40代メンズにおすすめのカジュアルシャツブランドを徹底解説。比較的低価格なデイリーファッションブランドから、ハイブランドまで幅広く紹介します。
シャツとは、襟(えり)とボタンがついた衣類を指し、男性や女性、子供向けの様々なデザインやスタイルのものが販売されています。
そもそも、シャツは上着の汚れ移りを防ぐために作られた男性用の肌着でした。20世紀に入り、シャツのデザインは多様化し、ファッションの一部として重要な役割を果たすようになりました。ワークシャツ、ドレスシャツ、カジュアルシャツ、ポロシャツなど、様々なスタイルが登場しています。
本記事では、主に日常で使えるメンズのカジュアルシャツを販売している40代向けのブランドを紹介します。
シャツは様々なデザイン・スタイルのものがあり、選び方が難しいファッションアイテムの一つですよね。パット見だけで購入してしまうと、コーディーネートが難しくなってしまったり着たときのシルエットがおかしいなど失敗してしまいます。そこで、シャツの選び方を簡単にご紹介します。
シャツといえば上述したように襟がついているのが特徴ですよね。襟の形にも様々あり、襟の形ひとつで印象がガラッと変わります。そのため、襟の形でシャツを選ぶという方も多いです。
レギュラーカラーは、襟の開きが75~90度のシャツの中でも最もスタンダードな形です。
カジュアルシャツだけではなく、ビジネスシーンや冠婚葬祭などのフォーマルなシーンで着用することが多いワイシャツにも用いられている形で、清潔感を出したいときやしっかりとした雰囲気をだしたい場面に適しています。フォーマルなシーンでも着れるようホワイトやブルー、ネイビーといったシンプルなデザインのものを持っておくと便利です。
ボタンダウンは、ボタンがついている襟を指します。
ボタンで襟と見頃(袖や襟をのぞいた胴部分)を留めておくことができるため、形が崩れないというメリットがあります。そのため、よりきっちりとした印象になる一方で、ボタンが装飾的な役割も果たすのでビジネススタイルほどきっちりしすぎないカジュアルダウンした着こなしに。
休日のコーディネートにも使うことができます。
スタンダードカラーは、首に沿って立てた折り返しのないタイプの襟を指します。学ランの首元やチャイナドレスの首元を想像してもらうとわかりやすいかと思います。「バンドカラー」ともいわれます。
スタンダードカラーといえば折り返した襟が付いたものが一般的ですが、襟全体を取り除ぎ帯状のバンドを襟に付けたシャツこそスタンドカラーシャツといわれます。
首周りがスッキリして見えるのが大きな特徴で、どんな人でも清潔感のある印象を与えることができます。また、襟の大きなコートやジャケットなどとも合わせやすいのもメリットの一つです。
オープンカラーは、襟が開いているタイプです。「開襟シャツ」ともいいます。
オープンカラーシャツはネクタイを締めない前提で設定しているため、第一ボタンが低く胸元が開くようになっています。首元が詰まっているタイプのシャツと比較して締めつけ感がないのでゆっくり過ごしたい休日にぴったりですし、夏などの気温が高い季節には清涼感を出すことができます。
ちらりと見える胸元はセクシーさも演出してくれます。
シャツは生地の種類もバリエーションが豊富です。春や夏は通気性の良いものを選んだり、着心地を重要視する場合は肌触りの良いものや収縮性のあるものを選ぶなど、生地で選ぶのも良いでしょう。
オックスフォード生地は、太めの縦糸と横糸を使用して織られており独特の粗い目のテクスチャーが特徴です。ボタンダウンシャツなどに使われていることが多いです。
厚手でしっかりとしていながらも通気性が高く、暑い季節でも涼しく着用できます。また、オックスフォード生地は洗濯機で簡単に洗え、手入れが比較的簡単です。また、丈夫なので洗濯を重ねても風合いが良く、使用頻度が高いカジュアルシャツにぴったりです。
リネン生地は、亜麻(リネン)繊維から作られる天然繊維素材です。古代から存在し、非常に歴史のある素材として知られています。
リネン生地は糸の間に空気を通しやすい構造をしているため、非常に通気性がよく肌に触れると涼しさを感じることができます。また、水分を吸収しやすく汗を吸収してくれるため、暑い季節にもぴったりです。
ただし、シワができやすいデメリットがあります。きちんんとアイロンがけをしないとだらしない印象に。リネン生地のシャツをアイロンがけするときは、まずはシャツを濡らし中温度〜高温であて布をしながらかけていきます。アイロンがけなどお手入れが面倒という方には不向きでしょう。
ローン生地は、非常に軽量で薄手の綿素材の生地です。
綿素材であるため、柔らかく肌触りが良いです。また、透け感があり、軽やかで涼しい着心地と上品さが特徴です。ローン生地は印刷や染色に適しており、花柄やストライプ、ドット柄など華やかなデザインのシャツに使われていることも多いです。
ウール生地は、羊毛(ウール)から作られる天然繊維素材です。
ウールは繊維内に微細な空気層があり、熱を逃がさず、冷気を防ぐことができるのが大きな特徴です。また、ウールは湿度を調整し、汗を吸収し、蒸発させるため、湿度の高い日でも快適に着用できます。さらにウール繊維は柔軟でしなやかであり、着心地が良いです。ストレッチ性があるため動きやすく、キャンプなどのアウトドアに着ていくのにも適しています。
ただし、シワにはなりにくいものの、ドライクリーニングや手洗いを推奨されることが多いため、注意が必要です。
デニム生地は、一般的にはジーンズで知られている青い色調を持つ織物素材です。
デニムはカジュアルな外見が特徴です。近年のデザインでは、ストレッチデニムが一般的になっており、動きやすさと快適さを提供しています。
デニムは反復的な洗濯にも耐えるため、頻繁に着用されるカジュアルシャツに適しています。丈夫なのもデニム生地の良い点ですが、色落ちを防ぐために洗濯時に裏返して洗うことが推奨されるなど注意事項が記載されていることもあるので、洗濯をする際はしっかりとチェックしましょう。
フランネルは、綿やウールから作られる柔らかく暖かい織物生地です。フランネル生地で作られたシャツはフランネルシャツといい、「ネルシャツ」と呼ばれることが多いです。
フランネルは非常に柔らかい生地で、肌触りが良く、着心地が最高です。フランネルは通常、起毛加工を施して製造されます。これは、表面に微細な起毛(毛羽立ち)を持たせることで、保温性を高め、柔らかさを増す効果があります。
フランネルは一般的にカジュアルな外見を持ち、リラックスしたスタイルに適しています。しかし、フォーマルな場面にも対応するスタイリッシュなフランネルアイテムも存在します。
シャツはサイズによって着用したときのシルエットが大きく変わり、印象がガラリと変わります。サイズ感を失敗してしまうとだらしなく見えてしまったり、スタイルが悪く見えてしまうので注意が必要です。
きっちりとした清潔感を出したい場合はぴったりめのサイズを選び、休日にゆっくり過ごしたいときなどはゆったりめに着れるサイズを選ぶと良いでしょう。
シャツはシンプルなものも多いですが、カジュアルシャツを選ぶ場合はデザイン性も重要ですよね。
デザインによってコーディネートの雰囲気が変わるため、手持ちの洋服に合わせて買うのも良いでしょう。例えば、チェックシャツやミリタリーシャツ、アロハシャツなどのようにガラモノのシャツもあります。
