本記事では5000円以内で購入できるイヤーカフを手掛けるブランドを紹介します。
まずはじめに、イヤーカフについて詳しく紹介します。
イヤーカフは、耳にひっかけたり挟んで身に着けるジュエリーのことを言います。
耳にひっかけたり挟んで身に着けるというのが最も大きな特徴で、穴をあけることなくおしゃれを楽しむことができます。
近年ではイヤーカフとピアスを重ねて着ける方も多く、デイリー使いはもちろんのこと、結婚式などフォーマルなシーンでも使うことができます。
イヤリングとイヤーカフは、どちらも耳に穴をあけることなく装着できるという点では非常に似ていて、区別がわからないという方もいらっしゃるでしょう。
イヤリングとイヤーカフの違いは、主に装着の仕方です。
イヤリングは、バネやねじを使って耳たぶに挟み込む形で装着します。一方イヤーカフの場合は、耳にはめ込むようにして装着したり、フックになっている部分を耳にかけて装着します。
「イヤーカフ」と「イヤーカフス」はどちらも同じものを指す言葉です。
強いて言うのならば「イヤーカフス」は片耳のみ、「イヤーカフス」は両耳に着けるタイプを指す事が多いです。複数だから「カフ」ではなく「カフス」と呼ぶということを覚えておくと良いでしょう。
英語では「earring」が耳飾り全般、特にピアスのことを指します。
日本語での「イヤリング」はいわゆる和製英語に当たり、海外ブランドの中にはイヤリングとしてピアスを販売していることもあるので注意が必要です。ちなみに、日本語の「イヤリング」は、英語で「clip-on」「ear clip」などと言います。
「イヤーカフ」は、英語でも「earcuff」です。
英語で「pierce」は「〜に穴を開ける」という動詞です。「pierced earring」とすれば、耳飾りの中で耳に穴を開けるタイプを指すので、日本語の「ピアス」に当たります。
イヤーカフがどんなジュエリーなのかおわかりいただけたかと思います。それでは、どのように選べば良いのか紹介します。
イヤーカフに限らず、ジュエリーはものによってつけ外しが難しかったり、使い心地が異なります。
リングタイプは、リング状になっているタイプのイヤーカフです。
輪っかに切れている部分があり、着けたい場所に挟むようにしてつけます。イヤーカフの中でも定番の付け方で、耳が痛くなりにくいので初心者にもおすすめです。
また、耳たぶを始め軟骨など好きな場所につけられるのも魅力の一つです。
クリップタイプは、イヤリングと同様に耳たぶにクリップのように挟んでつけるタイプのイヤーカフです。
クリップ型になっていることで、落ちにくいのが最大の特徴です。リングタイプのように挟むだけではすぐに落ちてしまって心配という方におすすめです。
フックタイプは、耳にかけるタイプのイヤーカフです。
耳にかけるだけなので、最も取り外しが簡単に行えるのが特徴で、さっとつけたり外したりしたい方におすすめです。また、リングタイプやクリップタイプでは耳が痛くなってしまうという方にもぴったりです。
ただし、耳の付け根を全体的に覆うような形になっているため、素材やデザインによっては重たくなってしまうことがあるので注意しましょう。
ジュエリーは素材によっても見た目はもちろん、素材次第で値段も大きく変わります。
例えば、輝きがあり華やかな印象を与えるゴールドやお手入れを怠ると劣化しやすいもののデザインの種類が多く、手頃な価格で購入できるシルバー、希少価値が高く値段が高いものの変色や錆びに強いプラチナ、軽くて錆びにくいチタンなどが人気です。
また、金属アレルギーがある場合にはその素材を避ける必要があるので注意しましょう。
ジュエリーには様々なデザインがありますが、ファッションやシーンによって複数のデザインを使い分けるのも良いでしょう。イヤーカフの主なデザインは下記の通りです。
初めてイヤーカフをつける方や、ファッションやシーン関係なく使いやすいのはワンポイント系のイヤーカフがおすすめです。
ワンポイントがさりげないおしゃれになり、ファッションを華やかに見せてくれます。
また、イヤーカフはピアスと重ねづけされることも多いですが、最も重ねづけしやすいのがワンポイント系のイヤーカフです。1つ持っておけば様々な場面で使うことができるでしょう。
耳の軟骨から耳たぶまでをぐるりと囲むタイプがワイドタイプです。
ワンポイントよりも存在感があり、ジュエリーと連結しているタイプなど華やかなデザインのものも多くあります。
上品なデザインのものも多く、結婚式やパーティーでもよく使われています。大きいぶん外れてしまっても気が付きやすいので、落としてしまうのが心配な方にもおすすめです。
