、低価格で提供しています。近年流行りの地雷系など、若年層向けの商品が多いというイメージがある方も多いと思いますが、ベーシックで綺麗な印象を与える大人向けのアイテムももちろんあります。
ClassicalElf (クラシカルエルフ)は、2006年に誕生した日本のファッションブランドです。埼玉を拠点に店舗運営をしていましたが、現在は楽天などのネット通販を中心に販売を行っています。
クラシカルエルフでは、きれいめコンサバファッション系のアイテムがプチプラ価格で購入することができます。トレンドを抑えながらもシンプルなアイテムが多いため、着回しやすくコスパが良いと20代〜40代の女性から特に高い評価を得ています。
サイズ展開も豊富なので、どんな体型の方でも自分にぴったりのサイズを見つけやすいのも人気の理由の1つです。
Pierrot(ピエロ)は、「株式会社セレクト」が2005年から展開している日本の通販ブランドです。
ピエロのブランドコンセプトは「同じ毎日なのに、新しい私」です。ほどよくトレンドを取り入れた清潔感のあるきれいめカジュアルファッションアイテムをリーズナブルな価格で販売しています。
シンプルでありながらも上品さを感じられる華やかなデザインは、20代〜40代の幅広い年齢の女性から高い評価を得ており、「CLASSY」や「STORY」といった人気ファッション誌にも度々取り上げられるほど。可愛いプチプラのブラウスを購入するならチェックしておくことをおすすめします。
無印良品(むじるしりょうひん)は、1980年に設立されたファッションや雑貨、食品などを取り扱う日本のブランドです。元々は西友のプライベートブランドとしてスタートしました。
ブランド名の「無印」は、商品に不要な飾りやブランドのロゴを省いたシンプルなデザインを指し、「良品」は高品質で機能的な商品を意味しています。
無印良品で販売されている衣類はトレンドを抑えたものではなく、非常にシンプルなものです。ロゴやイラストなどもなく誰でも着用できるような定番アイテムが揃えられています。また、無印良品の衣類はオーガニックコットンを使用しているアイテムが多いのも特徴です。
GU(ジーユー)は、上記で紹介したユニクロと同じ「ファーストテリング」が展開する日本のファストファッションブランドです。
ブランド名の「ジーユー」には「ファッションをもっと自由に」という意味が込められており、手頃な価格でトレンドを取り入れたファッションアイテムを提供しているのが大きな特徴です。
ジーユーのメインターゲットは10代〜30代です。ユニクロよりも若者向けでとにかくリーズナブルなので、ワンシーズン毎にまとめて買っておきたいという方におすすめです。
UNIQLO(ユニクロ)は、1984年に日本の山口県にて設立された日本のファッションブランドです。
ユニクロというブランド名は「UNIQUE CLOTHING WAREHOUSE(ユニーク・クロージング・ウェアハウス)」を略したもので、「他では買うことができない良いカジュアルファッションを、お客様が自由に選び買うことができる」という意味が込められています。 シンプルで洗練されたデザインで、機能性と快適さも組み合わさったカジュアルウェアを提供しています。
ユニクロはカシミアやプレミアムリネンなどの高級素材を使った製品も多く、高品質でありながら低価格で購入することができるコスパ最強のブランドとして人気が高いです。
ここからは、プチプラほど安くはありませんが比較的リーズナブルな価格で黒いレディースシャツを購入できるブランドを紹介します。
ROPÉ PICNIC(ロペピクニック)は、日本のアパレル会社「JUN(ジュン)」が1998年から展開しているレディスブランドです。
1968年に誕生した主軸となるブランド「ROPE'(ロペ)」よりもカジュアルなアイテムを取り扱う業態として誕生したのがロペピクニックで、駅ビルやショッピングセンターなど気軽に立ち寄りやすい場所を中心に店舗を展開しているのも特徴的です。
ロペピクニックのアイテムはカジュアルなデイリーフレンチスタイルです。オフィスカジュアルスタイルやデイリー使いにもってこいなアイテムが揃っています。
GLOBAL WORK(グローバルワーク)は、「株式会社アダストリア」が展開する日本のファッションブランドです。株式会社アダストリアは、LOWRYS FARM(ローリーズファーム)やJEANASiS(ジーナシス)などの多くのファッションブランドを手掛けています。
ブランド名のグローバルワークには、「ブランドを世界に向けて発信していく」「みんなのシアワセを紡いでいく」という意味が込められています。ターゲット年齢層は20代〜30代で、メンズやレディース、キッズと幅広く商品を展開しています。