シーズンによって様々なデザインの商品が販売されますし、ブランドによってもデザインの特徴は異なるので気に入ったものを選びましょう。
40代男性におすすめのカジュアルシャツがあるデイリーファッションブランドを紹介します。
POLO RALPH LAUREN(ポロ・ラルフローレン)は、1967年にファッションデザイナーであるRalph Lauren(ラルフ・ローレン)によって設立されたブランドRALPH LAUREN(ラルフローレン)の主軸となっているブランドラインです。ラルフローレンより、若干価格が安いのが特徴です。
ラルフ・ローレン氏が前身となるネクタイブランド「POLO(ポロ)」をスタートし、そこから発展したのが「ポロ・ラルフローレン」です。ラルフローレンシリーズの原点であるポロ・ラルフ・ローレンは東海岸のアイビーリーグのカジュアルスタイルに英国流のスタイルを融合させたコレクションで有名です。
元々ネクタイブランドだったこともあってか、ネクタイを合わせることが多いシャツの品質には定評があります。また、着る人を選ばないシンプルなデザインは年齢を問わずに着ることができ、上品な印象を与えることができます。
BANANA REPUBLIC(バナナ リパブリック)は、1978年にメル・ザイゴーとパトリシア・ザイゴーによって設立されたアメリカのファッションブランドです。
バナナリパブリックの創設者である2人は、探検家の精神を持ったクリエーターでした。これまで最高級の素材や革新的な生地を求めて世界中を旅し、意義のある様々なスタイルを生み出しています。
バナナリパブリックはGAPの姉妹ブランドとしても知られていますが、イメージとしてはGAPよりももっと大人っぽく仕立てもしっかりとしており、年齢層で言えば20代後半~40代の方の大人向けのブランドであるといえます。
Brooks Brothers(ブルックスブラザーズ)は、1818年にアメリカのニューヨークで設立されたファッションブランドです。ブルックスブラザーズの歴史は古く、ラルフ ローレンなどのアメリカを代表するファッションブランドと並ぶアメリカントラディショナルスタイルのブランドとして、高品質な素材と伝統的なスタイルに焦点を当て、上質な紳士服を提供し続けています。
ブルックスブラザーズはⅠ型スーツを初めて世に出したブランドとしても有名ですが、ボタンダウンシャツ(ポロカラーシャツ)やノンアイロンシャツを初めて商品化したのもブルックスブラザーズであるといわれています。ボタンダウンシャツの定番といえばオックスフォード。ブルックスブラザーズのオックスフォードシャツを1枚持っておけば間違いなしといっても過言ではありません。
年齢層としては30代〜40代が多く、クラシックでありながらもモダンなデザインは長年人気があり、幅広い世代から評価を得ています。
LACOSTE(ラコステ)は、フランスのテニスプレイヤーであるルRené Lacoste(ルネ・ラコステ)によって1933年に創設されたブランドです。
ルネ・ラコステの愛称が「クロコダイル」であったことから、ブランドのアイコンには緑のワニのロゴが採用されているのが特徴で、定番のポロシャツを始めとするウェアに加え、シューズやレザーグッズ、香水など様々な商品を提供しています。
ラコステはその単純でエレガントなデザイン、高品質な素材、スポーツとカジュアルファッションの融合から、世界中で多くの愛好者を持つブランドであり、シャツもシンプルで着やすいため10代〜60代と幅広い年齢層に人気があります。
TOMORROWLAND(トゥモローランド)は、1978年に佐々木啓之氏が設立した日本のファッションブランドです。
元々はメンズニットメーカーでしたが、「メンズ・ウィメンズともに、オリジナルから幅広く世界からセレクトしたウェアやグッズまで時代を超えて受け継がれていく端正で洗練されたエレガントなスタイルを提案する」というコンセプトの元、オリジナル商品の開発だけではなくセレクトアイテムも取り扱うなど幅広い商品を販売しています。
トゥモローランドのターゲット層は30代〜40代です。デザイン性やシルエットの美しさが秀逸で、洗練された大人スタイルとして人気が高く、セレクトショップとしても特にファッション上級者から定評があります。
Theory(セオリー)は、1997年にAndrew Rosen(アンドリュー・ローゼン)とElie Tahari(エリー・タハリー)が設立したアメリカのファッションブランドです。
ブランドコンセプトは「さりげないトレンド感のあるベーシック」で、元々はレディースブランドとして有名になりましたが、現在ではメンズアイテムも展開しています。
セオリーは完璧なフィット感と洗練されたデザイン、スタイリング、最高級の素材を使用した着心地が高く評価されており、ビジネススタイルからカジュアルスタイルまで使えるアイテムを幅広く取り揃えています。フィット感のある上品なスタイリングや美シルエットを目指したい40代男性の方にぴったりです。
SERO(セロ)は、1929年に設立されたアメリカの老舗シャツのブランドです。1980年代のアイビールックが流行した際に脚光を浴びたものの1997年に一度姿を消しており、2010年待望の復活を遂げ再び注目されています。
セロのメインアイテムといえばボタンダウンシャツです。「SEROと言えばボタンダウンシャツ、ボタンダウンシャツと言えばSERO」とも言われていたほどです。セロは老舗シャツブランドというだけあり、シルエットや襟の形に定評があります。
セロのシンプルかつ高品質なアイテムは世代・スタイルを問わず愛され続けています。
James Mortimer(ジェームスモルティマー)は、1894年に設立されたアイルランドのシャツブランドです。
ブランド名は創業当時、最初の従業員であり、現代にも受け継がれているシャツ作りの礎を築いた「James Mortimer(ジェームスモルティマー)」に由来し先人への敬意を表しています。
ジェームスモルティマーでは、全てのシャツが手工芸品として作られることをモットーにしており、上質なシャツのディールを現在でも守り続けています。そのため、制作方法は現在でもクラシカルなもので、親子3代で引き継がれてきた技法で高品質なシャツを作り続けています。
仕立てだけではなく素材にもこだわって作られているため着心地も最高。カジュアルで着られる本格シャツが着たい本物志向の男性におすすめです。
Massimo d’Augusto(マッシモダウグスト)は、イタリアのシャツブランドです。
ナポリ仕立ての優雅さと実用性を兼ね備えたシャツを伝統的な技術で作り上げており、スティッチやボタンホールまで細部にこだわりがつまっているのが特徴です。また、素材はすべて厳選されたイタリア産の麻(リネン)です。
伝統とトレンドを絶妙にミックスさせたシルエットで上品さを演出することができるだけではなく、着心地も抜群で年齢問わず多くの方が愛用しています。特に社会経験を積んだ30代以降の男性に絶大な人気を誇ります。
マッシモダウグストはビームスなどのセレクトショップで取り扱っていることが多いです。
Glanshirt(グランシャツ)は、1992年に設立されたイタリアのシャツブランドです。
ブランド名は、イタリアのエレガントな紳士「theGlans」の名に由来しています。きっちりとしたフォーマルなシャツが主流だった時代に遊び心を散りばめたデザインのグランシャツのシャツは、多くの芸術家や政治家、貴族などが愛用するようになり、その名を広めていきました。
