本記事では、18Kのパールピアスを手掛けるブランドを紹介します。
まずはじめに、パールピアスについて紹介します。
パールピアスとは、その名の通りパール(真珠)を使って作られているピアスのことを言います。
パールを使ったピアスは顔周りを華やかにしてくれ、カジュアルなシーンはもちろんのこと冠婚葬祭など様々なイベントやちょっとしたお出かけにも使うことができ、幅広い年齢層の方からとても便利です。
ちなみに、パールには「健康」「円満」「無垢」を表す宝石の一つで、「愛の象徴」とも言われています。そのため、結婚記念日などのプレゼントにもおすすめです。
一口に「パール」と言っても、様々な種類があります。
主なパールの種類は下記の通りです。
アコヤパール
南洋パール
タヒチ産パール
淡水パール
イミテーションパール
現在、日本で流通しているパールピアスに使われているパールは、主にアコヤパール・淡水パール・イミテーションパールです。
アコヤパールはアコヤ貝から取れる真珠のことで、優しい色合いが特徴です。アコヤパールを使用したアクセサリーは値段が高価なことが多いです。
淡水パールは、淡水湖や池で養殖される貝から取れる真珠で、アコヤパールよりもサイズや色のバリエーションが豊富なのが特徴です。現在は中国産のものがほとんどで、アコヤパールと比較すると値段は安くなります。
18金パールピアスの特徴を紹介します。
18金とは、金(ゴールド)を原材料として作られるフープピアスのうち、金の純度が約75%のパールピアスを言います。この割合は高級ジュエリーブランドでもピアスやネックレスでよく見られます。
金の純度が高いので、一般的なイエローゴールドのフープピアスはゴールドの金色が強く出ます。なお、ピンクゴールドの場合はピンク色になる銅の割合が少なくなるので、優しいピンク色になります。
また、金は比較的金属アレルギーが出にくい金属なので、肌が弱い方でもつけやすいです。また、金以外の含有物が少ないことから変色しにくく、お手入れも簡単です。
ピアスなどの製品で使われる金の割合は、18金以外では下記の通りで分類されています。
金の割合約42%:10金
金の割合約58%:14金
金の割合約100%:24金
10金は18金よりもリーズナブルで気軽に身に着けることが出来ます。ピンクゴールドの場合はピンク色になる銅の割合が多くなり、鮮やかなピンク色になります。
24金も流通してはいますが、金は高価で比較的柔らかい金属なので傷や変形に弱く、流通量は僅かです。
18金のアクセサリーは基本的に高価な製品が多いですが、オンライン通販で売られている製品には18金と謳っているもので5000円以下のものがあります。このような製品は18金のメッキが施されているだけ、という場合がほとんどです。
価格はリーズナブルですし、見た目は18金で作られるものと遜色ないですが、使っているうちにメッキが剥がれて美しい見た目が損なわれやすいです。
メッキ製品は製品の説明文に「18金コーティング」、「18金仕上げ」、「K18GP(gold plated)」などと書かれており、原材料として「真鍮(ブラス(brass)、黄銅)」と書かれていることが多いのでしっかりと確認しましょう。材料等の記載がなく、怪しいと思ったら購入しないようにしましょう。
それでは18Kパールピアスを手掛けるブランドを紹介します。
Mikimoto(ミキモト)は、アコヤ貝による真珠養殖を世界で初めて成功し、「真珠王」と呼ばれた御木本幸吉によって1899年3月に銀座で設立された高級ジュエリーブランドです。
基本的には真珠を使用したジュエリーを扱っていますが、真珠を使わないアクセサリーも扱っています。
代表的な真珠を使ったジュエリーは、シンプルかつエレガントなデザインが特徴で、真珠の美しさが最大限に引き立つように設計されています。製品にはシルバー、ゴールド、プラチナなどの高級な素材も使用され、洗練されたデザインと伝統的な職人技術が組み合わさっています。
TASAKI(タサキ)は、1954年創業の兵庫県に本社を置く高級ジュエリーブランドです。
ミキモトと並んで真珠を使用したジュエリーのブランドとして有名で、以前の社名である「田崎真珠」の名前をご存知の方も多いでしょう。
真珠を使ったジュエリーは、エレガントさとモダンさが光るデザインです。製品にはシルバー、ゴールド、プラチナはもちろん、様々な宝石も使われており、真珠と宝石を組み合わせたジュエリーも人気です。
Lubemill(ルベミール)は、「株式会社光貴」が展開する日本のアクセサリーブランドです。
ブランド名の「Lubemill」はフランス語で「艶、光沢」を意味する「Lustre」と「ベビー」を意味する「Bebe」、「無数の」を意味する「Mill」が由来になっていて、アコヤベビーパールを使ったアクセサリーを中心に手掛けているブランドです。
あこや真珠がもつ美しい輝きを生かした美しいアクセサリーの数々は、本物志向の女性から高い評価を得ています。
Le Collier(ルコリエ)は、東京都に本社を置く株式会社ルコリエが手掛けるアクセサリーブランドです。