グローバルワークのデザインはトレンドは抑えめで、高品質にこだわり、ナチュラルなファッションスタイルを楽しめるのが特徴です。シンプルなデザインが多いので大人世代でも着用可能で、長く着ることができます。
earth music&ecology(アース ミュージック&エコロジー)は、日本のアパレル会社「株式会社ストライプインターナショナル」が展開するファッションブランドです。
アース ミュージック&エコロジーでは、「あした、なに着て生きてく?」をテーマにおしゃれで着やすいアイテムを買いやすい価格で提供しています。価格は比較的リーズナブルなものが多いため、若年層向けのブランドだと思っている方も多いと思いますが、メインターゲットは10代〜40代と幅広く、エイジレスなブランドであると言えます。
アース ミュージック&エコロジーで販売されているアイテムは、ナチュラルガーリーなものが多く、女性らしい可愛らしさをシンプルに表現することができます。
titivate(ティティベイト)は、大阪の通販会社「ALEFS」が展開する通販サイトです。オリジナルアイテムと国内ブランドのセレクトアイテムを販売しています。
ティティベイトでは20代〜40代の幅広い年齢層の女性に向けて、着る人を選ばないコーディネートを提供しています。
可愛らしさのあるシンプルできれいめなアイテムが取り揃えられています。
ur’s(ユアーズ)は、「株式会社ALEFS」が運営するインターネット通販で販売を行うブランドです。
ブランドコンセプトは「ベーシックなのに、どこか自分らしい」です。究極の普通さの中にワンランク上の女性を演出できるような工夫が施された魅力的なアイテムを取り揃えています。
シンプルなデザインなのでコーディネートも組みやすく、オンオフ兼用で着られるアイテムも多いのが嬉しい点です。値段は3000円〜10000円とリーズナブルなものも多いですが、質が高いので安っぽく見えてしまうことはありません。
index(インデックス)は、日本のアパレル会社「WORLD(ワールド)」が展開するレディースファッションブランドです。
インデックスでは「HATARAKUをカガクする」をコンセプトに、仕事もプライベートも美しく生きる女性に向けたアイテムを提供しています。
ブランドコンセプト通り、出勤時にも使えるキレイめなアイテムが多く取り揃えられているので、オフィスカジュアルって何を着たら良いかわからないという方でも選びやすいでしょう。オンオフ兼用で着られるデザインのものが多いのも嬉しい点です。
VIS(ビス)は1996年から日本のアパレル会社「JUN(ジュン)」が展開するファッションブランドです。
同じくジュングループであった「pour la frime(プーラフリーム)」と「gaminerie(ギャミヌリィ)」はビスに統合されており、ブランド名の「ビス」は色々なものをつなぎ合わせる「ネジ」を表しています。
「個性とこだわりを大切にする、流行に敏感な“大人の女の子”のためのセレクトショップ」をブランドコンセプトに、様々なテイストの大人かわいいアイテムを提供しています。年齢層としては30代〜40代と大人の女性が多く、キレイめスタイルを求めている女性にピッタリのブランドであると言えます。
ZARA(ザラ)は、スペインのファッションブランドです。
1957年に1店舗目をオープンして以降世界中で広く知られ、数多くの国で店舗を展開しています。ファッション業界で「ファストファッション」(迅速なファッション提供)の代表的なブランドとして知られており、最新のファッショントレンドを素早く提供することで評判を築いています。
ザラでは、短期間で新しいアイテムをデザインし、製造、店舗に並べています。これにより、トレンドに即したアパレルを迅速に消費者に提供でき、顧客が常に新しいファッションを手に入れることができます。自社で製造も行っているため価格も比較的リーズナブル。最新のトレンドをいち早く取り入れたい方におすすめです。
続いて、1万円以上で購入できる黒いシャツを販売しているブランドを紹介します。
POLO RALPH LAUREN(ポロ・ラルフローレン)は、1967年にファッションデザイナーであるRalph Lauren(ラルフ・ローレン)によって設立されたブランドRALPH LAUREN(ラルフローレン)の主軸となっているブランドラインです。ラルフローレンより、若干価格が安いのが特徴です。
ラルフ・ローレン氏が前身となるネクタイブランド「POLO(ポロ)」をスタートし、そこから発展したのが「ポロ・ラルフローレン」です。ラルフローレンシリーズの原点であるポロ・ラルフ・ローレンは東海岸のアイビーリーグのカジュアルスタイルに英国流のスタイルを融合させたコレクションで有名です。
