メンズシャツのブランドを、定番の人気ブランドを中心に幅広く紹介します。
シャツとは、襟(えり)とボタンがついた衣類を指し、男性や女性、子供向けの様々なデザインやスタイルのものが販売されています。
そもそも、シャツは上着の汚れ移りを防ぐために作られた男性用の肌着でした。20世紀に入り、シャツのデザインは多様化し、ファッションの一部として重要な役割を果たすようになりました。ワークシャツ、ドレスシャツ、カジュアルシャツ、ポロシャツなど、様々なスタイルが登場しています。
本記事では、主に日常で使えるメンズのカジュアルシャツを販売しているブランドを紹介します。
シャツは様々なデザイン・スタイルのものがあり、選び方が難しいファッションアイテムの一つですよね。パット見だけで購入してしまうと、コーディーネートが難しくなってしまったり着たときのシルエットがおかしいなど失敗してしまいます。そこで、シャツの選び方を簡単にご紹介します。
シャツといえば上述したように襟がついているのが特徴ですよね。襟の形にも様々あり、襟の形ひとつで印象がガラッと変わります。そのため、襟の形でシャツを選ぶという方も多いです。
カジュアルに着れる襟の形の種類は、下記の通りです。
レギュラーカラーは、襟の開きが75~90度のシャツの中でも最もスタンダードな形です。
カジュアルシャツだけではなく、ビジネスシーンや冠婚葬祭などのフォーマルなシーンで着用することが多いワイシャツにも用いられている形で、清潔感を出したいときやしっかりとした雰囲気を出したい場面に適しています。フォーマルなシーンでも着れるようホワイトやブルー、ネイビーといったシンプルなデザインのものを持っておくと便利です。
ボタンダウンは、ボタンがついている襟を指します。
ボタンで襟と見頃(袖や襟をのぞいた胴部分)を留めておくことができるため、形が崩れないというメリットがあります。そのため、よりきっちりとした印象になる一方で、ボタンが装飾的な役割も果たすのでビジネススタイルほどきっちりしすぎないカジュアルダウンした着こなしに。休日のコーディネートにも使うことができます。
シャツは生地の種類もバリエーションが豊富です。春や夏は通気性の良いものを選んだり、着心地を重要視する場合は肌触りの良いものや収縮性のあるものを選ぶなど、生地で選ぶのも良いでしょう。
オックスフォード生地は、太めの縦糸と横糸を使用して織られており独特の粗い目のテクスチャーが特徴です。ボタンダウンシャツなどに使われていることが多いです。
厚手でしっかりとしていながらも通気性が高く、暑い季節でも涼しく着用できます。また、オックスフォード生地は洗濯機で簡単に洗え、手入れが比較的簡単です。また、丈夫なので洗濯を重ねても風合いが良く、使用頻度が高いカジュアルシャツにぴったりです。
リネン生地は、亜麻(リネン)繊維から作られる天然繊維素材です。古代から存在し、非常に歴史のある素材として知られています。
リネン生地は糸の間に空気を通しやすい構造をしているため、非常に通気性がよく肌に触れると涼しさを感じることができます。また、水分を吸収しやすく汗を吸収してくれるため、暑い季節にもぴったりです。
ただし、シワができやすいデメリットがあります。きちんとアイロンがけをしないとだらしない印象に。リネン生地のシャツをアイロンがけするときは、まずはシャツを濡らし中温度〜高温であて布をしながらかけていきます。アイロンがけなどお手入れが面倒という方には不向きでしょう。
ローン生地は、非常に軽量で薄手の綿素材の生地です。
綿素材であるため、柔らかく肌触りが良いです。また、透け感があり、軽やかで涼しい着心地と上品さが特徴です。ローン生地は印刷や染色に適しており、花柄やストライプ、ドット柄など華やかなデザインのシャツに使われていることも多いです。
ウール生地は、羊毛(ウール)から作られる天然繊維素材です。
ウールは繊維内に微細な空気層があり、熱を逃がさず、冷気を防ぐことができるのが大きな特徴です。また、ウールは湿度を調整し、汗を吸収し、蒸発させるため、湿度の高い日でも快適に着用できます。さらにウール繊維は柔軟でしなやかであり、着心地が良いです。ストレッチ性があるため動きやすく、キャンプなどのアウトドアに着ていくのにも適しています。
ただし、シワにはなりにくいものの、ドライクリーニングや手洗いを推奨されることが多いため、注意が必要です。
デニム生地は、一般的にはジーンズで知られている青い色調を持つ織物素材です。
デニムはカジュアルな外見が特徴です。近年のデザインでは、ストレッチデニムが一般的になっており、動きやすさと快適さを提供しています。
デニムは反復的な洗濯にも耐えるため、頻繁に着用されるカジュアルシャツに適しています。
丈夫なのもデニム生地の良い点ですが、色落ちを防ぐために洗濯時に裏返して洗うことが推奨されるなど注意事項が記載されていることもあるので、洗濯をする際はしっかりとチェックしましょう。
フランネルは、綿やウールから作られる柔らかく暖かい織物生地です。フランネル生地で作られたシャツはフランネルシャツといい、「ネルシャツ」と呼ばれることが多いです。
フランネルは非常に柔らかい生地で、肌触りが良く、着心地が最高です。フランネルは通常、起毛加工を施して製造されます。これは、表面に微細な起毛(毛羽立ち)を持たせることで、保温性を高め、柔らかさを増す効果があります。
フランネルは一般的にカジュアルな外見を持ち、リラックスしたスタイルに適しています。しかし、フォーマルな場面にも対応するスタイリッシュなフランネルアイテムも存在します。
シャツはサイズによって着用したときのシルエットが大きく変わり、印象がガラリと変わります。サイズ感を失敗してしまうとだらしなく見えてしまったり、スタイルが悪く見えてしまうので注意が必要です。
きっちりとした清潔感を出したい場合はぴったりめのサイズを選び、休日にゆっくり過ごしたいときなどはゆったりめに着れるサイズを選ぶと良いでしょう。
近年ではビックシャツも人気のアイテムの一つです。ただし、着られる場面は限られてくるため、汎用性を意識するのであれば大きすぎないものを選ぶのがおすすめです。
シャツはシンプルなものも多いですが、カジュアルシャツを選ぶ場合はデザイン性も重要ですよね。
デザインによってコーディネートの雰囲気が変わるため、手持ちの洋服に合わせて買うのも良いでしょう。例えば、チェックシャツやミリタリーシャツ、アロハシャツなどのような総柄のシャツもあります。
シーズンによって様々なデザインの商品が販売されますし、ブランドによってもデザインの特徴は異なるので気に入ったものを選びましょう。
まず初めに、定番の人気メンズシャツブランドを紹介します。
POLO RALPH LAUREN(ポロ・ラルフローレン)は、1967年にファッションデザイナーであるRalph Lauren(ラルフ・ローレン)によって設立されたブランドRALPH LAUREN(ラルフローレン)の主軸となっているブランドラインです。ラルフローレンより、若干価格が安いのが特徴です。
ラルフ・ローレン氏が前身となるネクタイブランド「POLO(ポロ)」をスタートし、そこから発展したのが「ポロ・ラルフローレン」です。ラルフローレンシリーズの原点であるポロ・ラルフ・ローレンは東海岸のアイビーリーグのカジュアルスタイルに英国流のスタイルを融合させたコレクションで有名です。
元々ネクタイブランドだったこともあってか、ネクタイを合わせることが多いシャツの品質には定評があります。
LACOSTE(ラコステ)は、フランスのテニスプレイヤーであるルRené Lacoste(ルネ・ラコステ)によって1933年に創設されたブランドです。
ルネ・ラコステの愛称が「クロコダイル」であったことから、ブランドのアイコンには緑のワニのロゴが採用されているのが特徴で、定番のポロシャツを始めとするウェアに加え、シューズやレザーグッズ、香水など様々な商品を提供しています。
ラコステはその単純でエレガントなデザイン、高品質な素材、スポーツとカジュアルファッションの融合から、世界中で多くの愛好者を持つブランドであり、シャツもシンプルで着やすいため人気があります。
FRED PERRY(フレッドペリー)は、イギリスのテニス選手であるFred Perry(フレッド・ペリー)にちなんで名付けられたブランドで、1952年に設立されました。
ブランドのアイコンであるローレルリーフのロゴが特徴的です。フレッドペリーは、スポーツウェアとカジュアルファッションが融合したクラシックでモダンなスタイルが愛されており、人気のアイテムはポロシャツです。ラルフローレン、ラコステと並ぶポロシャツ御三家として有名です。
フレッドペリーはポロシャツだけではなくシャツやジャケットなどもあります。小粋できれいめなラインナップが揃えられており、上品でファッショナブルな雰囲気を醸し出すことができます。
Calvin Klein(カルバンクライン)は、アメリカのファッションデザイナーであるCalvin Klein(カルバン・クライン)によって1968年に設立されたファッションブランドです。
80年代初頭には、世界初のデザイナーズジーンズ「カルバン・クライン ジーンズ」を発表し、世界中に知られるブランドとなり、斬新なデザインとスタイルでアメリカンファッションの象徴とされてきました。