イタリアンドレスとアメリカンカジュアルのニュアンスを絶妙に感じさせるグランシャツのオックスフォードシャツは定番アイテムで、その他にも当時の柄、色を再現したどこか懐かしい雰囲気のシャツなど様々なシャツがあり、きっちりしながらも堅苦しくないカジュアルな雰囲気を演出します。
FRED PERRY(フレッドペリー)は、イギリスのテニス選手であるFred Perry(フレッド・ペリー)にちなんで名付けられたブランドで、1952年に設立されました。
ブランドのアイコンであるローレルリーフのロゴが特徴的です。フレッドペリーは、スポーツウェアとカジュアルファッションが融合したクラシックでモダンなスタイルが愛されており、人気のアイテムはポロシャツです。ラルフローレン、ラコステと並ぶポロシャツ御三家として有名です。
フレッドペリーはポロシャツだけではなくシャツやジャケットなどもあります。小粋できれいめなラインナップが揃えられており、キレイめかつカジュアルなアイテムを揃えることができます。大人でトラディショナルなファッションを楽しみたい20代〜50代の男性におすすめです。
BAGUTTA(バグッタ)は、1975年に設立されたイタリアを代表するシャツブランドで、設立以来、高品質なシャツの製造に特化しています。
特にブランドタグやボタンの素材、サイズ、ディテールの細かい部分に至るまで徹底的にこだわって作られたエレガントなドレスシャツは定評がありますが、カジュアルなシャツまで幅広いスタイルで提供されています。カジュアルシーンで着れるシャツには、バンドカラーやシャンブレー、ブサムシャツと種類が豊富にあり、センスのある上品な雰囲気を出すことができます。
バグッタは、イタリア国内外で販売されており、高級デパートやオンラインストアを通じて入手できます。 また、ビームスなどのセレクトショップでも販売されているのでチェックしてみてください。
LEVI'S(リーバイス)は、1853年にアメリカのカルフォルニア州サンフランシスコでLevi Strauss(ルヴァイ・ストラウス)とJacob Davis(ジェイコブ・デイビス)が設立したブランドです。
リーバイスといえばジーンズですよね。リーバイスは世界で初めてリベットを使用して補強されたデニムジーンズを製造し、これが現代のジーンズの原型となっています。現在は、デニムジーンズを中心に幅広いアパレルアイテムを提供していますが、ジャケットやシャツ、Tシャツ、アクセサリーなど、カジュアルなスタイルに合わせられる多くのアイテムも展開しています。
リーバイスのメインターゲットは20代〜40代で、幅広い年齢層の方に人気があります。
DIESEL(ディーゼル)とは、1978年にRenzo Rosso(レンツォ・ロッソ)によってイタリアで設立されたブランドです。ブランド名の由来はディーゼルエンジンで、パワフルでエネルギッシュなスタイルを象徴しています。
ディーゼルは、ラグジュアリー感がありながらカジュアルに使用できるデザインの製品を数多く展開しており、「プレミアム・カジュアル・ウェア」というカテゴリーを築き上げています。
ディーゼルといえばジーンズのイメージが強い方も多いと思いますが、幅広く商品を展開しており、スキニーやワイドパンツ、デニムジーンズなどどんなコーディネートにも合うシャツなども販売されています。財布や時計といった小物類は10代〜20代の若者に人気がありますが、シャツなどのアイテムは20代〜40代の幅広い年齢層に人気があります。
AIGLE(アヴィレックス)は、1975年にJeff Kleiman(ジェフ・クライマン)が設立したアメリカのミリタリーウェアブランドです。
設立者であるジェフ・クライマンは米国空軍であるパイロットの役に立ちたいと考え前身となる「エアロ・レザー社」を立ち上げ、アメリカン軍にフライトジャケットを送ったことで有名です。1986年に公開された映画「トップガン」でアヴィレックスのフライトジャケットが着用されていたことで注目され、日本でも展開されるようになり、ミリタリーウェアをはじめデニムやスポーツウェアなど幅広い商品を提供しています。
アヴィレックスの製品といえばフライトジャケットですが、その他にも多くのファッションアイテムを取り揃えています。ワークやトラッド、ミリタリーなどの要素をふんだんに取り入れたアメリカンなデザインが特徴で、20代〜50代の幅広い年齢層の男性に人気です。また、軍部御用達のブランドということもあり丈夫さにも定評があります。
TAKEO KIKUCHI(タケオキクチ)は、デザイナーの菊池武夫さんが1984年に立ち上げた日本のメンズファションブランドです。
ブランドコンセプトは「London POP」で、英国紳士のような伝統的なデザインの中に色気と遊び心を取り入れた流行をミックスしたスタイルの製品が30代〜40代の男性に人気があります。
ブランドの顔となるアイテムはスーツですが、スーツ以外のファッションアイテムにおいてもシンプルなデザインが多く使い勝手が良いことに加え、品質も高いため高い支持を得ています。
メインブランドであるタケオキクチは、30代〜60代をターゲットにしており、大手百貨店に出店され値段も高めです。ちなみに、20代〜30代向けをターゲットに駅ビルを中心に出店しているtk.TAKEO KIKUCHI(ティーケータケオキクチ)や10代〜20代をターゲットに大型ショッピングセンターに出店しているTHE SHOP TK(ザショップティーケー)もあるため、幅広い年齢層におすすめできるブランドです。
PT TORINO(ピーティー トリノ)は、2008年にイタリアのトリノで誕生したパンツ専業メーカーです。
「メンズクロージングにおいて最も重要なアイテムはパンツ」というコンセプトで、「優れた仕立て」と、「上質な生地」、「唯一無二のシルエット」で構成された高品質のパンツやボトムウェアを提供しています。
パンツをメインに販売しているピーティートリノですが、2022年春夏シーズンから、パンツ以外のアイテムの展開をスタートしており、スペシャルブランドからライフスタイルブランドへと進化しています。イタリアではファッションアイコンのような存在として活躍するドメニコ・ジャンフラーテ氏の手掛ける最旬スタイルは、経験を積んだ大人の男性にぴったりです。
HUGO BOSS(ヒューゴボス)は、1924年にドイツのメッティンゲンで設立されたブランドです。ブランド名は創業者であるHugo Ferdinand Boss(ヒューゴ・フェルディナンド・ボス)に由来します。初期には制服や軍服の製造を主要な事業としていましたが、後に高級メンズウェアの製造へと展開しました。
ヒューゴボスのファッションアイテムは、クラシックでエレガントなデザインが特徴で、ビジネスカジュアルやフォーマルウェアに向いており、名だたるセレブが着用し、大谷翔平選手などのスポーツ選手も愛用していることで有名です。
ヒューゴボスを愛用する年齢層は20代~50代の男性と幅が広いです。実はヒューゴボスにはメインラインとセカンドラインの2つあります。「BOSS(ボス)」は、高級スーツを中心に販売しており、年齢層は30〜44歳です。一方「ヒューゴボス」は、20〜30歳を対象としており、日常使いしやすい香水や、キャップなどカジュアルアイテムを多く販売しています。
FAIRFAX(フェアファックス)は、1976年に設立された日本のファッションブランドです。