元々ネクタイブランドだったこともあってか、ネクタイを合わせることが多いシャツの品質には定評があります。また、着る人を選ばないシンプルなデザインは年齢を問わずに着ることができ、上品な印象を与えることができます。
FRED PERRY(フレッドペリー)は、イギリスのテニス選手であるFred Perry(フレッド・ペリー)にちなんで名付けられたブランドで、1952年に設立されました。
ブランドのアイコンであるローレルリーフのロゴが特徴的です。フレッドペリーは、スポーツウェアとカジュアルファッションが融合したクラシックでモダンなスタイルが愛されており、人気のアイテムはポロシャツです。ラルフローレン、ラコステと並ぶポロシャツ御三家として有名です。
フレッドペリーはポロシャツだけではなくシャツやジャケットなどもあります。小粋できれいめなラインナップが揃えられており、キレイめかつカジュアルなアイテムを揃えることができます。大人でトラディショナルなファッションを楽しみたい方におすすめです。
DIESEL(ディーゼル)とは、1978年にRenzo Rosso(レンツォ・ロッソ)によってイタリアで設立されたブランドです。ブランド名の由来はディーゼルエンジンで、パワフルでエネルギッシュなスタイルを象徴しています。
ディーゼルは、ラグジュアリー感がありながらカジュアルに使用できるデザインの製品を数多く展開しており、「プレミアム・カジュアル・ウェア」というカテゴリーを築き上げています。
ディーゼルと言えばジーンズのイメージが強い方も多いと思いますが、幅広く商品を展開しており、ワイドパンツ、デニムジーンズなどどんなコーディネートにも合うシャツなども販売されています。
Paul Smith(ポール・スミス)は、イギリスのノッティンガム出身のファッションデザイナーであるPaul Smith(ポール・スミス)によって1970年代に設立されたブランドです。
設立者であるポール・スミスは斬新なアイデアとカラフルなデザインが特徴的で、ロンドンを拠点とする国際的なファッションブランドとして成長し、世界中で高く評価されています。
メンズウェアやウィメンズウェア、アクセサリー、バッグ、靴、香水など様々なラインナップがあり、カラフルなストライプや独創的なプリントが施されたシャツやスーツ、アイウェアがありますが、シンプルなデザインのブラウスも販売しています。
23区(ニジュウサンク)は、「株式会社オンワード樫山」が展開する日本のファッションブランドです。
23区のブランドコンセプトは「上質なモノをリーズナブルに」で、シンプルでベーシックながらも質の高いアイテムを展開しています。メインターゲットは30代となっていますが、20代の若年層から50代の大人世代まで幅広い女性から人気があるブランドの1つです。
シンプルなデザインなので、コーディネートしやすいですし、時代関係なく長く着ることができます。
Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)は、デザイナーの山本耀司氏が設立したファッションブランドです。彼は日本とパリでファッションデザインを学び、1972年に自身のブランド「Y's」を立ち上げました。その後、1981年に「Yohji Yamamoto」を設立し、国際的に有名なデザイナーとしての地位を確立しています。
ヨウジヤマモトの、アバンギャルドな要素、非対称なシルエット、大きなプロポーション、タブーとされていた黒い色使い、流れるような素材、ドラマティックなデザインは、ファッションの枠組みを破った新しいデザインで一世を風靡しました。ボディラインを強調するボディコンシャスが主流だった時代に身体のラインが出ないビッグシルエットの服を発表したのもヨウジヤマモトです。
現在でも黒をメインにしたモノトーンのカラーリングの商品を中心にシンプルなデザインの商品が多く販売されており、日本のモード系を愛する方たちに絶大な人気を誇っています。
LACOSTE(ラコステ)は、フランスのテニスプレイヤーであるルRené Lacoste(ルネ・ラコステ)によって1933年に創設されたブランドです。
ルネ・ラコステの愛称が「クロコダイル」であったことから、ブランドのアイコンには緑のワニのロゴが採用されているのが特徴で、定番のポロシャツを始めとするウェアに加え、シューズやレザーグッズ、香水など様々な商品を提供しています。