現代では、個性の多様性を賛美し、体形や性別を問わず誰もが着れるサイズバリエーションやシルエット、素材へと見直し、あらゆる人が自分らしく着られる服を提案し新たな時代を切り開いています。
Paul Smith(ポール・スミス)は、イギリスのノッティンガム出身のファッションデザイナーであるPaul Smith(ポール・スミス)によって1970年代に設立されたブランドです。
設立者であるポール・スミスは斬新なアイデアとカラフルなデザインが特徴的で、ロンドンを拠点とする国際的なファッションブランドとして成長し、世界中で高く評価されています。
メンズウェアやウィメンズウェア、アクセサリー、バッグ、靴、香水など様々なラインナップがあり、特に有名な商品には、カラフルなストライプや独創的なプリントが施されたシャツ、スーツ、アイウェアなどがあります。
Ron Herman(ロンハーマン)は、1976年にロサンゼルス ハリウッドのメルローズアベニューで誕生したセレクトショップです。
「ファッションとは愛にあふれ、刺激的で楽しく、自由であるべきだ」という理念のもと「ロンハーマンに訪れるすべてのお客さまが心地良く買い物を楽しみ、お客さまに想像力をかき立てるような心地良い刺激を与えたい」というコンセプトを掲げ、ハイセンスな商品を揃えハリウッドセレブ御用達のショップとして名を広めてきました。
ロンハーマンはオリジナルブランドも手掛けており、例えば、「Ron Herman California(ロンハーマンカルフォルニア)」などがあります。ロンハーマンカルフォルニアはウィメンズ・メンズラインともに「シンプルなデザイン、特別な素材、ユニークなディティール」というコンセプトの元、誰もが着やすい製品を提供しています。
Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)は、1971年にデザイナーのVivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウエストウッド)が、ロンドン・キングスロード430番地に「レット・イット・ロック」というショップを開いたことをきっかけに誕生したブランドです。
王冠と地球をモチーフとしたロゴとロックやパンクといったインパクトの強いデザインが特徴的で、1970年代のパンク・ロックムーブメントの一翼を担い、その後、ポストパンク、ニューロマンティシズム、ゴシックファッションなど、様々なファッションに影響を与えています。
COMME des GARCONS(コムデギャルソン)は、1969年に川久保玲が東京で設立したブランドです。設立後、パリや他の国際的なファッションショーでプレゼンテーションを行い、国際的な評価を受け人気を集めるようになりました。
ブランドコンセプトは「反骨精神」と「見たことないもの」で、ドレスやジャケットの再構築、立体的なカットワークなどこれまでのファッションの固定観念を覆してきました。
コムデギャルソンが展開するブランドにはメンズ商品を扱うCOMME des GARÇONS HOMME PLUS(コムデギャルソン・オム・プリュス)もあり、既存のスタイルにとらわれない遊び心に溢れたデザインが人気を集めています。
DANTON(ダントン)は、1935年にフランスで設立されたワークウェアブランドです。ブランドの名前は、創業者の名前であるGabrielle Danton(ガブリエル・ダントン)に由来しています。
当初、作業用のカバーオールを始めとする料理人やガーデナーのユニフォームやエプロンなどのワークウェアを中心に製造し販売していましたが、現在は、株式会社ボーイズの企画・デザイン・製造により、デイリーカジュアルウェアを提供し、男女兼用で長く愛用できると定評があります。
シンプルでありながらもトレンドを取り入れたデザインが多いのが人気の理由の一つです。
LEVI'S(リーバイス)は、1853年にアメリカのカルフォルニア州サンフランシスコでLevi Strauss(ルヴァイ・ストラウス)とJacob Davis(ジェイコブ・デイビス)が設立したブランドです。
リーバイスといえばジーンズですよね。リーバイスは世界で初めてリベットを使用して補強されたデニムジーンズを製造し、これが現代のジーンズの原型となっています。
リーバイスは、現在デニムジーンズを中心に幅広いアパレルアイテムを提供していますが、ジャケットやシャツ、Tシャツ、アクセサリーなど、カジュアルなスタイルに合わせられる多くのアイテムも展開しています。
DICKIES(ディッキーズ)は、1920年代にアメリカのテキサス州でC.N.Williamson(C.Nウィリアムソン)とE.E.Dickie(E.Eディッキー)が設立したブランドです。
設立当初はアメリカの工業が発展していた時代であったため、労働者の生の声を取り入れたワークウェアと作り出し「ウィリアムソン・ディッキー・マニュファクチャリングカンパニー」という作業服(ワークウエア)を作る会社として発展し、その後「ディッキーズ」になりました。
ディッキーズのアイテムは、ワークウェアとしてだけでなく、カジュアルファッションとしても広く愛用されています。特に、ワイドレッグパンツやオーバーサイズのジャケットなど、トレンドに合わせたスタイリングが注目され、その堅実な品質とデザイン、実用性によりファッション愛好家から支持を受けています。
KANGOL(カンゴール)は、1938年にイギリスのロンドンで設立されたブランドです。当初は、ゴルフ用の帽子を専門としていましたが、後にミリタリーキャップやファッション帽子などの多彩な帽子を展開するようになりました。
カンゴールというブランド名はKnitting(ニット)のK、Angora(アンゴラ)のANG、Wool(ウール)のOに由来しているとされており、独自のデザインと高品質な素材を組み合わせた製品は幅広い年代に人気があります。
カンガルーの製品にはロゴがついているのが特徴で、特にハンチング帽が根強い人気を持っていますが、シャツなど帽子以外の製品も販売されています。
STUSSY(ステューシー)は、1980年にカリフォルニア州のラグナビーチでショーン・ステューシー(Shawn Stussy)によって設立されたブランドです。当初はサーフボードのカスタムデザインとしてスタートしましたが、その後、国際的なストリートファッションブランドとして拡大しています。
ステューシーのストリートカルチャーやアーバンファッションの影響を受けた代表的なアイテムには、Tシャツやパーカーの他、ジャケットやシャツ、パンツ、キャップなどがあります。ロゴやグラフィックプリントが多用され、シンプルながら個性的なスタイルを提供しています。
HYSTERIC GLAMOUR(ヒステリックグラマー)は、1984年に日本のファッションデザイナーであるノブユキ・ハギによって設立されたブランドです。ブランド名はその斬新なスタイルとファッションに対する情熱を反映しています。
ヒステリックグラマーの商品は、ロックやパンク、ポップカルチャーの要素を取り入れたエッジの効いたデザインが特徴です。代表的なアイテムには、Tシャツやデニム、ジャケット、スカート、アクセサリーなどがあります。
日本国内外でも多くのブティックを展開しており、国際的なファッションシーンで高い評価を受けています。また、海外のセレクトショップやファッションイベントでも取り扱われています。
SHIPS(シップス)は、1952年に上野アメ横にあった米軍放出品を扱う「三浦商店」をルーツとして誕生した日本初のセレクトショップです。
シップスは、伝統的な要素を現代的な形で表現した「STYLISH STANDARD」をコンセプトに時代を感じながらも、こだわりのスタイルを提案しています。
シップスで販売されている商品はとにかくシンプルなデザインが特徴で、長く愛用することができます。
DIESEL(ディーゼル)とは、1978年にRenzo Rosso(レンツォ・ロッソ)によってイタリアで設立されたブランドです。ブランド名の由来はディーゼルエンジンで、パワフルでエネルギッシュなスタイルを象徴しています。
ディーゼルは、ラグジュアリー感がありながらカジュアルに使用できるデザインの製品を数多く展開しており、「プレミアム・カジュアル・ウェア」というカテゴリーを築き上げています。
ディーゼルといえばジーンズのイメージが強い方も多いと思いますが、幅広く商品を展開しており、スキニーやワイドパンツ、デニムジーンズなどどんなコーディネートにも合うシャツなども販売されています。
Supreme(シュプリーム)は、1994年にJames Jebbia(ジェームズ・ジェビア)によってニューヨーク市で設立されたブランドです。ストリートカルチャーやスケートボード、ヒップホップ、アートなどの要素を融合させたファッションを提供し、世界中で影響力を持つファッションブランドとして成長しています。
シュプリームといえば赤いボックスに白い文字で「Supreme」と書かれたボックスロゴが特徴です。Tシャツ、フーディ、ジャケット、帽子、アクセサリー、スケートボードデッキなどのアイテムを提供しており、限定的なコレクションやコラボレーションアイテムも高い人気を持っています。
HUGO BOSS(ヒューゴボス)は、1924年にドイツのメッティンゲンで設立されたブランドです。ブランド名は創業者であるHugo Ferdinand Boss(ヒューゴ・フェルディナンド・ボス)に由来します。初期には制服や軍服の製造を主要な事業としていましたが、後に高級メンズウェアの製造へと展開しました。