フェアファックスではアメリカントラディショナルをベースとしながら様々なタイドアップスタイルを提案しており、ネクタイやシャツに定評があります。
フェアフォックスの製品は高いクオリティとハンドメイドにこだわって作られています。シャツは体に程良くフィットし、動きやすく体型の差異に影響されにくい、美しいシルエットを生み出し、有名百貨店やセレクトショップでも高い評価を得ています。20代後半〜60代と幅広い世代に人気があるブランドです。
Calvin Klein(カルバンクライン)は、アメリカのファッションデザイナーであるCalvin Klein(カルバン・クライン)によって1968年に設立されたファッションブランドです。
80年代初頭には、世界初のデザイナーズジーンズ「カルバン・クライン ジーンズ」を発表し、世界中に知られるブランドとなり、斬新なデザインとスタイルでアメリカンファッションの象徴とされてきました。現代では、個性の多様性を賛美し、体形や性別を問わず誰もが着れるサイズバリエーションやシルエット、素材へと見直し、あらゆる人が自分らしく着られる服を提案し新たな時代を切り開いています。
Calvin Klein collectoin(カルバンクラインコレクション)とCalvin Klein platinum label(カルバンクラインプラチナムレーベル)、Calvin Klein Jeans(カルバンクラインジーンズ)の3つのラインがあり、特に品質にこだわったカルバンクラインコレクションは、30代以降の年齢層に人気があります。
GUY ROVER(ギローバー)は、1967年に北イタリアで設立されたシャツブランドです。
南イタリアではハンドメイドのシャツが人気があるのに対して、北イタリア生まれのギローバーはマシンを使って作った都会的で洗練されたファッション性を売りにしています。ギローバーは北イタリアの中でも最高峰の技術をもっているため、マシンメイドだからといってハンドメイドと比較して品質が落ちてしまうことはなく、品質にも定評があります。ハンドメイドだとどうしても高価になってしまいますが、高品質の製品を比較的安価で購入できるのもマシンメイドを採用しているギローバーならではです。
シャツの定番の生地である「鹿の子」を初めて使ったブランドはギローバーであるといわれています。鹿の子素材で作られる代表的なシャツといえばポロシャツですが、ギローバーのポロシャツは台襟がついていてドレスシャツ仕立てとなっているため、ビジネスシーンでも着ることができます。
ORIAN(オリアン)は、1990年にGian Gaetano Orian(ジャン・ガエターノ・オリアン)が設立したイタリアのシャツブランドです。ジャン・ガエターノ・オリアンは、元々ギローバー出身で、自身の名を冠に立ち上げたのがオリアンです。
オリアンは、イタリアの伝統的な職人技術と最高水準の機会技術を融合させた優れた仕立てに、こだわり抜かれた高品質な素材、さらに美しいフォルムに定評があります。
オリアンのデザインは、前立てのない仕立てが採用されているなど過度な装飾を排除しているのが特徴です。これは、着る人の個性を際立たせる理想のシャツを追求しているためです。そのため、見た目がすっきりとしており、これによりエレガントな印象を与えます。
土井縫工所(どいほうこうしょ)は、1952年設立のドレスシャツを手掛ける「株式会社ドゥ・ワン・ソーイング」が展開するオリジナルブランドです。
コンセプトは「日本のビジネスマンのためのシャツ作り」で、生地や縫製すべてにこだわったドレスシャツを作り続けている老舗です。蓄積された膨大な日本人の体型データをもとに、メイド・イン・ジャパンにこだわったハイクオリティな商品を適正な価格でビジネスパーソンに提供しています。
土井縫工所といえばビジネスシーンに着られるきっちりとしたシャツですが、カジュアルシャツも販売しています。例えば、プライベートでおしゃれを楽しむのにぴったりなウエスタンシャツなどがあります。ウエスタンシャツはバイオブリーチ製品加工されており、色落ちやアタリ感を楽しむことができます。
BARBA(バルバ)は、高品質なドレスシャツを中心に様々なメンズファッションアイテムを提供するイタリアのファッションブランドです。
バルバの製品は洗練されたイタリアのテーラリングと職人技術によって製造されており、特にシャツが高品質であることで、知名度が高いです。また、細身に見せるシルエットのシャツが多いため、体型が気になり始めてきた30代〜40代の男性の方に高い評価を得ています。
バルバのデザインは基本的にシンプルでクラシックなので、ビジネスウェアやフォーマルな場面にぴったりです。襟のスタイル、カフス、ボタンなどのデザイン要素にも多彩な選択肢があるのも嬉しい点です。さらに、ビジネスやフォーマルの場面以外でもジーンズに合わせやすいカジュアルシャツなども販売されています。
EMPORIO ARMANI(エンポリオアルマーニ)は、前述したGiorgio Armani(ジョルジオ・アルマーニ)が設立したイタリアのファッションブランドラインの1つです。
エンポリオ・アルマーニはアルマーニグループの中で、特にカジュアルで都会的なスタイルのファッションアイテムを提供するブランドラインで、アルマーニブランドの中でも比較的若い層を対象としています。しかし、品質を落とした安価な商品を揃えているということではなく、高品質なアイテムで上品であるためセカンドラインでも40代〜50代と幅広い年齢層の方に人気があります。
ブランド名である「エンポリオ」にはイタリア語で「あらゆるものが手に入る大きな市場」という意味があり、洋服以外にもアクセサリーや時計、フレグランスなど幅広い商品を提供しています。
Finamore(フィナモレ)は、1925年に設立されたイタリアの高級シャツメーカーです。
カロリーナ・フィナモレ氏がナポリにアトリエを開き、ハンドメイドオンリーの仕立てシャツを仕立てて販売していたことがきっかけで誕生しました。現在ではフィナモレと同じくイタリアを代表するシャツメーカー、BARBA(バルバ)やLuigi Borrelli(ルイリボレッリ)などと同様に高い評価を得ています。
フィナモレのシャツはナチュラルな風合いが特徴で、アーム部分など細かい部分は熟練した職人の手によってハンドメイドです。ハンドメイドだからこそ柔らかな風合いとストレッチのような着心地に仕上がります。質の良さと落ち着いたデザインが30代以上の男性に人気があります。
T.M. Lewin(ティーエムルーイン)は、1989年に設立されたイギリスのシャツブランドです。高級なシャツテイラーが集中するシャツストリートで誕生しています。
シャツといえば頭から被るスモックスタイルが主流でしたが、ティーエムルーインが前ボタンのコートスタイルのシャツを開発したといわれています。
デザイン性も高く高品質なティーエムルーインのシャツは、良心的価格なのも大きな特徴です。低価格で高級感のあるシャツを手に入れることができますし、バリエーションも豊富なので様々なデザインや色味のシャツを買い揃えておきたいという方におすすめです。
SHIPS(シップス)は、1952年に上野アメ横にあった米軍放出品を扱う「三浦商店」をルーツとして誕生した日本初のセレクトショップです。
シップスは、伝統的な要素を現代的な形で表現した「STYLISH STANDARD」をコンセプトに時代を感じながらも、こだわりのスタイルを提案しています。