ラコステはその単純でエレガントなデザイン、高品質な素材、スポーツとカジュアルファッションの融合から、世界中で多くの愛好者を持つブランドであり、シャツもシンプルで着やすいため10代〜60代と幅広い年齢層に人気があります。ラコステのオックスフォードシャツは胸元についているワニのブランドアイコンがワンポイントになっていておしゃれです。
TOMORROWLAND(トゥモローランド)は1978年に、佐々木啓之氏が設立した日本のファッションブランドです。
元々はメンズニットメーカーでしたが、「メンズ・ウィメンズ共に、オリジナルから幅広く世界からセレクトしたウェアやグッズまで時代を超えて受け継がれていく端正で洗練されたエレガントなスタイルを提案する」というコンセプトの元、オリジナル商品の開発だけではなくセレクトアイテムも取り扱うなど幅広い商品を販売しています。
トゥモローランドの製品はデザイン性やシルエットの美しさが秀逸で、洗練された大人スタイルとして人気が高く、セレクトショップとしても特にファッション上級者から定評があります。
ánuans(アニュアンス)は、Instagramなどで人気の日本のインフルエンサー中村麻美氏が立ち上げた日本のファッションブランドです。
しなやかさの中に芯のある女性の強さや美しさを引き立てる、絶妙なニュアンスカラーやシルエットがおしゃれ好きの女性から高い評価を得ており、多くの女性から注目を浴びています。
最後に黒いレディースシャツを販売しているハイブランドを紹介します。
PRADA(プラダ)は、1913年にMario Prada(マリオ・プラダ)とMartino Prada(マルティーノ・プラダ)の兄弟がイタリアで設立したラグジュアリーブランドです。
元々は革製品専門店として誕生したブランドで、ワニや蛇、象、セイウチなどの革素材を使ったバッグや革小物はミラノの上流階級で評判になり、1919年にはイタリア王室の御用達ブランドとして有名になりました。プラダと言えば、バックのイメージが強い方が多いのもこのためでしょう。その後、マリオの孫であるMiuccia Prada(ミウッチャ・プラダ)がブランドのクリエイティブディレクターとして加わり、プラダはファッション業界で注目を浴びるようになりました。
プラダのスタイルは、ミニマリストで洗練されたデザインと高品質な素材、独自のアートとテクノロジーの融合を特徴としています。そのシンプルなデザインと高級感により、ファッション愛好家やセレブリティから支持されています。
GUCCI(グッチ)は、1921年にGuccio Gucci(グッチオ・グッチ)がイタリアのフィレンツェで設立したラグジュアリーブランドです。
グッチも当初は革製品を取り扱う専門店でした。グッチオ・グッチが当初からこだわり抜いたモットーは「最上の伝統を最上の品質で」「過去の良い物は現代に反映させて商品を作る」です。品質や使いやすさ、デザイン性にこだわった製品が多く販売されています。
グッチの代表的なシリーズが「GGキャンバス」です。第二次世界大戦で使用が困難となった皮革素材の代わりにグッチのシンボルであるダブルG(GG)を並べたキャンバス地を使い、最上の品質を反映させたもので、現代でも定番商品となっています。また、馬の腹帯からインスパイアされた「緑・赤・緑」の配列もトレードマークとなっています。
ファッションアイテムは、グッチらしい個性的なデザインのアイテムから、ベーシックなデザインまで豊富に揃えられているのでお好みで選んでみてください。
LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)は、1854年にLouis Vuitton(ルイ・ヴィトン)がフランスのパリで設立したラグジュアリーブランドです。
ルイヴィトンは設立当初、世界最初の旅行鞄のアトリエでした。現在では高品質なレザーグッズやバッグ、靴、アクセサリー、アパレル、時計、ジュエリー、香水など、多岐に渡るラグジュアリーアイテムを提供しています。
ブランドの特徴は、モノグラム(LVのロゴを含む特徴的なパターン)、ダミエ(LVのチェック柄)、エピ(エナメル加工された革)、ダミエ・アズール(薄いブルーのチェック柄)など、アイコニックなデザインです。ファションにおいてもその高級感やエレガントなデザイン、品質の高さが高く評価されています。
CHANEL(シャネル)は、1910年にココ・シャネルが設立したフランスの高級ファッションブランドです。
アパレルアイテムや香水、アクセサリー、宝飾品、コスメティックスなど幅広く商品を展開しており、その斬新なデザインとスタイル、高品質な製品、エレガンスに溢れたイメージで世界的な名声を築いています。
シャネルのファッションアイテムはエレガントでシンプルなデザインが特徴です。また高品質な素材で着心地も良く、ファッション愛好者やセレブリティから支持を受けています。