ヒューゴボスのファッションアイテムは、クラシックでエレガントなデザインが特徴で、ビジネスカジュアルやフォーマルウェアに向いています。代表的な商品には、スーツ、シャツ、ジャケット、コート、ドレス、靴、バッグ、アクセサリー、フレグランスなどがあります。
名だたるセレブが着用し、大谷翔平選手などのスポーツ選手も愛用していることで有名です。
TOMMY HILFIGER(トミーヒルフィガー)は、1985年にTommy Hilfiger(トミー・ヒルフィガー)によってアメリカのニューヨークで設立されたブランドです。
アメリカのイーストコーストのプレッピーなスタイルや、スポーツウェアからインスパイアを受けたファッションを提供し、若者文化やカジュアルファッションに大きな影響を与えてきました。
カジュアルなアメリカンスタイルと、赤・青・白のカラーパレットが特徴です。代表的な商品には、ポロシャツ、Tシャツ、ジーンズ、ジャケット、アウターウェア、ドレス、靴、バッグ、アクセサリーなどがあります。
EMPORIO ARMANI(エンポリオアルマーニ)は、Giorgio Armani(ジョルジオ・アルマーニ)が設立したイタリアのファッションブランドラインの1つです。
エンポリオ・アルマーニはアルマーニグループの中で、特にカジュアルで都会的なスタイルのファッションアイテムを提供するブランドラインで、アルマーニブランドの中でも比較的若い層を対象としています。しかし、品質を落とした安価な商品を揃えているということではなく、高品質なアイテムとエレガントなデザインで人気を高めています。
ブランド名である「エンポリオ」にはイタリア語で「あらゆるものが手に入る大きな市場」という意味があり、洋服以外にもアクセサリーや時計、フレグランスなど幅広い商品を提供しています。
BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS(ビューティーアンドユースユナイテッドアローズ)は、ユナイテッドアローズが展開するサブブランドで、主にカジュアルなアパレルアイテムを提供しています。
若い世代やカジュアルなスタイルを好む顧客層をターゲットにしており、リーズナブルな価格帯で洗練されたファッションを提供しています。
ビューティーアンドユースユナイテッドアローズの代表的な商品には、Tシャツやシャツ、デニム、スカート、ワンピース、アウターウェア、アクセサリーなどがあります。シンプルでベーシックなデザインのアイテムが取り揃えられており、カジュアルからビジネスカジュアルまで幅広いスタイルに対応しています。
NANO universe(ナノユニバース)は、日本を拠点に展開するファッションブランドです。
東京カジュアルをベースにイギリスやフランス、イタリアなどの伝統的なデザインを取り入れた商品が多く、おしゃれながらも価格はリーズナブル。客層は20代〜30代をターゲットにしているようです。
シーズンごとにトレンドライクな製品を販売しています。
URBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)は「株式会社アーバンリサーチ」が展開している日本のファッションブランドです。ブランド名の「URBAN」には都市、「RESEARCH」には研究という意味があり、「様々な都市をリサーチしてセレクトする」という思いが込められています。
アーバンリサーチの人気アイテムは、Tシャツやポロシャツ、パンツ、ベルト、シューズやサンダルなどです。
都会的で洗練されたデザインの商品が多く、出勤時を始め休日など様々なシーンで着ることができます。
COMME CA ISM(コムサイズム)は、「株式会社ファイブフォックス」が展開する日本のファッションブランドです。
コムサ系のブランドといえば「COMME CA DU MODE(コムサデモード)」が有名ですが、コムサデモードが20代〜30代をターゲットにしているのに対して、コムサイズムは「家族の絆」をコンセプトに掲げ、ファミリー層や若年層をターゲットにアパレルを始め雑貨など幅広い商品を販売しています。
家族の絆とはいっても、一般的なナチュラルなテイストではなく、コムサらしいモード感のあるおしゃれなデザインの商品が多いため、シンプルながらもハイセンスなコーディーネートを楽しむことができると人気があります。さらにシワになりにくい加工や通気性が良いなど、機能性にも定評があります。
ADAM ET ROPE'(アダムエロペ)は、総合アパレルメーカーである「JUN(ジュン)」が展開する日本のファッションブランドの一つです。
ジュンが展開するブランドには「ROPE'(ロペ)」や「ROPÉ PICNIC(ロペピクニック)」がありますが、どちらもレディース向けであるのに対してアダムエロペはレディースだけではなくメンズ向けの商品も取り扱っているのが大きな特徴です。
アダムエロペでは、自社で買い付けたインポート商品を揃えている他、オリジナル商品も販売されています。オリジナル商品は「フレンチカジュアル」を体現した洗練されたデザインとなっていて大人層から高い支持を得ています。
suzuki takayuki(スズキタカユキ)は、映画やダンス、ミュージシャンなどの衣裳を手掛けていたスズキタカユキさんが2002年〜2003年に自身の名を冠に立ち上げた日本のファションブランドです。近年では東京オリンピックでパフォーマンスを披露した森山未來さんの衣装に使われていたことでも注目されています。
スズキタカユキは「時間の経過」をコンセプトにナチュラルな素材使いと仕立てにこだわった繊細で上質な商品が特徴です。実生活でのコーディーネートに落とし込みやすいデザインです。
価格的にはかなり高価なブランドですが、経年変化も楽しめるため長く使うことができます。
TAKEO KIKUCHI(タケオキクチ)は、デザイナーの菊池武夫さんが1984年に立ち上げた日本のメンズファションブランドです。
ブランドコンセプトは「London POP」で、英国紳士のような伝統的なデザインの中に色気と遊び心を取り入れた流行をミックスしたスタイルの製品が30代〜40代の男性に人気があります。
ブランドの顔となるアイテムはスーツですが、スーツ以外のファッションアイテムにおいてもシンプルなデザインが多く使い勝手が良いことに加え、品質も高いため高い支持を得ています。
メインブランドであるタケオキクチは大手百貨店に出店されており値段も高めですが、20代〜30代向けをターゲットに駅ビルを中心に出店しているtk.TAKEO KIKUCHI(ティーケータケオキクチ)や10代〜20代をターゲットに大型ショッピングセンターに出店しているTHE SHOP TK(ザショップティーケー)もあるため、幅広い年齢層におすすめできるブランドです。
STEVEN ALAN(スティーブン アラン)は、1994年にアメリカのファッションデザイナー、Steven Alan(スティーブン・アラン)によって設立されたファッションブランドです。スティーブンアランは世界中のショップで取り扱われており、日本ではユナイテッドアローズが2013年から業務提携をして販売を手掛けています。
スティーブンアランは、ひねりの効いたアメリカントラッドとオーセンティックなアメリカンカジュアルをベースにしたシンプルで着心地がよい上品なアイテムが揃っています。
特にシャツやブラウスのデザインは、ブランドのアイコン的なアイテムとなっており、洗練されたカジュアルウェアとして多くのファッション愛好家に支持されています。
FRANK&EILEEN(フランクアンドアイリーン)は、2009年にAudrey Mcloghlin(オードリー・マクローリン)が設立したアメリカのシャツブランドです。
高品質なイタリア製の生地を使用し、独自のシルエットとデザインを提供しています。シャツは洗練されたカジュアルウェアとして、様々なスタイルと色で提供されており、男性と女性向けのラインがあります。
特に品質にこだわりをもっており、リネンやコットン、フランネル、ポプリンなどの高品質な素材を使用しています。そのため、フランクアンドアイリーンのシャツは快適さと耐久性に優れており、着心地が非常に良いと評価されています。
BEAMS LIGHTS(ビームスライツ)は、日本のファッションブランドおよびセレクトショップです。大手セレクトショップチェーン「BEAMS(ビームス)」の一部として展開されています。
ビームスライツでは「旅する時の開放感や心地よさ」をテーマに上品でありながらもトレンドのスパイスを絶妙に効かせたカジュアルなウエアを提案し続けています。
客層は20〜30代前後で、大元のビームスを比較すると値段は安価で購入しやすいのですが、質が良く長く着れるのが嬉しい点です。
EDIFICE(エディフィス)は、JOURNAL STANDARD(ジャーナルスタンダード)などを展開するアパレル企業「ベイクルーズグループ」が1994年から運営しているファッションブランドおよびセレクトショップです。
ブランドコンセプトは「フレンチマインドを通して、洗練された品の良いスタイルを提案」です。セレクトショップといえば上記で紹介したビームスやユナイデットアローズが有名ですが、エディフィスも30代前後のフレンチカジュアルやスーツスタイルを好む男性に高い支持を得ています。
