本記事ではスーツに合わせるのにぴったりなレディースシャツを紹介します。
シャツとは、襟(えり)とボタンがついた衣類を指し、男性や女性、子供向けの様々なデザインやスタイルのものが販売されています。
そもそも、シャツは上着の汚れ移りを防ぐために作られた男性用の肌着でした。20世紀に入り、シャツのデザインは多様化し、ファッションの一部として重要な役割を果たすようになりました。ワークシャツ、ドレスシャツ、カジュアルシャツ、ポロシャツなど、様々なスタイルが登場しています。
ブラウスは女性用のトップスとして作られたものを指します。
大きく分けるとどちらもシャツの一種なので、シャツとブラウスは同義として使われることも多いですが、本来シャツは男性用の肌着として作られたもので、ブラウスは女性用のトップスとして作られたものを指します。
そのため、シャツはボタンが着る人から見て右側についていますが、ブラウスは一般的に左側についているという違いがあります。これは、上流階級の女性が自分で服を脱ぎ着せず、召使いに身支度をさせていたためです。他人が着せやすいように、着せる側から見て右側にボタンがついています。
現在は「シャツ=男性」といった区別はありませんが、名残としてシャツは襟がついたピシっとした生地でメンズライクのデザインのものが多いです。一方ブラウスは、柔らかい生地で襟がついてないものが多いのが特徴です。
シャツと言っても様々な種類がありますよね。スーツに合うシャツの選び方を紹介します。
シャツと言えば上述したように襟がついているのが特徴ですよね。襟の形にも様々あり、襟の形一つで印象がガラッと変わります。そのため、襟の形でシャツを選ぶという方も多いです。
スーツに合うシャツの襟の形の種類は、下記の通りです。
レギュラーカラーは、襟の開きが75~90度のシャツの中でも最もスタンダードな形です。
カジュアルシャツだけではなく、ビジネスシーンや冠婚葬祭などのフォーマルなシーンで着用することが多いワイシャツにも用いられている形で、清潔感を出したいときやしっかりとした雰囲気を出したい場面に適しています。フォーマルなシーンでも着れるようホワイトやブルー、ネイビーといったシンプルなデザインのものを持っておくと便利です。
スキッパーカラーは、首元に第一ボタンがないタイプのシャツです。
首元が開いていることで、明るく爽やかな印象を与えることができます。ただし、首元が空きすぎてしまうと印象が悪くなってしまうので、注意しましょう。
基本的にはジャケットよりも襟幅が小さいものを選ぶのが望ましいです。
スタンダードカラーは、首に沿って立てた折り返しのないタイプの襟を指します。学ランの首元やチャイナドレスの首元を想像してもらうとわかりやすいかと思います。「バンドカラー」とも言われます。
折り返した襟が付いたものが一般的ですが、襟全体を取り除き帯状のバンドを襟に付けたシャツこそスタンドカラーシャツと言われる襟です。
首周りがスッキリして見えるのが大きな特徴で、どんな人でも清潔感のある印象を与えることができます。また、襟の大きなコートやジャケットなどとも合わせやすいのもメリットの一つです。
シャツは素材の種類もバリエーションが豊富ですが、スーツに合わせるのであればシワになりにくいコットン(綿)やポリエステルを選ぶのがおすすめです。
シワがあると一気にだらしなくなってしまうので、しっかりとアイロンがけなどのお手入れをしておくことが大切です。近年ではシワができないよう加工してあるものも多いので、できるだけアイロンがけの手間を省きたいといった方はそういったタイプのシャツを選ぶのが良いでしょう。
スーツに合わせるレディースシャツは、派手すぎるものはNGです。
基本的には白や薄いピンク、水色、グレーなどを選ぶのが無難でしょう。デザインは無地などシンプルなものが◎
まずは、1万円以内でスーツに合わせるシャツを販売しているブランドを紹介します。沢山買いだめしておきたい方や、頻繁に買い替えて使いたいという方におすすめです。
洋服の青山は、「青山商事株式会社」が展開する紳士服の製造と販売を行う、紳士服販売チェーンです。
洋服の青山のブランドコンセプトは、「ハイファッション・ハイクオリティな商品を最高の立地でリーズナブルな価格にて提供すること」 です。購入しやすい価格で機能性が高く、さらに着心地が良いシャツを取り揃えており、10代〜20代の若年層にも人気があります。
洋服の青山ではネット通販限定でさらにお求めやすい価格で販売していることもあるので、ぜひチェックしてみてください。