HERMES(エルメス)は、1837年にティエリー・エルメス氏が設立したフランスのラグジュアリーブランドです。
ブランド設立当初は、馬の具や鞍を製造する工房でした。その後、ブランドは革製品やアクセサリーの製造に進化し、高品質、高級なファッションアイテムで世界的な評判を築いてきました。現在ではアパレルアイテムまで幅広く展開しています。
エルメスのアイテムはエレガントでクラシックなデザインが特徴的で、大人の女性なら誰もが着てみたくなるものばかりです。高品質で長く着ることができるので世界中の方から高い評価を得ています。
DIOR(ディオール)は、1946年にChristian Dior(クリスチャン・ディオール)がフランスのパリで設立したラグジュアリーブランドです。
設立当初から高級なクチュール(オートクチュール)ファッションで知られ、ディオールのデザインは当時のファッション界に新しいスタイルとエレガンスをもたらしました。
ディオールはエレガントな女らしさを強調したデザインの製品が多いですが、2019年よりデザイナーに就任したキムジョーンズが、メンズやウィメンズ、フレグランスといったラインを全て一つに統合し、これまでのクラシックなデザインから、ポップな要素を取り入れた商品を販売しています。
BURBERRY(バーバリー)は、1856年にThomas Burberry(トーマス・バーバリー)がイギリス、ロンドンで設立した高級ファッションブランドです。初めてガバナーコート(ガバディン生地のトレンチコート)を製造し、その後も高品質なアウターウェアで名声を築き上げてきました。
バーバリーは、トレンチコートを始め、アウターウェアやバッグ、アクセサリー、靴、アパレル、フレグランスなど、幅広いラグジュアリーアイテムを提供しています。バーバリーを象徴するデザインと言えばベージュをベースに黒のチェック、隙間に白、そこに交わるように細い線のレッドが効いた「バーバリーチェック」です。
多くの製品で使用されており、トレンチコートは特に、そのユニークなデザインと高品質な素材で有名で、バーバリーを代表するアイテムの一つとなっています。
バーバリーのファッションアイテムはバーバリーチェックが定番ですが、シンプルで高級感のあるブラウスの取り扱いもあります。
LOEWE(ロエベ)は、1872年にスペインで設立されたラグジュアリーブランドです。19世紀中頃に皮革職人のEnrique Loewe Roessberg(エンリケ・ロエベ・ロスバーグ)が皮革製品の大国であったスペインへ行き、1846年にマドリードで工房を開き革製品を手掛けていたのが始まりで、その後ブランドが設立しました。
元々皮製品を取り扱っていたことから、現在も高品質なレザー素材や独創的なデザイン、丁寧なモノ作りで世界中の人に高く評価されており、その他にもウェアやアクセサリー、フレグランスなど幅広く展開しています。
ロエべを象徴するのは「L」を4つ組み合わせたロゴです。1970年にスペインの画家ヴィンセント・ヴェラによって描かれました。ロゴはロエベを代表するバックや財布などの皮革製品以外にも、ウェアにもプリントされており、洗練された高級感を出してくれています。
SAINT LAURENT(サンローラン)は、1961年にYves Saint Laurent(イヴ・サンローラン)と彼のパートナーであるPierre Bergé(ピエール・ベルジェ)によって設立されたフランスのラグジュアリーブランドです。
イヴ・サンローラン氏は、ディオールの創業者であるクリスチャン・ディオールの元で経験を積んだのちブランドを設立しています。
ちなみにYVES SAINT LAURENT(イブ・サンローラン)とサンローランは同じブランドです。イブ・サンローランでは香水やコスメなどを主に取り扱うラインで、サンローランはバッグや財布などの小物類やウェアを扱うラインです。
See By Chloé(シーバイクロエ)は、フランスのラグジュアリーブランドであるChloé(クロエ)のセカンドラインです。
クロエは1952年に設立され、チャーミングな女性らしいスタイルやフェミニンなデザインで知られています。セカンドラインであるシーバイクロエは、ややトラディショナルにクロエらしいフェミニンな雰囲気を合わせた大人の女性向けのデザインが特徴です。
他のラグジュアリーブランドにはないオリジナルのデザインが多いので、せっかく買うなら今まで持っていないデザインが良いという方におすすめです。セカンドラインとは言っても価格は高価ですが、買う価値ありでしょう。
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