トレンドに左右されないクラシックなデザインと高品質な縫製に重点を置いていますが、上品でありながら抜け感のある製品が多いため日常生活にも取り入れやすいのが特徴です。
またエディフィスでは、ファションアイテム以外にもメンズコスメやフレグランスなど男性向けの商品を多く取り扱っています。
Carharttは、1889年にHamilton Carhartt(ハミルトン・カーハート)がアメリカのミシガン州デトロイトで設立したファッションブランドです。
元々は労働者に向けた洗ってもヘコたれない作業着を丈夫な素材を使って作り上げ、長く使えるコスパの良さから名を広めていきました。作業着を作っていたブランドということもあり、カーハートを代表するアイテムはオーバーオールが一般的に有名ですが、他にも代表的なアイテムは様々あり、現代でも高い人気を誇っています。
カーハートのシャツは、洗練されたデザインが多く上品な雰囲気を味わえます。また胸ポケットが2つついているなど作業着っぽいカーハートならではのムードを醸し出しているシャツなども販売されています。
AIGLE(アヴィレックス)は、1975年にJeff Kleiman(ジェフ・クライマン)が設立したアメリカのミリタリーウェアブランドです。
設立者であるジェフ・クライマンは米国空軍であるパイロットの役に立ちたいと考え前身となる「エアロ・レザー社」を立ち上げ、アメリカン軍にフライトジャケットを送ったことで有名です。1986年に公開された映画「トップガン」でアヴィレックスのフライトジャケットが着用されていたことで注目され、日本でも展開されるようになり、ミリタリーウェアをはじめデニムやスポーツウェアなど幅広い商品を提供しています。
アヴィレックスの製品といえばフライトジャケットですが、その他にも多くのファッションアイテムを取り揃えており、ワークやトラッド、ミリタリーなどの要素をふんだんに取り入れたアメリカンなデザインが特徴です。また、軍部御用達のブランドということもあり丈夫さにも定評があります。
PENDLETON(ペンドルトン)は、1909年にアメリカ合衆国オレゴン州ポートランドで設立されたファッションブランドで、ウール製品を専門としています。
ネイティブ・アメリカンの伝統的な柄がペントルトンの特徴で、100%バージンウールのみを使用した高品質な製品を100年以上提供し続けている歴史あるブランドです。
ペンドルトンといえばブランケットが人気ですが、ウールシャツもペンドルトンの代表作です。ウールシャツの中でも人気の高いアイテムが、ボードシャツです。ビーチボーイズが着用していたことで有名になり、現在でも売れている人気セラーです。
ウールシャツには生後初めて刈り取られた羊の毛だけを使用したバージンウールを使用しており、通常のウールと比較して柔らかい他、保温性・吸湿性にも優れ、さらに丈夫です。そのためアウトドアシーンでも活躍します。
MICHIKO KOSHINO(ミチコロンドンコシノ)は、デザイナーであるMichiko Koshino(コシノミチコ)がロンドンを拠点に設立したブランドです。エイズ撲滅などの社会貢献にも力を入れており、ファッションだけではなく世界で初めてブランドコンドームを発表したことでも有名です。
ミチコロンドンコシノの特徴は、ファッションにおけるアバンギャルドなデザインとアートの要素を融合させていることです。ミチコロンドンコシノは、ファッション業界に斬新な視点をもたらし、多くのクリエイティブなファッションアイテムを生み出しています。
pierre cardin(ピエールカルダン)は、1950年にデザイナーであるPierreCardin(ピエール・カルダン)が自身の名を冠に設立したブランドです。
ピエール・カルダンのデザインは未来的な要素、幾何学的なフォルム、抽象的なデザインを特徴としています。特にスペースエイジデザインは有名で、宇宙飛行士のスーツに着想を得たファッションアイテムを発表しました。また、彼はファッションのジェンダーレス性に先駆的なアプローチを取り入れたデザインも評価されています。
1960年〜70年代頃に特に人気を集めたブランドであるため年齢層は高めのように思われがちですが、幅広い層に向けて製品を提供し続けています。
Brooks Brothers(ブルックスブラザーズ)は、1818年にアメリカのニューヨークで設立されたファッションブランドです。ブルックスブラザーズの歴史は古く、ラルフ ローレンなどのアメリカを代表するファッションブランドと並ぶアメリカントラディショナルスタイルのブランドとして、高品質な素材と伝統的なスタイルに焦点を当て、上質な紳士服を提供し続けています。
ブルックスブラザーズはⅠ型スーツを初めて世に出したブランドとしても有名ですが、ボタンダウンシャツ(ポロカラーシャツ)やノンアイロンシャツを初めて商品化したのもブルックスブラザーズであるといわれています。
年齢層としては30代〜40代が多いのですが、クラシックでありながらもモダンなデザインは長年人気が高く、幅広い世代から評価を得ています。
TOMORROWLAND(トゥモローランド)は1978年に、佐々木啓之氏が設立した日本のファッションブランドです。
元々はメンズニットメーカーでしたが、「メンズ・ウィメンズともに、オリジナルから幅広く世界からセレクトしたウェアやグッズまで時代を超えて受け継がれていく端正で洗練されたエレガントなスタイルを提案する」というコンセプトの元、オリジナル商品の開発だけではなくセレクトアイテムも取り扱うなど幅広い商品を販売しています。
トゥモローランドの製品はデザイン性やシルエットの美しさが秀逸で、洗練された大人スタイルとして人気が高く、セレクトショップとしても特にファッション上級者から定評があります。
Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)は、デザイナーの山本耀司氏が設立したファッションブランドです。彼は日本とパリでファッションデザインを学び、1972年に自身のブランド「Y's」を立ち上げました。その後、1981年に「Yohji Yamamoto」を設立し、国際的に有名なデザイナーとしての地位を確立しています。
ヨウジヤマモトの、アバンギャルドな要素、非対称なシルエット、大きなプロポーション、タブーとされていた黒い色使い、流れるような素材、ドラマティックなデザインは、ファッションの枠組みを破った新しいデザインで一斉を風靡しました。ボディラインを強調するボディコンシャスが主流だった時代に身体のラインが出ないビッグシルエットの服を発表したのもヨウジヤマモトです。
現在でも黒をメインにしたモノトーンのカラーリングの商品を中心にシンプルなデザインの商品が多く販売されており、日本のモード系を愛する方たちに絶大な人気を誇っています。
BARNEYS NEW YORK(バーニーズニューヨーク)は、バーニー・プレスマンが1923年にニューヨークのマンハッタンで設立した高級セレクトショップおよびファッションブランドです。高級志向をコンセプトに商品を取り扱い、アメリカで初めてアルマーニを導入したことでも知られています。アルマーニの導入によって世界最大のメンズストアとなりました。
高級セレクトショップとして知られているバーニーズニューヨークですが、店内の3割はバーニーズのオリジナルブランドです。バーニーズニューヨークのオリジナルブランドは、程よくトレンドを取り入れた上質で気品のあるアイテムが多く、シャツやニット、ネクタイなどのビジネスシーンでも使えるアイテムが人気です。
セレクトされた商品は値段が高めなので客層は30代〜50代ですが、オリジナルブランドの商品は2万円〜と値段は比較的安めに設定されているため若年層も購入しやすいです。
CotonDoux (コトンドゥ)は、1990年にパリで設立されたファッションブランドです。
コトンドゥはカジュアルシャツが特に有名です。ブランドコンセプトである「ファッションとアートの融合」を元に鮮やかな色使いや斬新なパターン、ユニークなデザインをシャツをキャンバスに表現しているのが特徴で、シャツの内側やカフスには、時にはユーモラスなイラストやデザインが隠れていることがあります。
個性的なデザインだけではなくフォーマルな場面でも着れるシンプルなデザインも販売されています。
ブランド名である「Coton Doux」はフランス語で「やわらかな綿」を意味しています。デザイン性だけではなく、その名の通り高品質の綿素材を使用したカジュアルウェアとしても人気が高いです。
FAIRFAX(フェアファックス)は、1976年に設立された日本のファッションブランドです。
フェアファックスではアメリカントラディショナルをベースとしながら様々なタイドアップスタイルを提案しており、ネクタイやシャツに定評があります。
フェアフォックスの製品は高いクオリティとハンドメイドにこだわって作られています。シャツは体に程良くフィットし、動きやすく体型の差異に影響されにくい、美しいシルエットを生み出し、有名百貨店やセレクトショップでも高い評価を得ています。
GUY ROVER(ギローバー)は1967年に北イタリアで設立されたシャツブランドです。