シップスで販売されている商品はとにかくシンプルなデザインが特徴で、ビジネススタイルにも合うきっちりとした印象を与えたい20代〜40代の方に人気があります。高品質なので長く愛用することができるのも嬉しい点です。
A.P.C.(アー・ペー・セー)は、1987年にJean Touitou(ジャン・トゥイット)によって設立されたフランスのファッションブランドです。
ブランド名である「A.P.C.」は「Atelier de Production et de Creation」の略です。「生産と創造の工房」という意味があり、デザイナーの名前と服のデザインを結びつけたくないという意図が込められています。
アーペーセーのアイテムは、トレンドに左右されないシンプルさの中にしっかりとおしゃれを感じさせるデザインが多いのが特徴です。年齢層は20代〜30代が多いイメージですが、シンプルだからこそ素材にもしっかりとこだわって作られており、高品質であるため長く着続けている40代〜50代の方も多くいらっしゃいます。
FRAY (フライ)は、1962年に設立されたイタリアのシャツブランドです。
フライのシャツは、高品質な素材を使い、手作業とミシンによる二重縫いと丁寧なハンドワークで作り出されています。デザインはシンプルで洗礼されていて、イタリアを代表する高級シャツブランドの代名詞ともいえます。ハンドワークで作られていることと、高級素材が使われてるため値段は決して安いものではありませんが、エレガントさや着心地の良さから愛用している方が多くいます。
フライの製品は、イタリア国内外で販売されており、高級デパートやビームスなどのセレクトショップ、オンラインストアを通じて入手できます。
INDUSTYLE TOKYO(インダスタルトウキョウ)は、日本のニット専業メーカーである「丸和繊維工業」が展開するシャツブランドです。職人が手作りで作り上げたニットシャツを中心に販売しています。
ニットシャツはカジュアルな雰囲気に思われがちですが、インダスタイルトウキョウでは目が非常に細かいニット生地で仕立てられているのが特徴で、フォーマルな場面でも活用することができます。そして、動体裁断Ⓡを採用し、かがんだときや車を運転するときなど手を前に伸ばした姿勢を前提に作られているため、伸縮性があり、身体を動かしても抵抗感が全くありません。
さらに、様々なニットシャツのバリエーションを取り揃えています。例えばロンドンストライプシャツなどもありますが、緻密に編み込まれているためパッと見ただけでは布帛のシャツと見分けがつかないほど。ノーアイロンで手入れも楽なので、オンオフ兼用で使いたいという方に非常におすすめです。
Maria Santangelo(マリアサンタジェロ)は、1953年にナポリにて創業されたシャツブランドです。ブランド名は創業者の名前です。
マリア氏の家庭は祖母の代からシャツ作りをしており、忠実に技術を継承しクオリティの高いシャツ作りを徹底して守り続け、工場に生地が入りシャツとなり、梱包をし同じ工場から出荷するまでを一貫して行っています。現在もその技術を受け継いだ子供たちと約30名の職人により運営されており、小規模なファクトリーながらも世界中から絶大な信頼を得ています。
マリアサンタジェロで手作りで作られるシャツは、シルエットが美しく、気品溢れる雰囲気のクラシックかつモダンな仕上がりが特徴です。着心地もよく幅広い世代から人気があります。
BORRIELLO(ボリエッロ)は、1980年にClelia Borriello(クレリア ボリエッロ)が設立したイタリアを代表するシャツブランドです。
最高品質の生地とディテールを常に磨き続けており、精密なカッティング、シルクのボタンホール、マザーオブパールのボタンといった細部への徹底した美意識で数々の有名ブランドのOEM生産を手掛けてきた実力派ブランドとしても有名です。
現在では自社ブランドのみの生産を行っており、他のシャツブランドにはない着心地と品質、シルエットを追求した贅沢なシャツは幅広い年代に人気があります。
EDIZIONI LIMONAIA(エディッツォーニ リモナイア)は、1974年創業のイタリアのブランド「Barbati(バルバッティ)」が発展開するブランドです。
バルバッティはパンツ専業ブランドで、イタリアのフィレンツェの有名セレクトショップでも多数取り扱われおり、現在ではアウターやスーツなど幅広く展開していいます。そんなバルバッティがシャツ専業ブランドとして展開しているのがエディツォーネ リモナイアです。
エディツォーネ リモナイアはリネン素材にウォッシュをかけたナチュラルなシャツに定評があり、シンプルなデザインから柄物まで幅広い種類があります。
Matteucci(マテウッチ)は、シャツメーカー「CIT社」が展開するシャツブランドです。CIT社はアルマーニなどのラグジュアリーブランドのOEMを手掛けていることで有名です。
マテウッチは、クラシックの基本やセオリーを守りつつ洗練されたスタイルを提案しています。基本的なワイドシャツやベーシックなポロシャツを中心により時代に合った要素を取り入れていた、現代的な魅力を感じさせるアイテムが多く揃えられています。
海外のブランドではありますが、国内正規品の日本に入ってくる商品は日本人向けにサイジングされているため、着やすいのも大きな特徴です。
GITEMAN VINTAGE(ギッドマンビンテージ)は、1978年に設立されたアメリカのシャツメーカーGITMAN BROS(ギットマンブラザーズ)のセカンドラインです。
ギットマンビンテージは、ギットマンブラザーズ創業時の70年代後半〜80年代初頭のアーカイブを参考に、生地も当時のデッドストックを基に作られており、ダブルトラックスティッチングやチョークボタン、背面のロッカーループなどもオーセンティックなディテールを再現させているのが特徴です。
クラシックでヴィンテージ感のあるアメリカンカジュアルウェアを楽しみたい40代男性におすすめのブランドといえます。
Manual Alphabet(マニュアルアルファベット)は、日本のファッションブランドです。
ブランドコンセプトは「時代の流れにあった、最適なバランスの探求」で、シンプルで誰もが着やすいデザインと縫製技術や生地の選定、知見やノウハウが詰まったクオリティの高さに定評があります。
また、マニュアルアルファベットの商品はファストファッションやプチプラのブランドと比較すると価格は高くなりますが、同じようなクオリティのブランドと比較すると圧倒的にリーズナブルでコスパが良いのも人気の理由の1つです。
近年ではカジュアルで日常的に着る事ができる上品なシャツとして、30代〜50代の男性に注目されているブランドの1つですので、ぜひ見てみてください。
XACUS(ザカス)は、1956年に設立されたイタリアのファッションブランドです。主にシャツを中心に幅広いアパレルアイテムを製造・販売しています。
ザカスのデザインは、モダンで洗練されたイタリアンスタイルが特徴です。シャツは特に高品質で、シンプルながらもエレガントなデザインで知られています。また、高品質な素材を使用し、熟練した職人によって製造されているため、品質が高いと評価されています。
ザカスのシャツには、実力派ドレスシャツファクトリーならではの美しく上品なリネンを使用したシャツなども販売されています。ジャパンフィットモデルなので、日本人の体型にもしっかりと合い着こなしやすいです。