AOKI(アオキ)は、「株式会社AOKIホールディング」が展開する紳士服量販店です。
アオキでは、ピシっとした印象を与えるスーツやシャツからカジュアルオフできるアイテムまで幅広く展開しています。特にアオキのシャツはシワのつきにくさに高い評価を得ています。シワがついてしまっても洗濯で綺麗に落ちますし、洗濯シワができないのでアイロンレス。汚れも落ちやすいのが嬉しい点です。
シャツは3枚セットなどお得なセット販売もしているので、まとめ買いしておきたい方にもおすすめです。
KONAKA(こなか)は、「株式会社コナカ」が運営する紳士服量販店です。
コナカでは、「すべては品質から。」をテーマに素材・機能・ファッション・サービスにより、ブランドの「品質」向上を目指しています。
コナカのメンズシャツは、肌触りとシワの付きにくさから高い評価を得ています。また、品質にこだわりを持っているため、生地表面の触り心地が抜群によく、摩擦や違和感なく着ることができます。また、シワがつきにくくなっているのでお手入れも楽ちん。働き盛りの男性にぴったりです。
はるやまは、昭和45年創業の「株式会社はるやまチェーン」が展開するブランドです。
創業以来、スーツを中心とするメンズウェアを「いいものをよりお求め安く」を追求し続けており、現在ではレディースやカジュアルウェア、靴など幅広く展開しています。 はるやまと言えば、ノンアイロンシャツの
「i-Shirt(アイシャツ)」です。形態安定性5級を取得したシワのできにくい生地で、すでに650万以上を売り上げています。
抗菌・防臭機能も搭載しているので、洗濯物が乾きにくい梅雨の時期や汗をかく夏などの暑い季節にもおすすめです。サイズ展開も幅広いので自分のサイズに合ったシャツと出会うことができるでしょう。
TAKA-Q(タカキュー)は、1950年に設立された紳士・婦人服及び関連洋品雑貨の販売を行う会社および日本のファッションブランドです。日本のアパレル業界の中でも歴史が深く老舗と言えます。
タカキューのブランドコンセプトは「団塊世代、団塊ジュニア世代の2つのコア世代の男性中心に、オンスタイル、オフスタイルにとらわれない、“サード・ワード・ローブ”の着こなしを軸とする複数のプライベートブランドの組み合わせにより、トータルコーディネイト提案するSPA専門店」です。現在では、ビジネススーツからカジュアルウェアまで、メンズ、レディース商品を幅広く取り扱っています。
質がよくデザイン性の高い商品が比較的安く購入できるため、コスパが良いと評判です。
ozie(オジエ)は1924年創業の「株式会社柳田織物」が展開するオンラインショップ限定のブランドです。株式会社柳田織物は、戦時中の影響を受け一度廃業していますが、1951年に再び設立され長い歴史を持ちます。
オジエは長い歴史の中で培ってきた確かな製作技術に加え、豊富なバリエーションが特徴です。高級シャツからデイリーに使えるシャツ、デザインや生地にさりげない個性のあるシャツなど、なんと常時500種類前後から自分好みのものを選ぶことができます。
また、機能性の部分も充実しているのも高い評価を得ている理由の1つで、シワになりにくい形態安定加工シャツも取り扱っています。
THE SUIT COMPANY(ザ・スーツカンパニー)は、青山商事株式会社が展開しているトータルファッションブランドです。
20代~30代の方をメインに、メンズ・レディースのスーツから、カジュアルウェア、雑貨まで、充実したラインナップのコレクションを展開しており、手に取りやすい価格にこだわったファッション性と品質を重視したアイテムが取り揃えられています。これにより、多くの学生や若いビジネスマンにとってフォーマルな服装を手に入れる機会を提供しています。
ビジネスシーンにぴったりなシャツに加え、オンオフに関係なく着れるカジュアルシャツなど幅広く展開しています。
東京シャツは、1949年創業の日本のブランドです。
業界トップを誇る形態安定加工技術により何度洗濯を繰り返してもシワになりにくく、型崩れしにくい仕立てで、アイロンなしでも手入れが簡単なシャツを販売しており、ビジネスシーンでシャツを着る方に高く評価されています。
BRICK HOUSE(ブリックハウス)は、1949年創業の老舗ワイシャツ専門店「東京シャツ」が展開する日本のシャツブランドです。
ブリックハウスでは「お客さま一人ひとりにとって、毎日をいい気分で過ごせるシャツであってほしい」という思いを込めて、業界トップ水準を誇る形態安定加工や70年以上の歴史を持つ高度な縫製技術を用いた質の高いシャツを一枚一枚丁寧に仕立てています。