南イタリアではハンドメイドのシャツが人気があるのに対して、北イタリア生まれのギローバーはマシンを使って作った都会的で洗練されたファッション性を売りにしています。ギローバーは北イタリアの中でも最高峰の技術をもっているため、マシンメイドだからといってハンドメイドと比較して品質が落ちてしまうことはなく、品質にも定評があります。
シャツの定番の生地である「鹿の子」を初めて使ったブランドはギローバーであるといわれています。鹿の子素材で作られる代表的なシャツといえばポロシャツです。ギローバーのポロシャツは台襟がついていてドレスシャツ仕立てとなっているため、ビジネスシーンでも着ることができます。
ハンドメイドだとどうしても高価になってしまいますが、高品質の製品を比較的安価で購入できるのもマシンメイドを採用しているギローバーならではです。
SCOTCH & SODA(スコッチアンドソーダ)は、1985年にオランダのアムステルダムで設立されたファッションブランドです。
スコッチアンドソーダは、ストリートカルチャーを意識しながらもアメリカン・ヴィンテージやオールドスクール、ロック、サーフなど様々なテイストを取り入れています。また、高品質ながらリーズナブルな価格帯、モダンなデザインとディティールの高さが話題のブランドとして世界中に店舗を出しています。
日本では2000年代に入ってから1部でのみ取り扱いがはじまり、知る人ぞ知るブランドでしたが、近年では日本でも直営店がオープンしており、人気ブランドとなりました。
CROCODILEは、香港のクロコダイルガーメンツ社が立ち上げたブランドです。
クロコダイルはゴルフウェアに力を入れているブランドとして有名で、ブランド名にちなみワニのロゴがついているのが特徴です。ワニのロゴといえば前述したラコステがあります。ロゴが似ていることから姉妹ブランドだと思っている方も多いようですが、全くの別ブランドです。
クロコダイルは「洗練された雰囲気」と「自由で快適な着心地」で豊かな生活をサポートしてくれる製品を多く提供しています。デザインはシンプルかつベーシックなものが多いためどんなシーンでも合わせやすく、また機能性も高いため長年人気があります。
AMERICAN EAGLE(アメリカンイーグル)は、アメリカのペンシルベニア州ピッツバーグに本社を置くファッションブランドです。
日本人の体型に合わないなどの理由から2019年をもって日本から撤退していましたが、3年後再上陸を果たしています。これまでは本国で企画したアイテムをそのまま日本に持ち込んでいましたが、日本のマーケットに合わせてローカライズした製品を提供し再び人気の高いブランドとなりました。
アメリカンイーグルは、若者向けでリラックスしたカジュアルさと、アメリカンクラシックな要素を組み合わせたデザインが特徴で、特にデニム製品は非常に人気があります。その他にも、Tシャツやシャツ、パンツ、ワンピース、アウターウェア、水着、アクセサリーなど、幅広い商品を提供しています。
G-Star RAW(ジースターロゥ)は、1989年にオランダのアムステルダムで設立されたファッションブランドです。
デニムを中心としたカジュアルなファッションアイテムを提供しており、1996年RAW DENIM(ローデニム)を発表しました。RAW(ロウ)は「生」を意味し、ロウデニムとは加工もウォッシュもかけていない未加工の状態であることを指します。デニムは履いて育てるものという今までの概念を崩したローデニムはたちまち話題を呼び、デニムマーケットに一石を投じています。
また、人体の解剖学にのっとったカッティングと構築的な縫製で一般的なジーンズの倍近いパーツ数で構成される立体裁断の技術を取り入れたブランドとしても知られています。
ジーンズを中心にコレクションが展開されていますが、Tシャツやシャツといったその他の商品も多く販売されており、様々なスタイルの商品を選ぶことができます。
CHOYAシャツ(蝶谷シャツ)は、1886年(明治19年)に設立され、いち早くシャツの製造・販売を開始したブランドです。
シャツが着られるようになってから日本明治、大正、昭和とシャツは進化を遂げていますが、そのなかでチョーヤシャツは衿の芯地を圧着し、しわのない衿を生む「トップヒューズ」方式を開発するなど新しい技術を取り入れ現在の日本のワイシャツの形を作り上げてきました。
高度成長期には高級綿シャツが話題を呼び、光沢があり高級感と清潔感のあるチョーヤシャツは多くのビジネスマンが着ていました。もはや日本のシャツの歴史はチョーヤが産んだと言っても過言ではないでしょう。そんな歴史あるチョーヤシャツは現代においても幅広い年齢層に人気があります。
東京シャツは、1949年創業の日本のブランドです。
業界トップを誇る形態安定加工技術により何度洗濯を繰り返してもシワになりにくく、型崩れしにくい仕立てで、アイロンなしでも手入れが簡単なシャツを販売しており、ビジネスシーンでシャツを着る方に高く評価されています。定番の衿型以外にも、ドゥエボットーニボタンダウンやホリゾンタルワイド、スナップダウンなど種類も豊富なのも人気の理由の一つです。
また、東京シャツが展開する「BRICK&SONS(ブリックアンドソンズ)」では、ビジネスシーン以外でも着られるシャツも販売しています。すべてのシャツがゆったりとしており、ユニセックスでシンプルなデザインであるためシーン問わずに幅広い年齢層の方が着ることができます。
GAP(ギャップ)は、1969年にDonald Fisher(ドナルド・フィッシャー)がアメリカのサンフランシスコで設立したファッションブランドです。
設立当初はジーンズを専門に取り扱っていましたが、ブランドの成長と共にジーンズ以外の衣服やアクセサリー、子供服とラインナップを増やしていき今の形態となりました。
「クリーン、オールアメリカン、シンプル、グッドデザイン」というブランドコンセプトの元、定番アイテムに比重を置き、流行り廃りのないベーシックなデザインの商品が多く販売されているのが特徴的です。サイズ展開も広く親子でお揃いのコーディネートを楽しむことも可能です。
シンプルながらもギャップのアイテムを取り入れることでお洒落な着こなしができますし、価格がリーズナブルなのも嬉しい点です。それでいて質が良いのも多くの人から愛されるブランドである理由でしょう。
hadae(ハダエ)は、1959年に設立されたシャツ専業メーカー「株式会社オギタヘムト」が運営するシャツのオリジナルブランドです。
ブランドコンセプトは「快適・リラックス・からだ想い」で、上質な天然素材を使った商品開発を行っているのが特徴で、近年では今治タオル生地を使って作られたシャツが注目を集めています。
今治タオルといえば、愛媛県今治市で生産される高品質なタオルが有名ですよね。今治タオルは、その柔らかさや吸水性、耐久性、高い品質で知られ、日本国内外でも高い評価を受けています。そんな今治タオル生地を使って作られたシャツは、着心地に良さはもちろんのこと吸水性に優れ汗ばむ季節でも心地よく過ごすことができます。また、ボタンや色味などのデザインにもこだわって開発されているため、お洒落に着こなすことができます。
無印良品(むじるしりょうひん)は、1980年に設立されたファッションや雑貨、食品などを取り扱う日本のブランドです。元々は西友のプライベートブランドとしてスタートしました。
ブランド名の「無印」は、商品に不要な飾りやブランドのロゴを省いたシンプルなデザインを指し、「良品」は高品質で機能的な商品を意味しています。
無印良品で販売されている衣類はトレンドを抑えたものではなく、非常にシンプルなものです。ロゴやイラストなどもなく誰でも着用できるような定番アイテムが揃えられています。また、無印良品の衣類はオーガニックコットンを使用しているアイテムが多いのも特徴です。
UNIQLO(ユニクロ)は、1984年に日本の山口県にて設立された日本のファッションブランドです。
ユニクロというブランド名は「UNIQUE CLOTHING WAREHOUSE(ユニーク・クロージング・ウェアハウス)」を略したもので、「他では買うことができない良いカジュアルファッションを、お客様が自由に選び買うことができる」という意味が込められています。
シンプルで洗練されたデザインで、機能性と快適さも組み合わさったカジュアルウェアを提供しています。ヒートテックやAIRism(エアリズム)などのテクノロジーに基づいたインナーウェアやジーンズ、Tシャツ、スウェット、アウターウェアなどが特に人気です。さらに、ユニクロはユニセックスのアイテムを多く取り揃えており、多くの商品は男性と女性の両方に対応しています。
ユニクロはカシミアやプレミアムリネンなどの高級素材を使った製品も多く、高品質でありながら低価格で購入することができるコスパ最強のブランドとして人気が高いです。
PRADA(プラダ)は、1913年にMario Prada(マリオ・プラダ)とMartino Prada(マルティーノ・プラダ)の兄弟がイタリアで設立したラグジュアリーブランドです。
元々は革製品専門店として誕生したブランドで、ワニや蛇、象、セイウチなどの革素材を使ったバッグや革小物はミラノの上流階級で評判になり、1919年にはイタリア王室の御用達ブランドとして有名になりました。プラダといえばバックのイメージが強い方が多いのもこのためでしょう。その後、マリオの孫であるMiuccia Prada(ミウッチャ・プラダ)がブランドのクリエイティブディレクターとして加わり、プラダはファッション業界で注目を浴びるようになりました。