チェーンタイプは、上部と下部につけるイヤーカフがチェーンで連結されているイヤーカフです。また、1つのイヤーカフにチェーンがぶら下がっているタイプもあります。
ロックなデザインから繊細で女性らしいデザインまで幅広く、ほどよく個性的なイヤーカフをつけておしゃれを楽しみたいという人におすすめです。
5000円以内でイヤーカフを購入したいと考える人は多いかと思いますが、実際に調べてみると1000円〜3000円で販売しているブランドが多いことがわかります。
なかなかちょうど良い価格で販売されているイヤーカフを見つけるのは難しいですが、5000円を予算に考えているのであれば、高見えするプチプラブランドのイヤーカフを複数購入することができますし、プレゼントに考えているのであればイヤーカフと他のアクセサリーを合わせて購入するのがおすすめです。
また、予算を少し上げてみると、より幅が広がりますし、高級感のあるイヤーカフを購入することができるので、予算を上げることを検討してみるのも良いでしょう。
ネット通販などで5000円以内で購入できるイヤーカフを手掛けるジュエリーブランドを紹介します。
Ops.(オプス)は、大阪府に拠点を置く「株式会社HAYNI」が手掛けるアクセサリーブランドです。
落ち着いた輝きを放つシルバーやオールドのアクセサリーが中心で、多くのアイテムが5000円前後で購入できます。
また、上質な天然石を用いたアクセサリーもありますが、こちらも20000~30000円の比較的リーズナブルな価格で購入でき、上質な素材を使ったアクセサリーを手頃な価格で販売していることから30代~50代に人気があります。
nanotta(ナノッタ)は、日本のアクセサリーブランドです。
ナノッタでは、アパレルソムリエが厳選したパワーストーンを使用したピアスやリングといったアクセサリーを5000円未満とリーズナブルな価格で提供しています。
荒削りの天然石を使ったアイテムはアンティーク感・ビンテージ感があり、落ち着いた印象ながら身に着ける人に華やかさをプラスしてくれます。個性的なイヤーカフをお探しの方にもおすすめです。
phoebe(フィービィー)は、2002年に東京で設立された「株式会社ルイールコーポレーション」が運営するアクセサリーブランドです。ブランド名はギリシャ神話に登場する輝く女性の象徴である女神の名前に由来しています。
手掛けるアクセサリーは華奢でエレガントなデザインが多く、様々なファッションスタイルにすっと馴染みつつも存在感のある輝きをプラスしてくれます。5000円以内と手頃な価格で上品な雰囲気を纏うことができるので、コスパが良いと評判です。
ゴールドカラーのアクセサリーはステンレスなどの素材にゴールドカラーのコーティングを施したものから、10金素材のものまで様々で、予算に合わせて選ぶことが出来ます。
メンズ向けアクセサリーを主に手掛けるブランド「ライオンハート」の姉妹ブランドである「LHME(エルエイチエムイー)」は、2020年に誕生したアクセサリーブランドです。
LHはLion Heartの略、MEには「私」と、a Million of Empathies「無数の共感」の2つの意味があります。
5000円以内で購入できるイヤーカフなどのアイテムを数多く手掛けており、ジェンダーレスで大人な雰囲気のデザインが多いためカップルで同じものをペアで身につけたい方にも非常におすすめです。
cream dot(クリームドット)は、広島県に拠点を置く「株式会社Que Cera」が運営するアクセサリーブランドです。
ほとんどのジュエリーが5000円以内と手軽に購入出来るお手頃価格ですが、上品さが光るジュエリーが多く、高見えすると幅広い年齢層の方から注目されています。
その価格とデザイン性から、オフィスで働く女性の普段使い用アクセサリーとして人気ですが、天然石を使ったジュエリーもあり、お出かけなどの場面でも使えるジュエリーも揃っています。
9am(ナインエイエム)は、神奈川県に拠点を置く「株式会社Matin du Port」が運営するアクセサリーブランドです。
扱うアイテムは5000円以内のアクセサリーが多く、手頃な価格で高校生など10代〜20代の若い女性の間で人気があります。手頃な価格で購入できるだけではなく、サージカルステンレス製で劣化に強いアイテムを多く手掛けているのも人気の理由の一つです。
扱うアクセサリーはかわいさと大人っぽさのどちらも持つ「大人かわいい」デザインが特徴的です。普段使いはもちろんのこと、友達へのちょっとしたプレゼントにもおすすめです。