Salvatore Piccolo(サルヴァトーレ・ピッコロ)は、2007年にファッションデザイナーであるSalvatore Piccoloが自身の名を冠に設立したイタリアのシャツブランドです。
創設者であるサルヴァトーレ・ピッコロは、元々シャツを専門とする仕立職人でした。仕立て職人として働いていた彼の母親から経験と知識を学び、16歳の若さで独立しています。
サルヴァトーレ・ピッコロは、ナポリのテーラリング伝統に根ざし、モダンでエレガントなデザインが特徴です。特にシャツに関しては、洗練されたカットと高品質な生地が注目されており、ナポリシャツとして高い評価を受けています。世界中で高い人気を博しているサルヴァトーレ・ピッコロは、現在シャツだけではなくジャケット、パンツ、小物類まで扱うトータルファッションブランドとしても注目されています。
イタリアの本物志向のハンドメイドシャツとしては比較的リーズナブルな価格設定で、特に40代〜50代の方に人気があります。
Ernest W. Baker(アーネストダブルベイカー)は、2016年にデザイナーのリード・ベイカーとイネス・アモリムによって共同設立されたファッションブランドです。
ブランド名は、60年代に広告マンとして活躍していたリードベイカーの祖父からとったもので、展開されているコレクションは、リードベイカーの着こなしからインスピレーションを得て作られたものばかりです。優雅さと、古き良きアメリカの素朴さが融合されているため、ノスタルジックを感じさせながらも古臭くないモダンなデザインを楽しむことができます。
Stile Latino(スティレ ラティーノ)は、ナポリのATTOLINI家の長男Vincento Attolini(ヴィンチェンツォ アットリーニ)が2004年に設立したファッションブランドです。
スティレ ラティーノのアイテムは、素材の質にこだわり、英国生地を用いたものが多いです。ヴィンチェンツォ自身が縫製技術を教えた約60人ほどのナポリの職人の手で丁寧に作られているため、1日の生産は30着前後。「ラテンスタイル」をコンセプトとしたクラシックな素材とテーラードな縫製で仕立てつつも、シルエットやデザインは明るく陽気なラテン系をイメージしています。近年では、ウォッシュ加工し風合いを出したアイテムなどもあります。
スティレ ラティーノならではの色柄やデザイン、着心地、上質感は着る人に高級感と品格を演出してくれるため、大人の男性から愛されています。
THE GIGI(ザジジ)は老舗ブランド「BOGLIOLI(ボリオリ)」の元デザイナーとして知られているピエルイジ・ボリオリ氏が、兄のマリオ・ボリオリ氏とともに2014年に立ち上げたファッションブランドです。
ブランドコンセプトは「DON’T LOOK BACK(過去を振り返るな)」です。コンセプト通り、過去の成功にとらわれない新しいスタイルを次々と提唱し、比較的新しいファッションブランドでありながらも世界中に広まっています。
ザジジのデザインは、伝統的な技術と現在的なシルエットと現代的なシルエットの生地使いが融合しているのが特徴です。柔らかく膨らみのある素材は着心地バツグンで、エレガントさを演出できるため大人の男性にぴったりです。
DOPPIAA(ドッピア アー)は、2016年にテノール歌手のホセ・カレーラス氏の息子であるアルベルト・カレーラスと、「ADRIANO&SONS」のオーナーのアドリアーノ・フラカッシのアラン・フラカッシーが共同設立したイタリアのファッションブランドです。ブランド名「DOPPIAA」の2つのAは2人の頭文字です。
ドッピアアーは、素材を重視しており、素材のクオリティは最高です。また、パターンやカッティングといった製法における過程すべて手を抜かず、しっかりとしたイタリアンメイドを貫き続けています。
デザインはどれもエレガントさを演出してくれるものばかりで、高品質な服を着ておしゃれを楽しみたい40代の男性にぴったりです。
40代男性におすすめのカジュアルシャツがあるハイブランドを紹介します。
TURNBULL & ASSER(ターンブル・アンド・アッサー)は、1885年に設立されたイギリスの高級シャツブランドです。創設者はReginald Turnbull(レジナルド・ターンブル)とErnest Asser(アーネスト・アッサー)で、ブランド名は2人の名前に由来しています。
ターンブル・アンド・アッサーは、上流階級向けの紳士服から始まり、1904年にアレッサンドラ王妃の乗馬用レインコートの注文を受けたことをきっかけに、そのクオリティの高さから世界中に知れ渡ることとなりました。王妃だけではなく、ブッシュなど各国の首相やチャップリンなどの俳優も愛用していたことで知られています。
ターンブル・アンド・アッサーのシャツは、高品質であることに加えてそれまでの無地で地味なシャツとは異なる、ヴィヴィッドな色と柄を用いたシャツを作り出したことでも有名です。大人の男性なら誰もが着てみたいと思うであろうシャツブランドであるといえます。
LUIGI BORRELLI(ルイジボレッリ)は、1957年にLuigi Borrelli(ルイジボレッリ)が自身の名を冠に設立したイタリアのシャツメーカーです。
ハンドメイドで作られた高品質なシャツは、イタリアのシャツブランドとしては、上記で紹介したバルバなどと共に高く評価を得ています。現在では、パンツやニットなどシャツ以外のアイテムも広く展開しています。
生地にこだわって作られたルイジボレッリのシャツは高級感があるため、値段は高めですがワンランク上のスタイルを目指したい30代男性や40代男性におすすめです。
ASPESI(アスペジ)は、1969年にAlberto Aspesi(アルベルト・アスペジ)によって設立されたイタリアのファッションブランドです。
設立当初はシャツメーカーとしてシャツを中心に展開しており、シンプルで質の良いアスペジのシャツはたちまち評判になりました。現在では、カジュアルウェアやアクセサリーなど、幅広いファッションアイテムを提供を開始し、総合的なファッションブランドとなっています。
アスペジはとにかく素材を選び抜く眼に優れているのが特徴です。様々な国々から取り寄せられた多彩な生地に洗いや染めなどオリジナルの加工をし、独特の風合いを表現しているためデザイン性も高く、ファッションにこだわりのある男性から絶大な指示を得ています。値段は比較的リーズナブルなものから8万円代のものまで幅が広いです。
MONTESARO(モンテサーロ)は、1986年に設立されたイタリアの高級シャツブランドです。
創業当時から伝えらる「古き良きナポリスタイルのシャツを後世に伝えるのが使命」、「肌に近い程、上質な物で無ければならない」という2つの信条を貫き通し、現在でも量産体制を取らず、熟練した職人たちが一枚一枚手作りしています。
上質なイタリア製の生地を使用し計算尽くされた設計、技術で身体を動かしても抵抗感なく動きやすいため、着心地にも定評があります。星の数ほど存在するシャツブランドの中で、ここまでの拘りを古くから貫いているモンテサーロならではのデザインと着心地は、審美眼を持った大人の男性の心を鷲掴みにすること間違いなしです。
TOM FORD(トム フォード)は、2006年にファッションデザイナーであるトムフォード氏が立ち上げたアメリカのラグジュアリーブランドです。