プラダのスタイルは、ミニマリストで洗練されたデザインと高品質な素材、独自のアートとテクノロジーの融合を特徴としています。そのシンプルなデザインと高級感により、ファッション愛好家やセレブリティから支持されています。
GUCCI(グッチ)は、1921年にGuccio Gucci(グッチオ・グッチ)がイタリアのフィレンツェで設立したラグジュアリーブランドです。
グッチも当初は革製品を取り扱う専門店でした。グッチオ・グッチが当初からこだわり抜いたモットーは「最上の伝統を最上の品質で」「過去の良い物は現代に反映させて商品を作る」です。品質や使いやすさ、デザイン性にこだわった製品が多く販売されています。
グッチの代表的なシリーズが「GGキャンバス」です。第二次世界大戦で使用が困難となった皮革素材の代わりにグッチのシンボルであるダブルG(GG)を並べたキャンバス地を使い、最上の品質を反映させたもので、現代でも定番商品となっています。また、馬の腹帯からインスパイアされた「緑・赤・緑」の配列もトレードマークとなっています。
ファッションアイテムは、グッチらしい個性的なデザインのアイテムから、ロゴが目立たないベーシックなデザインまで豊富に揃えられているのでお好みで選んでみてください。
LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)は、1854年にLouis Vuitton(ルイ・ヴィトン)がフランスのパリで設立したラグジュアリーブランドです。
ルイヴィトンは設立当初、世界最初の旅行鞄のアトリエでした。現在では高品質なレザーグッズやバッグ、靴、アクセサリー、アパレル、時計、ジュエリー、香水など、多岐に渡るラグジュアリーアイテムを提供しています。
ブランドの特徴は、モノグラム(LVのロゴを含む特徴的なパターン)、ダミエ(LVのチェック柄)、エピ(エナメル加工された革)、ダミエ・アズール(薄いブルーのチェック柄)など、アイコニックなデザインです。ファションにおいてもその高級感やエレガントなデザイン、品質の高さが高く評価されています。
DIOR(ディオール)は、1946年にChristian Dior(クリスチャン・ディオール)がフランスのパリで設立したラグジュアリーブランドです。設立当初から高級なクチュール(オートクチュール)ファッションで知られ、ディオールのデザインは当時のファッション界に新しいスタイルとエレガンスをもたらしました。
ディオールはエレガントな女らしさを強調したデザインの製品が多いですが、2019年よりデザイナーに就任したキムジョーンズが、メンズやウィメンズ、フレグランスといったラインを全て一つに統合し、これまでのクラシックなデザインから、ポップな要素を取り入れた商品を販売しています。
NIKEやSTUSSYなどのコラボ商品も販売されており、多くの男性芸能人も愛用していることで知られています。
BALENCIAGA(バレンシアガ)は、1919年にCristóbal Balenciaga(クリスチャン・バレンシアガ)がスペインで設立された高級ファッションブランドです。現在はグッチやサンローラン、ボッテガ・ヴェネタなどのハイブランドと同じくケリング・グループの傘下にあります。
バレンシアガは、洗練されたカジュアルウェアとレディ・トゥ・ウェア、ハンドバッグ、シューズ、アクセサリーなど幅広く提供しています。特に、オーバーサイズのシルエット、斬新なデザイン、独特の素材の使用が特徴的で、ラグジュアリーストリートブランドとして人気を博しています。
高級感のあるストリートファッションを楽しみたい方におすすめです。
BURBERRY(バーバリー)は、1856年にThomas Burberry(トーマス・バーバリー)がイギリス、ロンドンで設立した高級ファッションブランドです。初めてガバナーコート(ガバディン生地のトレンチコート)を製造し、その後も高品質なアウターウェアで名声を築き上げてきました。
バーバリーは、トレンチコートをはじめ、アウターウェアやバッグ、アクセサリー、靴、アパレル、フレグランスなど、幅広いラグジュアリーアイテムを提供しています。バーバリーを象徴するデザインといえばベージュをベースに黒のチェック、隙間に白、そこに交わるように細い線のレッドが効いた「バーバリーチェック」です。多くの製品で使用されており、トレンチコートは特に、そのユニークなデザインと高品質な素材で有名で、バーバリーを代表するアイテムの一つです。
バーバリーのファッションアイテムはバーバリーチェックが定番ですが、シンプルで高級感のあるデザインのものもあります。
LOEWE(ロエベ)は、1872年にスペインで設立されたラグジュアリーブランドです。19世紀中頃に皮革職人のEnrique Loewe Roessberg(エンリケ・ロエベ・ロスバーグ)が皮革製品の大国であったスペインへ行き、1846年にマドリードで工房を開き革製品を手掛けていたのがはじまりで、その後ブランドが設立しました。
元々皮製品を取り扱っていたことから、現在も高品質なレザー素材や独創的なデザイン、丁寧なモノ作りで世界中の人に高く評価されており、その他にもウェアやアクセサリー、フレグランス、など幅広く展開しています。
ロエべを象徴するのは「L」を4つ組み合わせたロゴです。1970年にスペインの画家ヴィンセント・ヴェラによって描かれました。ロゴはロエベを代表するバックや財布などの皮革製品以外にも、ウェアにもプリントされており、洗練された高級感を出してくれています。
レディースブランドと思われている方も多いようですが、メンズラインも人気があるのでぜひチェックしてみてください。
CELINE(セリーヌ)は、1945年にCéline Vipiana(セリーヌ・ヴィペリ)がフランスのパリで設立した高級ファッションブランドです。当初はパリの靴職人と革職人の技術を用いたオーダーメイド高級子供靴専門店としてスタートし、瞬く間に上流階級を中心に人気が高まりのちに婦人靴をはじめ、ウェアやアクセサリーへと展開し、ファッション界で名声を築いていきました。
ブランドコンセプトは「女性らしくありつつも自立しているアクティブな女性」です。そのため働く女性向けの上品でシンプルなデザインのものが多く、女性向けのブランドと認識している方も多いと思いますが、2019年にメンズラインも誕生しています。
セリーヌのメンズラインは、デザイナーのエディ・スリマンの影響を受け、ミニマルでシャープなデザインが特徴です。シンプルでクラシックなスタイルが支持されており、スリムなシルエットやモノトーンのカラーパレットが多く見られます。また、ロックスタイルの要素やエッジの効いたディテールも一部アイテムに取り入れられています。
SAINT LAURENT(サンローラン)は、1961年にYves Saint Laurent(イヴ・サンローラン)と彼のパートナーであるPierre Bergé(ピエール・ベルジェ)によって設立されたフランスのラグジュアリーブランドです。イヴ・サンローラン氏は、ディオールの創業者であるクリスチャン・ディオールの元で経験を積んだのちブランドを設立しています。
ちなみにYVES SAINT LAURENT(イブ・サンローラン)とサンローランは同じブランドです。イブ・サンローランでは香水やコスメなどを主に取り扱うラインで、サンローランはバッグや財布などの小物類やウェアを扱うラインです。
サンローランのエレガントで革新的なデザインは、ブランド設立当初から人気が高く世界中のセレブ達も愛用していることで有名です。ブランドのアイコンとしては、トータルブラックのアウトフィット、スキニージーンズ、タキシードジャケット、バイカージャケット、カーフスキンのバッグなどが挙げられます。
BOTTEGA VENETA(ボッテガヴェネタ)は、1966年にイタリアで設立された高級ファッションブランドです。ブランド名はイタリア語で「ヴェネツィアの工房」を意味し、その名の通り、高品質なクラフトマンシップと繊細な手作業で製品を制作することで知られているブランドです。
ボッテガヴェネタのファッションは、シンプルでエレガントなデザインが特徴で、特にレザーグッズがその代表的なアイテムです。ブランドは「イントレチャート」と呼ばれる特有の編み込み技術を駆使して、バッグやシューズ、アクセサリーなどを制作しています。アパレルも上質な素材と洗練されたデザインで高く評価されています。
Dolce & Gabbana(ドルチェアンドガッバーナ)は、1985年にDomenico Dolce(ドメニコ・ドルチェ)とStefano Gabbana(ステファノ・ガッバーナ)が設立したイタリアのラグジュアリーブランドです。通称「ドルガバ」と呼ばれています。
ドルチェアンドガッバーナの代表的な商品にはシルクドレスやバッグ、シューズなどが挙げられます。ドルガバロゴがデザインに使用されていることも多いです。
ブランドコンセプトは「自由の肯定形。偽りのない表現に、かつてになく都会的な感性が加えられ、型にとらわれずそこから脱却した洗練のスタイル」で、セクシーで官能的な要素を取り入れた豪華な装飾や花柄、アニマルプリント、ゴシックな要素などを特徴としています。どこか未来的なデザインと素材で独特なスタイルはゴージャスさとエレガンスの両方を兼ね備えており、有名ハリウッドスターも愛用している方が多いです。