ma chére Cosette?(マ・シェール・コゼット?)は、2006年大阪創業の株式会社Histoireが手掛けるファッションブランドです。
ブランド名にも入っている「Cossete」はフランス語で「いらないもの」を意味し、他人にとってはいらないものであっても、自分にとってはかけがえのないものというブランドテーマを持ちます。
手掛けるアイテムはシンプルながら可愛らしいデザインが多く、価格もリーズナブルで普段使いしやすいものが揃っています。
GLUCK(グルック)は、「アクセサリーで人と人を繋ぐ」の言葉をブランドコンセプトとするアクセサリーブランドで、世界中のブランドのアクセサリーを取り扱うセレクトショップでもあります。
トレンドのコインモチーフを始めとしたゴールドを用いたアクセサリーがメインで、高級感のある落ち着いたデザインが特徴的ですが、価格は数千円台とリーズナブルで、SNSでも人気です。また、ユニセックスなデザインで男女ともに人気で、ペアで身に着けるのも人気です。
リュヌ(Lune)は、愛知県に本社を置くアクセサリーブランドです。
手掛けるアクセサリーは1000円~3000円未満と5000円内のものも豊富にあり、リーズナブルで、普段使いしやすいものが揃っています。
デザインも幅広い場面で使えるシンプルなものが多いので、使い回ししやすいアクセサリーを増やしたい方におすすめのブランドです。
KOBE VINGTAINE(神戸ヴァンテーヌ)は、1990年に兵庫県でスタートした、株式会社ヴァンテーヌが手掛けるアクセサリーブランドです。プチプライスな価格帯ながら、華やかで高級感のあるアクセサリーが揃っています。
1000円程度から購入でき、シンプルなものからガーリーなものまで幅広いラインナップとなっています。普段使い用のアイテムをいくつか揃えても数千円~1万円程度で抑えることが出来るので、イヤーカフ初心者の方にもおすすめのブランドです。
novice(ノーヴィス)は、2014年に東京で設立された「株式会社よしの企画」が運営するアクセサリーブランドです。
大人な女性のためのモダンでベーシックなアクセサリーが多いですが、ほとんどが1万円以下と、リーズナブルな価格です。品のあるデザインのジュエリーは、オフィスやお出かけなどの普段使いにぴったりです。
また、金属アレルギーが出にくいニッケルフリーやサージカルステンレス素材を使用した商品も扱っています。自分用はもちろん、親しい友人へのちょっとしたプレゼントにもおすすめです。
MK&T(エムケーアンドティ)は、2021年に誕生した日本のアクセサリーブランドです。
エムケーアンドティでは、「人の心に寄り添い人の心の心を結ぶモノを提供したい」という思いの元、様々なアクセサリーを手掛けています。
エムケーアンドティのアイテムはシンプルでありながらもオリジナリティのあるもので、カジュアルな場面とフォーマルな場面どちらでも身に着けることができます。また、ユニセックスのデザインも多く、5000円以内で購入できるため恋人へのプレゼントにもおすすめです。
続いて、5000円以内で購入できるイヤーカフを手掛けるファッションブランドを紹介します。
agnès b.(アニエスベー)は、アニエス・トゥルブレ(Agnès Troublé)によって1975年にフランス・パリで設立されたファッションブランドです。1984年に日本に初上陸してから普遍的な人気を持ちます。ブランド名の「ベー」は、設立時の姓「ブルゴワ」の頭文字です。
アニエスベーは、流行に左右されないシンプルで機能的なデザインのファッションアイテムを中心に展開しています。ジュエリーも手掛けており、ポップなデザインが多く見受けられ、星をモチーフにしたイヤーカフなどがあります。
日本限定ブランドで、若い女性層向けの「トゥービーバイアニエスベー(To b. by agnes b)」も人気です。
BEAMS(ビームス)は、1976年に設楽悦三が東京・原宿で開業した洋品店を出発点としたセレクトショップで、現在では自社生産のファッションアイテムを手掛けるブランドでもあります。
幅広い年齢層向けのアパレルを取り扱っていますが、ブランドのファッションスタイルは多様で、クラシックなテイストからストリートウェア、カジュアル、アートファッションまで幅広いファッションスタイルを提供しています。ジュエリーもシルバーなどを使ったカジュアルなデザインの製品を多く扱っています。
SMELLY(スメリー)は、株式会社アーバンリサーチによって大阪で設立されたアクセサリーブランドで、ファッションブランド「URBAN RESEARCH」の姉妹ブランドです。