真珠を使ったアクセサリーを中心に手掛けている他、他ブランドのアクセサリーを取り扱うセレクトショップとしての側面もあります。
価格は3000円以下のリーズナブルなものから、数十万円する高価なものまで様々で、普段使いできるものから特別な場面で身に着けられるものまで揃っています。真珠アクセサリーを探している方におすすめのブランドです。
三重県真珠加工販売協同組合(MPO)は、三重県伊勢志摩に本拠を置く、40年の伝統を誇る真珠の加工販売会社の協同組合直販店です。
「MPO」は三重県(Mie)・真珠(Pearl)・組合(Org)を表しています。
真珠業界における豊富な経験を持つプロが検品した高品質なジュエリーを生産しており、全商品に組合発行の証明書が付属しています。ジュエリーのデザインは多彩で、普段使いしやすいものから特別な日に身に着けるものまで幅広く販売しています。
TSUTSUMI(ツツミ)は、1973年に埼玉県蕨市で創業したジュエリーブランドです。「ジュエリーツツミ」という名前に聞き覚えのある方も多いでしょう。
ツツミのジュエリーは宝石の買い付けから製造・販売まで、すべて一貫して自社で行っており、高品質な製品を提供しています。
流行に左右されないシンプルで上品なデザインのジュエリーが多く、使いやすいものが多いです。ゴールドのジュエリーも数多く扱っているので、シンプルなものからパールを用いた煌びやかなものまで、様々なデザインの中から選ぶことが出来ます。
また、傷がついてしまったものや古くなってしまったものにはクリーニングやリフォームの対応を行っており、アフターサービスも充実しています。
フランスのパリ1区にあるヴァンドーム広場が名前の由来となっている「ヴァンドーム青山(VENDOME AOYAMA)」は、1973年に象牙を用いたジュエリー制作会社として誕生しました。
シンプルかつエレガントな落ち着いたデザインの製品が多く、創業から50年以上にわたって多くの女性に愛されてきたブランドです。
オフィスなどで普段使いできるものからブライダルなどで身に着けることの出来るパールを使ったジュエリーなど幅広く手掛けています。百貨店での販売をいち早く取り入れた国内ブライダルジュエリーのパイオニアでもあります。
ete(エテ)は、株式会社ミルクが1989年に大阪で立ち上げたジュエリーブランドです。メインの「ete」と、少し大人っぽいアイテムが揃う「ete bijoux(エテ ビジュー)」の2ブランドがあります。
eteのジュエリーは、日本人女性に良く似合うシンプルで繊細なデザインが多いのが特徴です。主張しすぎないので普段使いしやすく、冠婚葬祭の場面でも気品ある雰囲気の演出に一役買ってくれます。
また、姉妹ブランドである「Jouete」は比較的リーズナブルで普段使いしやすいアイテムが揃っており、こちらも人気があります。
SIENA ROSE(シエナロゼ)は、1981年に広島で設立された「サンポークリエイト」が手掛けるジュエリーブランドです。「毎日メイクをするように、ジュエリーを身に着けて」というコンセプトの元、肌を美しく見せるジュエリーを手掛けています。
ゴールド(K18)とプラチナが融合して生まれた、シャンパンのロゼを思わせる、上品な優しい色合いの「ロゼチナ〈ローズプラチナゴールド〉」を使ったアクセサリーが人気です。ゴールドの持つ優美さと、プラチナの気品とが溶け合った深みのある落ち着いた色合いを持ちます。
姉妹ブランドには、ジュエリー以外にバッグや小物も手掛ける「ANEMONE(アネモネ)」、イヤーアクセサリー専門ブランドの「mimi33 (ミミサンジュウサン)」があります。
Gucci(グッチ)は、グッチオ・グッチ(Guccio Gucci)によって、1921年にイタリアのフィレンツェで設立されました。高品質な革製品、特に馬具や皮革製品を製造・販売から始まり、現在では、バッグ、靴、アパレル、サングラス、香水、時計、ジュエリーなど、取り扱う製品は幅広いラインナップとなっています。
ジュエリーのデザインにはクラシックな要素とモダンな要素が組み合わされており、ブランドの象徴である2つのGが重なったロゴがジュエリーにも取り入れられ、そのデザインはファッション愛好家にとって魅力的な選択肢となっています。
Ops.(オプス)は、大阪府に拠点を置く「株式会社HAYNI」が手掛けるアクセサリーブランドです。上質な素材を使った手頃な価格のアクセサリーを販売しており、30代~50代の女性に人気があります。
落ち着いた輝きを放つシルバーやゴールドのアクセサリーが中心で、多くのアイテムが5000円前後で購入できます。また、上質な天然石を用いたアクセサリーもありますが、こちらも20000~30000円の比較的リーズナブルな価格で購入できます。
ゴールドカラーのアクセサリーはコーティング系から18金まで揃っているので、予算に合わせて選ぶことが出来ます。シンプルで上品なアクセサリーを探している方におすすめのブランドです。
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