Chrome Hearts(クロムハーツ)は、1988年にRichard Stark(リチャード・スターク)が設立したアメリカの高級ファッションブランドです。
ブランドの名である「クロム」は鋼鉄、「ハーツ」は愛を表しており、高品質の鋼鉄と手作業による製造にこだわるブランドの哲学が反映されています。
クロムハーツといえばシルバーアクセサリーを中心に、クロスモチーフ、ダガーモチーフ、スカルモチーフなど、ロックやバイカーカルチャーに影響を受けたデザインが特徴です。また、レザーアイテムやアパレルも、独自のスタイルと高品質な素材で評価されています。
ARMANI(アルマーニ)は、1975年にGiorgio Armani(ジョルジオ・アルマーニ)によって設立されたイタリアの高級ブランドです。
アルマーニのファッションアイテムは、ビジネスウェアからカジュアルウェア、イブニングウェアまで幅広いファッションアイテムを提供しており、男性と女性の両方を対象としています。
アルマーニの商品はシンプルで洗練されたデザインが特徴で、高品質の素材と繊細な仕上げに重点を置いているため高い評価を受けています。
MARNI(マルニ)は、1994年にイタリアのデザイナー、Consuelo Castiglioni(コンスエロ・カスティオン)によって設立されたラグジュアリーブランドです。元々は毛皮メーカーとしてスタートしましたが、1999年にトータルラグジュアリーブランドへと生まれ変わりました。
マルニは斬新で独創的なデザインとユニークな素材の組み合わせ、アートとファッションの融合に焦点を当てており、色とりどりのテキスタイル、抽象的なプリント、独特のシルエット、非対称なデザインが特徴です。メンズラインでは、ベーシックさを保ちながらも、遊び心のあるグラフィックや鮮やかなパッチワークなど、目を引くものから飾り気のないシンプルなデザインまで多彩なスタイルが揃います。
エッジの効いたラグジュアリーストリート系が好みの方におすすめです。
KENZO(ケンゾー)は、1969年に日本人デザイナーの高田賢三氏が設立したフランスのラグジュアリーブランドです。
ケンゾーは、カジュアルでカラフル、エキゾチックな要素を取り入れたデザインで知られ、ファッション界で独自のスタイルを築いています。大胆なカラーやグラフィック、アートの影響を受けたプリント、アフリカやアジアの要素を取り入れたデザインが特徴です。ブランドのアイコンとしては、タイガーヘッドロゴや虎のプリントがあります。タイガーヘッドロゴはスウェットやTシャツ、キャップ、リュックなど様々なアイテムに起用され、一躍ブームとなりました。
メンズ商品にも花柄を取り入れるなど、華やかなデザインの商品もあるのが特徴ですが、シンプルで着やすいデザインの商品もあります。
MAISON KITSUNÉ(メゾンキツネ)は、2002年にGildas Loaëc(ギルベール・アンドレ)とMasaya Kuroki(マサヤ・クロキ)によって設立されたフランス・パリを拠点とするブランドです。
メゾンキツネは、ファッションだけでなく、音楽やアートなどの分野にわたり様々な活動を行っており、音楽レーベルとファッションブランドと幅広い角度から自分たちの感性を表現しています。ブランド名の「KITSUNÉ」は、日本語で「狐」を意味し、日仏の要素を融合させています。
メゾンキツネのファッションは、クラシックでシンプルなデザインと、アーティスティックなプリント、独自のロゴが特徴です。特狐のヘッドロゴやトライアングルロゴがブランドのアイコンとなっていて、様々なアイテムにプリントされています。
Maison Margiela(メゾンマルジェラ)は、1988年にベルギー生まれのファッションデザイナーMartinMargiela(マルティン・マルジェラ)によって設立されたパリを拠点とする高級ファッションブランドです。
メゾンマルジェラは、高級志向が世間で人気を集めていた時代にあえて貧困層に見える古着を活かした作品を作るなどファッション界に大きな影響を与え、現在でも人気のアイテムを次々と世に送り出しています。現在でも、無機質な素材やリサイクル素材の使用、縫い目やラベルを露出させるデザイン、非対称なシルエットなど、斬新で実験的なデザインが特徴です。
メゾンマルジェラのファッションアイテムといえば、4本糸のステッチで縫い付けられた簡単に取り外すことができるタグです。このタグは「ユーザーに、ブランド名で製品を判断するのではなく衣服そのものを見てほしい」という思いが込められており、タグ自体が特徴的なブランドアイコンになっているといっても過言ではないでしょう。
BERLUTI(ベルルッティ)は、1895年にイタリア出身のSilvano Lattanzi Berluti(ルヴァーノ・リッカルド・ベルルッティ)が設立したフランスの高級ファッションブランドです。
初期は靴職人としてスタートし、高品質なカスタムメイドの靴を提供していました。その後、ブランドは革製品やアパレルなどのファッションアイテムにも拡大しています。特にドレスシューズやビジネスバッグ、お財布などに定評があります。
ベルルッティのアパレルは、高品質の生地とユニークなデザインが特徴です。スーツ、ジャケット、シャツ、セーターなど、クラシックなメンズウェアにモダンな要素が組み合わさったアイテムが提供されています。
BAGUTTA(バグッタ)は、1975年に設立されたイタリアを代表するシャツブランドで、設立以来、高品質なシャツの製造に特化しています。
特にブランドタグやボタンの素材、サイズ、ディテールの細かい部分に至るまで徹底的にこだわって作られたエレガントなドレスシャツは定評がありますが、カジュアルなシャツまで幅広いスタイルで提供されています。カジュアルシーンで着れるシャツには、バンドカラーやシャンブレー、ブサムシャツと種類が豊富にあり、センスのある上品な雰囲気を出すことができます。
バグッタは、イタリア国内外で販売されており、高級デパートやオンラインストアを通じて入手できます。 また、ビームスなどのセレクトショップでも販売されているのでチェックしてみてください。
dunhill(ダンヒル)は、1893年にイギリスのロンドンで設立された高級ファッションおよびライフスタイルブランドです。
設立当初は馬具に関する製品を作っている会社でした。自動車の普及とともに路線を変更し、小物の製造・販売を始めました。当時販売されていたタバコパイプなどのタバコ関連商品は今でも有名です。1930年には、万年筆や化粧品とラインナップを広げ、高品質な革製品やアクセサリー、アパレル、時計、香水、書類入れ、スーツケースなど、ライフスタイルに関連する幅広い商品ラインを展開しています。
ダンヒルの現在の人気アイテムは、ネクタイや財布、バッグ、スーツなどです。また、マネークリップなどの小物類やメンズウェアの方も大人気です。エレガントで洗練されたスタイルが特徴で、そのデザインはクラシックでありながらも現代的な要素を取り入れています。値段は高めですが、ダンヒルに憧れを持つ男性は非常に多く、愛用している方も多くいらっしゃいます。
LANVIN(ランバン)は、1889年にJeanne Lanvin(ジャンヌ・ランバン)がフランスのパリで設立した高級ファッションブランドです。
元々は帽子店だったのですが、設立社であるジャンヌ・ランバンが娘のために仕立てたドレスや帽子が富裕層を中心に人気となり、その後子供服やレディースウェア、メンズウェア、香水と幅広く展開していきました。
ランバンのファッションアイテムは、エレガントで洗練されたデザインが特徴で、高級な素材と精密な製造工程により作られています。女性向けにはカクテルドレスやドレス、アウター、ハンドバッグ、シューズなどがあり、メンズ向けにはスーツ、シャツ、革靴、アクセサリーなどが提供されています。また、LANVINの香水も広く知られており、香りのクオリティが高く評価されています。
FRAY (フライ)は、1962年に設立されたイタリアのシャツブランドです。
フライのシャツは、高品質な素材を使い、手作業とミシンによる二重縫いと丁寧なハンドワークで作り出されています。デザインはシンプルで洗礼されていて、イタリアを代表する高級シャツブランドの代名詞ともいえます。
ハンドワークで作られていることと、高級素材が使われてるため値段は決して安いものではありませんが、エレガントさや着心地の良さから愛用している方が多くいます。
フライの製品は、イタリア国内外で販売されており、高級デパートやビームスなどのセレクトショップ、オンラインストアを通じて入手できます。
NIKE(ナイキ) は、1964年に設立されたアメリカのスポーツ用品メーカーであり、世界的に有名なファッションブランドでもあります。
ナイキは、スポーツウェアとアスレチックウェアの分野で革新的なデザインとテクノロジーを提供しています。シューズは特に有名で、多くのスポーツ分野で使用されています。代表的なシューズラインには「Air Jordan」、「Air Max」、「Nike React」などがあります。また、ナイキはランニングウェア、バスケットボールウェア、サッカーウェア、ゴルフウェア、トレーニングウェアなど幅広いスポーツアパレルを展開しています。