グッチやサンローランでデザイナーとして活躍していたトムフォードが作り出すモダンで洗練されたスタイルは、高級感とエレガンスが溢れており、セレブ御用達のブランドとして知られています。また、トムフォードで販売されているアイテムは、男性の体をより男性らしくカッコよく見せてくれるものが多いのも男性からの人気が高い理由の1つです。高級感あふれるスタイルで、大人の男性の魅力を引き出してくれます。
トムフォードは、高級ファッションを追求する40代の男性にとって、最高の選択肢の一つであるといえるでしょう。
THE ROW(ザ・ロウ)は、2006年に双子のMary-Kate Olsen(メアリー=ケイト・オルセン)とAshley Olsen(アシュリー=ケイトオルセン)が設立したアメリカのラグジュアリーブランドです。
創設者であるオルセン姉妹は女優としても有名ですよね。ブランド名はロンドンのストリート「Savile Row(サヴィル ロウ)」に敬意を示してつけられています。
ザ・ロウが追求するのは、「美しく、上質。そしてすべての人が自分のためのものと感じるような1枚」です。シンプルかつ洗練されたデザインと選び抜かれた上質な素材で作られた抜群の着心地が特徴で、驚くほど値段は高いのですが、クオリティは絶対的に信頼できます。
FRANK&EILEEN(フランクアンドアイリーン)は、2009年にAudrey Mcloghlin(オードリー・マクローリン)が設立したアメリカのシャツブランドです。
高品質なイタリア製の生地を使用し、独自のシルエットとデザインを提供しています。シャツは洗練されたカジュアルウェアとして、様々なスタイルと色で提供されており、男性と女性向けのラインがあります。
特に品質にこだわりをもっており、リネンやコットン、フランネル、ポプリンなどの高品質な素材を使用しています。そのため、フランクアンドアイリーンのシャツは快適さと耐久性に優れており、着心地が非常に良いと評価されています。また、洗いざらしでもそのシワ感を楽しんで着られるようノンストレスな素材とシルエットで人気があります。
Ermenegildo Zegna(エルメネジルド ゼニア)は、Ermenegildo Zegna(エルメネジルド・ゼニア)が1910年に設立したイタリアの高級ファッションブランドです。通称「ゼニア」と呼ばれています。
ブランドは当初、高品質のウール生地を生産する生地メーカーでした。その後、自社ブランドとして高級紳士服のデザインと製造に進出しています。
エルメネジルドゼニアのデザインのポリシーは「最高の素材は優れたデザインを、最高のデザインは優れた素材を求める」です。オーストラリアから買い付けた最高級の天然繊維を自社工場で紡績、染色、仕上げまでをすべて行っています。スーツを中心に、ジャケットやシャツ、ベスト、シューズなど幅広いアイテムを展開しており、品質の高さは世界中で高い評価を得ています。
BRUNELLO CUCINELLI(ブルネロクチネリ)は、1978年に創業されたイタリアのファッションブランドです。
ブルネロクチネリのアイテムは、カシミアやシルク、ウール、リネンなどの最高品質の素材が豊富に使われ、その質感と快適さが特徴です。創立当時はまだカシミアを扱っているブランドが少なかったため、一気に注目を集めました。
ブランドコンセプトは「スポーツラグジュアリー」です。カジュアルな要素とエレガントさを組み合わせたスタイルを追求した、シンプルなカットや洗練されたディテールが特徴で、着心地の良さと上品さを両立させています。
値段はリーズナブルなものではありませんが、一生ものとして持っておきたいという方が多く、セレブ達が愛用していることでも有名です。
ISAIA(イザイア)は、1957年に服地商だったエンリコを中心に、ロザリオ、コラード・イザイア3兄弟がスタートさせたイタリアのファッションブランドです。半数の住民がプロのテーラーであるナポリ近郊で優秀な職人を雇い、伝統的なナポリ仕立てを追求。高い技術力で、ナポリで最も有名な店と言われるほどに成長していきました。
イザイアの製品は、ナポリのテーラリング伝統に根ざしており、独特のテーラリングスタイルが特徴です。軽量で自然なショルダー、緩やかなシルエットが、伝統的なナポリスタイルの特徴として知られています。伝統的な手法で製品を作ることに重点を置いており、多くの工程が手作業で行われています。これにより、高品質かつ独自性のある製品を生み出しています。
イザイアといえばスーツがメインアイテムですが、スーツだけに留まらず、ファッション小物やブルゾン、ジャケット、チェスターコート、カシミヤコート、ポロシャツ、ネクタイ、チーフなど幅広く展開しており、総合ファッションブランドとしても高い人気を誇っています。高級志向の40代男性におすすめです。
THOM BROWNE(トム ブラウン)は、ファッションデザイナーであるTHOM BROWNE(トム・ブラウン)が自身の名を冠に2001年に設立したアメリカのファッションブランドです。
トムブラウンのデザインは、伝統的なメンズウェアのルックに、斬新でアヴァンギャルドな要素を取り入れたスタイルが特徴です。彼は短いジャケット、細身のスラックス、セーターベストなど、クラシックなアイテムを異なるアプローチで提案しています。また、シグネチャースタイルとして、トリコロールのストライプデザインがよく見られます。このストライプは、ジャケットの袖やパンツのサイドに施され、ブランドのアイデンティティとなっています。
商品価格は、メンズブランドの中でも特に高く決して安いものではありません。そのため、年齢層も高めで30代〜40代の男性に人気があります。
dunhill(ダンヒル)は、1893年にイギリスのロンドンで設立された高級ファッションおよびライフスタイルブランドです。
設立当初は馬具に関する製品を作っている会社でした。自動車の普及とともに路線を変更し、小物の製造・販売を始めました。当時販売されていたタバコパイプなどのタバコ関連商品は今でも有名です。1930年には、万年筆や化粧品とラインナップを広げ、高品質な革製品やアクセサリー、アパレル、時計、香水、書類入れ、スーツケースなど、ライフスタイルに関連する幅広い商品ラインを展開しています。
ダンヒルの現在の人気アイテムは、ネクタイや財布、バッグ、スーツなどです。また、マネークリップなどの小物類やメンズウェアの方も大人気です。エレガントで洗練されたスタイルが特徴で、そのデザインはクラシックでありながらも現代的な要素を取り入れています。ターゲット層は20代〜40代となっているようですが、価格が高いこともあってから40代〜50代の方の利用が多いです。
Kiton(キートン)は、1968年に設立されたイタリアの高級ファッションブランドです。
キートンは最高品質の素材とクラフトマンシップにこだわったメンズスーツやジャケット、シャツ、ネクタイ、アウターウェアなどの製品を提供しています。特に、カシミアやウールの生地が有名で、これらの素材は非常に高い基準で選ばれています。伝統的なナポリ仕立てを守りつつ、現代的な感覚を融合させた魅力的なアイテムは世界中で高い評価を得ています。
メインアイテムであるスーツやジャケットはもちろんのこと、コートやパンツ、シャツ、ニットにまで上質でモダンな雰囲気を演出することができます。
JIL SANDER(ジルサンダー)は、1968年に設立されたイタリアのファッションブランドです。
元々はレディースラインを中心に展開しており、品質の高さやカッティングの美しさと洗練されたデザインで高い評価を得ていましたが、1997年からメンズラインも展開しています。