ブランド名の通り、身に着けることで、その人らしさがより一層引き立ち、隠れた自分の魅力を引き出してくれる、「その人くさくなる」という意味を込めて作られたブランドです。
トレンドを押さえたアクセサリーや雑貨を手に取りやすい価格で揃えており、普段使いしやすいアイテムが揃っています。
UNITED ARROWS(ユナイテッド・アローズ)は、1989年に元ビームス(BEAMS)社員の重松理らがビームスからバイヤー30名を引き連れ離脱する形で立ち上げたセレクトショップです。現在は自社生産のブランド品も多く扱っています。
こちらも幅広い年齢層向けのアパレルを取り扱っていますが、ブランドのファッションスタイルは比較的落ち着いたデザインが多いです。
手掛けているジュエリーはオフィスなどで普段使いできるものや、お出かけで気軽につけることの出来るものまでたくさんの種類を取り揃えています。
JILL STUARTは、同名のアメリカ人デザイナーによって1993年に設立されたファッションブランドです。
若い女性をターゲットにしたエレガントで女性らしいデザインのアイテムが人気で、ファッションアイテム以外にもコスメ・香水も人気です。
ジル スチュアートのコレクションは、フェミニンで柔らかなシルエット、華やかなカラーパレット、そしてモダンなデザインが特徴的です。アクセサリーもシンプルでありながらもエレガントな魅力があり、日常使いから特別な場面まで幅広く対応できるデザインが人気です。
少し予算を増やし5000円〜10000円で購入できるイヤーカフブランドを紹介します。
4℃(ヨンドシー)は、株式会社エフ・ディ・シィ・プロダクツが手掛ける日本発のジュエリーブランドです。ただし、起源は1950年設立の繊維販売会社で、1986年にジュエリーに参入した経緯もあり、2016年現在でもアパレルでの収益が4割を占めています。
人気を博したシルバーアクセサリーを始めとした様々なジュエリーを手掛けており、かわいらしいデザインやモチーフが多いのも特徴です。高級感がありながら一万円台で購入できるアイテムが非常に多く取り揃えられており、男性から女性へのプレゼントにもよく選ばれているブランドです。
なお、4℃にはコンセプトの違うブランドがいくつかあります。若年層向けの「Canal 4℃」、少し落ち着いたデザインの「EAU DOUCE4℃」などがあり、それぞれがターゲットとする年齢層に合わせたデザインなどの違いがみられます。
TSUTSUMI(ツツミ)は、1973年に埼玉県蕨市で創業したジュエリーブランドです。
「ジュエリーツツミ」という名前に聞き覚えのある方も多いでしょう。ツツミのジュエリーは宝石の買い付けから製造・販売まで、すべて一貫して自社で行っており、高品質な製品を提供しています。それでいて手の届きやすい価格のアイテムが多いため創業以降幅広い年齢層の方から人気があります。
流行に左右されないシンプルで上品なデザインのジュエリーが多く、使いやすいものが多いです。また、傷がついてしまったものや古くなってしまったものにはクリーニングやリフォームの対応を行っており、アフターサービスも充実しています。
BLOOM(ブルーム)は、2018年に東京・銀座で設立されたアクセサリーブランドです。「私らしい私」をコンセプトに掲げ、高品質ながら手に取りやすい価格のジュエリーを販売しています。
アクセサリーのデザインは女性向けのフェミニンでかわいらしいモチーフが多いですが、ユニセックスなデザインや、ディズニーとコラボした商品など、様々なデザインのジュエリーがたくさん揃っています。
小鳥の鳴き声を意味する名前のジュエリーブランド「cui-cui(キュイキュイ)」は、2010年に誕生した、株式会社colorsが運営するブランドです。
手掛けているジュエリーは日常使いに便利なミニマルデザインから冠婚葬祭にも使えるデザインまで幅広いラインナップとなっています。
どこかアンティークな雰囲気ながら、かわいらしさも光る日常使いに便利なジュエリーが多く、天然石を用いたジュエリーが特に人気で、値段も1万円以下から探すことができます。
ESTELLE(エステール)は、1954年、宝石研磨加工業として創業したジュエリーブランドです。
日本国内を中心にベトナム、カンボジア、中国等海外を含めグループ会社全体で世界中に400以上の店舗を展開しており、原材料の調達から販売まで全て自社で行う「製販一貫体制」によって高いクオリティと適切な価格を両立させたジュエリー製品を提供しています。
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