スポーツウェアだけではなくシャツなども販売されており、シンプルなものから柄物まで様々あります。水や紫外線をブロックする素材を使用しているなど外出時も快適に過ごせる商品も多いのでぜひチェックしてみてください。
adidas(アディダス)は、1949年に設立された、ドイツのadidas AG(アディダス・AG)が製造・販売しているスポーツウェアブランドです。アディダスというブランド名は設立者の名前であるAdi Dassler(アディ・ダスラー)に由来しています。
アディダスの製品は、高品質な素材とテクノロジーに基づいて設計されており、パフォーマンススポーツウェアからカジュアルなストリートウェアまで幅広いスタイルを提供しています。特にadidasのスニーカーは、スポーツとファッションの両方で非常に人気があり、ナイキやプーマと並んでスポーツ関連製品を販売するブランドとしてはトップといえるでしょう。
2001にはストリートスポーツウエアブランド「adidas Originals (アディダス オリジナルス)」をスタートして、トレフォイルロゴ(三つ葉のロゴ)をシンボルマークに使い、復刻商品や現在のトレンドを反映させた新作モデル、さらにコラボレーション商品まで、幅広く展開しています。
THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)は、1966年にカリフォルニア州バークレーで設立されたアウトドア用品およびアウトドアウェアのブランドです。
ザ・ノース・フェイスというブランドの名前は、山の北壁にあたる最も過酷な地形を表現しています。アウトドア愛好家に最高品質のアウトドアギアとアパレルを提供を目指し、様々なテクノロジーとイノベーションを活用しています。例えば、「GORE-TEX」や「DryVent」などの防水・透湿性素材を使用し、アウトドア活動時の快適性を高めています。また、「ThermoBall」や「PrimaLoft」などの断熱材も採用しており、寒冷な環境での保温性を向上させています。特にアウターはザ・ノースフェイスの人気アイテムです。
シャツにおいても機能性に優れたものから、リラックスしたいキャンプシーン、街着としても重宝できるもの、またビジネスシーンなど幅広く展開されています。
CHUMS(チャムス)は、1983年に設立されたアメリカのアウトドアファッションブランドです。
チャムスのはじまりは、ラフティングのリバーガイドをしていた創業者のマイク・タゲットが、サングラスを川に落とさないためのメガネストラップを開発したのが始まりです。ブランド名はマイク・タゲットの友人の愛犬「CHUMLEY(チャムリー)」から取ったものです。チャムスはアウトドアアクティビティを楽しむ人々のために、耐久性のあるアウトドア用品やカジュアルなアクセサリーを提供しています。
CHUMSのデザインは、カジュアルでリラックスした雰囲気を持ち、アウトドアとストリートウェアの融合を特徴としています。チャムスのロゴマークがかわいいのも人気のポイントの一つです。ちなみに、チャムスのロゴマークはペンギンではありません。実は海に潜ることも飛ぶこともできるブービーバードという鳥です。
NEW ERA(ニューエラ)は、1920年に設立されたストリート系ヘッドウェア&アパレルブランドです。特に野球用のキャップが評判で、メジャーリーグベースボール唯一の公式キャップのメーカーとして有名です。
ニューエラといえばキャップですが、Tシャツやジャケット、パンツ、アクセサリーなどのファッションアイテムも販売しており、広く支持されています。
2020年には、アパレルの新ライン「NEW ERA® BLACK LABEL(ニューエラ ブラックレーベル)」を立ち上げています。「キーカラーはブラック、ベーシック/シンプル」をコンセプトにし、上質な素材で作り上げられたアイテムが揃えられています。ニューエラのキャップとの相性もよし◎ニューエラファンにはたまらないコレクションです。
Columbia(コロンビア)は、1938年アメリカオレゴン州で誕生した総合アウトドアブランドです。アウトドアアクティビティを楽しむ人々に高品質なアウトドアウェアを提供することを使命としています。
コロンビアは、ハイキングや登山、スキーやスノーボード、キャンプ、フィッシングなど、様々なアウトドアアクティビティに適した製品を提供しています。独自のテクノロジーを開発しており、例えば、「Omni-Tech(オムニテック)」や「Omni-Heat(オムニヒート)」などが有名です。オムニテック防水透湿性素材で、オムニヒートは断熱技術で、寒冷地での保温性を向上させます。
Tシャツやシャツなど普段着にできるアイテムも多く販売しています。ストレッチ性のあるコットン混素材で動きやすさや着心地を重視した製品や、汗を蒸発してドライな着心地をキープする吸湿速乾機能「オムニウィック」を採用しているなど、少し汗をかくようなアクティビティにもぴったりなアイテムが多いのが特徴です。
L.L.Bean(エルエルビーン)は、1912年にLeon Leonwood Bean(レオン・レオンウッド・ビーン)によって、設立されたアメリカのアウトドア用品およびアウトドアウェアのブランドです。
「アウトドアの喜びを分かち合える品質とデザインであること」を理念とし、設立当初はハンターのための防水ブーツを開発していましたが、現在では様々なアウトドアアパレルを展開しています。エルエルビーンを代表するアイテムといえばトートバッグです。氷を運ぶためのバッグとして開発されたのが、エルエルビーンのトートバッグで、トートバックの産みの親といえます。
エルエルビーンはアウトドアは活動的な場面だけではなく、日常生活の中にも広く通ずると考え、通勤通学やリラックスして過ごす休日など生活全体に密着したユーザーライクな商品を販売しています。例えば、1937年の販売以降、高い評価を得続けているのがフランネル・シャツです。長繊維綿を使用し丹念に織り上げ、熟練のブラッシングによる丁寧な起毛加工で仕上げられた最高品質の生地で作られており、着心地も抜群。デザインもおしゃれです。
RVCA(ルーカ)は、2000年にカリフォルニアで設立されたサーフブランドです。
ブランドコンセプトは「相反するものが共存する様」です。コンセプト通り様々なサーフやスケートだけでなく、音楽などとの融合も図ったファッション性の強い商品を展開しているのがルーカの特徴です。
ルーカのデザイン性はWearability(着やすさ)・Nature(ナチュラル)・Industrialization(産業化)が軸になっており、ブランド設立者の「PMテノール」を中心に多くのアート作家やスポーツ選手が一緒にアイテム作りを出しています。メンズ・レディース問わずにどのアイテムも非常にスタイリッシュでデザイン性が高く、多くの芸能人が愛用していることでも知られています。
ARC'TERYX(アークテリクス)は、1989年にカナダで設立されたアウトドア用品およびアウトドアウェアの高級ブランドです。
アークテリクスでは、ジャケットやバックパック、グローブ、帽子などアウトドアアクティビティに必要なあらゆるアイテムを販売しており、独自の素材やデザインを採用しています。例えば、「防水透湿性素材」やPフリースなどの高性能素材を使用し、耐久性と快適さを追求しています。また、製品のパターン設計にも注力し、アスリートの動きに合わせたシンプルで効率的なデザインが特徴です。
シャツなど日常で使うアイテムにおいても、軽量で通気性と速乾性に優れ伸縮性と立体構造デザインにより、フィット感と動きやすさを実現しているものなどがあります。
patagonia(パタゴニア)は、1973年にYvon Chouinard(イヴォン・シュイナード)によって設立されたアメリカのアウトドア用品およびアウトドアウェアのブランドです。
シュイナードはロッククライマーであり、最初はクライミング用製品の製造・販売を行っていましたが、自分がクライミングを楽しむ際に、ラガーシャツのような丈夫でカラフルなデザインのアウトドアウェアがなかったことから、機能性とデザインの優れたウェアの製造・販売を開始し、パタゴニアは急成長を遂げます。
パタゴニアのアイテムは、鮮やかな色彩使いが特徴的です。コバルト、ティール、フレンチ・レッド、アロエ、シーフォーム、アイス・モカなど新たなカラーを世に送り出してきました。また、デザイン性が高いだけではなく、高い耐久性、機能性、快適さを備えています。
AIGLE(エーグル)は、1853年に設立されたラバーブーツで有名なフランスのスポーツカジュアルブランドです。
実業家のヒラム・ハッチンソンがフランスのモンタルジにゴム工場を設立したことがきっかけで誕生しました。当初はチャールズ・グッドイヤーから特許を買ったゴムの製法を使いラバーブーツを生産しており、現在でもラバーブーツはエーグルの代表的なアイテムの一つです。
1920年代からはアパレルビジネスも展開し、レインコートなど幅広く展開しています。ブランドのデザインは、機能性とファッション性を組み合わせており、アウトドア以外でも日常的に使うことができるアイテムが揃っています。シンプルなデザインが多いのでシーンを問わず着やすいです。
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