ジルサンダーといえばモード界に「ミニマル」という概念を持ち込んだブランドとして有名です。華やかでカラフルな物が好まれていた時代に、設立者であるジルサンダー自身が好んでいたミニマルなデザインは、最初こそ受け入れられなかったものの現代では広く愛されるブランドとなりました。ジルサンダーは30代以降の落ち着いた世代向けのアイテムが多いため、40代の男性にもピッタリです。
40代男性におすすめのカジュアルシャツがあるアウトドア・スポーツブランドを紹介します。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)は、1966年にカリフォルニア州バークレーで設立されたアウトドア用品およびアウトドアウェアのブランドです。
ザ・ノース・フェイスというブランドの名前は、山の北壁に当たる最も過酷な地形を表現しています。アウトドア愛好家に最高品質のアウトドアギアとアパレルを提供を目指し、様々なテクノロジーとイノベーションを活用しています。例えば、「GORE-TEX」や「DryVent」などの防水・透湿性素材を使用し、アウトドア活動時の快適性を高めています。また、「ThermoBall」や「PrimaLoft」などの断熱材も採用しており、寒冷な環境での保温性を向上させています。特にアウターはザ・ノースフェイスの人気アイテムです。
シャツにおいても機能性に優れたものから、リラックスしたいキャンプシーン、街着としても重宝できるもの、またビジネスシーンなど幅広く展開されています。
MAMMUT(マムート)は、1862年にスイスで設立された老舗のアウトドアブランドです。登山、ハイキング、スキー、クライミングなどアウトドアアクティビティに関連する製品を提供しています。
ブランドの名前「MAMMUT」には、ドイツ語で「マンモス」という意味です。設立当初はクライミングロープをメインに取り扱っていたため、マンモスのように強く強靭なクライミングロープという意味を込めて名付けられたといわれています。
マンモスマークのブランドアイコンと、高いデザイン性とカラーリングが特徴です。値段が高めなので年齢層は主に30代~40代の方が多いです。
Columbia(コロンビア)は、1938年アメリカオレゴン州で誕生した総合アウトドアブランドです。アウトドアアクティビティを楽しむ人々に高品質なアウトドアウェアを提供することを使命としています。
コロンビアは、ハイキングや登山、スキーやスノーボード、キャンプ、フィッシングなど、様々なアウトドアアクティビティに適した製品を提供しています。独自のテクノロジーを開発しており、例えば、「Omni-Tech(オムニテック)」や「Omni-Heat(オムニヒート)」などが有名です。オムニテック防水透湿性素材で、オムニヒートは断熱技術で、寒冷地での保温性を向上させます。
Tシャツやシャツなど普段着にできるアイテムも多く販売しています。ストレッチ性のあるコットン混素材で動きやすさや着心地を重視した製品や、汗を蒸発してドライな着心地をキープする吸湿速乾機能「オムニウィック」を採用しているなど、少し汗をかくようなアクティビティにもぴったりなアイテムが多いのが特徴です。
L.L.Bean(エルエルビーン)は、1912年にLeon Leonwood Bean(レオン・レオンウッド・ビーン)によって、設立されたアメリカのアウトドア用品およびアウトドアウェアのブランドです。
「アウトドアの喜びを分かち合える品質とデザインであること」を理念とし、設立当初はハンターのための防水ブーツを開発していましたが、現在では様々なアウトドアアパレルを展開しています。エルエルビーンを代表するアイテムといえばトートバッグです。氷を運ぶためのバッグとして開発されたのが、エルエルビーンのトートバッグで、トートバックの産みの親といえます。
エルエルビーンはアウトドアは活動的な場面だけではなく、日常生活の中にも広く通ずると考え、通勤通学やリラックスして過ごす休日など生活全体に密着したユーザーライクな商品を販売しています。例えば、1937年の販売以降、高い評価を得続けているのがフランネル・シャツです。長繊維綿を使用し丹念に織り上げ、熟練のブラッシングによる丁寧な起毛加工で仕上げられた最高品質の生地で作られており、着心地も抜群。デザインもおしゃれです。
patagonia(パタゴニア)は、1973年にYvon Chouinard(イヴォン・シュイナード)によって設立されたアメリカのアウトドア用品およびアウトドアウェアのブランドです。
シュイナードはロッククライマーであり、最初はクライミング用の製品の製造・販売を行っていましたが、自分がクライミングを楽しむ際に、ラガーシャツのような丈夫でカラフルなデザインのアウトドアウェアがなかったことから、機能性とデザインの優れたウェアの製造・販売を開始し、パタゴニアは急成長を遂げます。
パタゴニアのアイテムは、鮮やかな色彩使いが特徴的です。コバルト、ティール、フレンチ・レッド、アロエ、シーフォーム、アイス・モカなど新たなカラーを世に送り出してきました。
また、デザイン性が高いだけではなく、高い耐久性、機能性、快適さを備えています。
Snow Peak(スノーピーク)は、1958年に設立されたアウトドア用品とキャンプ用品の製造および販売を専門とする日本のブランドです。
「人生に、野遊びを。」というキャッチコピーの通り、アウトドアを愉しむためのアイテムを広く展開しており、高品質でデザイン性が高いことから熱狂的なファンも多いです。
スノーピークが展開するファッションは、落ち着いた雰囲気でシンプルなデザインが特徴で、アウトドア用品を取り扱うスノーピークだからこそ機能性も高いです。幅広い年代に人気がありますが、値段が比較的高めなので、30代以降の男性に人気があります。
WILD THINGS(ワイルド シングス)は、1981年にアメリカで設立されたアウトドア用のアパレルおよびギアを提供するブランドです。
ワイルドシングスが展開する商品は、主にアウトドアアクティビティに適したアウターウェア、ミッドレイヤー、シェルジャケット、ベスト、パンツ、ハードシェル、ソフトシェル、グローブ、帽子、バッグ、アクセサリーなどです。 高性能な素材を使用しており、耐久性、防水性、透湿性などの特性を持つ製品が高い評価を得ています。
デザインは、スタイリッシュでおしゃれなデザインが特徴で、アウトドアにより過ぎていないため着やすいですし、他ブランドや著名人とのコラボも多く人気があります。
Most Popular
金属アレルギーの方におすすめのピアスブランド30選【レディース】
ファッション
【予算3万円】ピアス人気ブランド35選。ハイブランド以外も紹介
ファッション
【予算10万円】ネックレスブランド25選。人気高級ブランドも手に届く!
ファッション
つけっぱなしにおすすめのピアス人気ブランド25選【レディース】
ファッション
つけっぱなし用ネックレス人気ブランド15選。選び方も解説
ファッション
50代女性の普段使いに人気なネックレスブランド30選
ファッション
【予算4万円】ピアス人気ブランド25選【レディース】
ファッション
5万円以内のネックレス人気ブランド30選。有名ブランドも予算内に収まる?
ファッション
高級ワイシャツブランド32選。国内外の人気ブランドを徹底網羅
ファッション
1万円以内のネックレス人気ブランド30選。コスパ最強の選び方とは?
ファッション