また、ブリックハウスではシンプルなデザインからデザイン性の高いものまで豊富なサイズで展開しているので、一人一人に合ったシャツを見つけることができます。
GU(ジーユー)は、上記で紹介したユニクロと同じ「ファーストテリング」が展開する日本のファストファッションブランドです。
ブランド名の「ジーユー」には「ファッションをもっと自由に」という意味が込められており、手頃な価格でトレンドを取り入れたファッションアイテムを提供をしているのが大きな特徴です。
ジーユーのメインターゲットは10代〜30代です。ユニクロよりも若者向けで価格も安く、カジュアルブラウスの種類の方が豊富です。とにかくリーズナブルなのでワンシーズン毎にまとめて買っておきたいという方におすすめです。
UNIQLO(ユニクロ)は、1984年に日本の山口県にて設立された日本のファッションブランドです。
ユニクロというブランド名は「UNIQUE CLOTHING WAREHOUSE(ユニーク・クロージング・ウェアハウス)」を略したもので、「他では買うことができない良いカジュアルファッションを、お客様が自由に選び買うことができる」という意味が込められています。 シンプルで洗練されたデザインで、機能性と快適さも組み合わさったカジュアルウェアを提供しています。
ユニクロはカシミアやプレミアムリネンなどの高級素材を使った製品も多く、高品質でありながら低価格で購入することができるコスパ最強のブランドとして人気が高いです。
続いて、1万円以上のスーツに合わせるレディースシャツを販売しているブランドを紹介します。通勤服と考えると値段は高めですが、一度買って長く着たいタイプの方におすすめです。
FRANK&EILEEN(フランクアンドアイリーン)は、2009年にAudrey Mcloghlin(オードリー・マクローリン)が設立したアメリカのシャツブランドです。
高品質なイタリア製の生地を使用し、独自のシルエットとデザインを提供しています。シャツは洗練されたカジュアルウェアとして、様々なスタイルと色で提供されており、男性と女性向けのラインがあります。
特に品質にこだわりを持っており、リネンやコットン、フランネル、ポプリンなどの高品質な素材を使用しています。そのため、フランクアンドアイリーンのシャツは快適さと耐久性に優れており、着心地が非常に良いと評価されています。
Tommy Hilfiger(トミー ヒルフィガー)は、1985年にTommy Hilfiger(トミー・ヒルフィガー)によってアメリカのニューヨークで設立されたブランドです。
アメリカのイーストコーストのプレッピーなスタイルや、スポーツウェアからインスパイアを受けたファッションを提供し、若者文化やカジュアルファッションに大きな影響を与えてきました。
カジュアルなアメリカンスタイルと、赤・青・白のカラーパレットが特徴で、オックスフォードシャツもカラフルでおしゃれなものなど様々な種類があります。
Finamore(フィナモレ)は、1925年に設立されたイタリアの高級シャツメーカーです。
カロリーナ・フィナモレ氏がナポリにアトリエを開き、ハンドメイドオンリーの仕立てシャツを仕立てて販売していたことがきっかけで誕生しました。現在ではフィナモレと同じくイタリアを代表するシャツメーカー、BARBA(バルバ)やLuigi Borrelli(ルイリボレッリ)などと同様に高い評価を得ています。
フィナモレのシャツはナチュラルな風合いが特徴で、アーム部分など細かい部分は熟練した職人の手によってハンドメイドです。ハンドメイドだからこそ柔らかな風合いとストレッチのような着心地に仕上がります。
INDIVIDUALIZED SHIRTS(インディビジュアライズドシャツ)は、アメリカ合衆国に拠点を置くカスタムシャツの製造会社です。
インディビジュアルライズドシャツは、職人技術を細部まで駆使し、男性と女性向けの高品質なオーダーメイドのドレスシャツを製造することで、アメリカ国内で多くの人々に信頼され愛されています。
デザインはトレンドを追わないシンプルでナチュラルなものが多く、これも品質を第一に考えているがゆえでしょう。ビジネスシーンだけではなくカジュアルなシーンにもキレイに着こなせるシャツが多く取り揃えられています。自分で生地を選ぶなどカスタムシャツを作ることができるのも人気の理由の1つです。
POLO RALPH LAUREN(ポロ・ラルフローレン)は、1967年にファッションデザイナーであるRalph Lauren(ラルフ・ローレン)によって設立されたブランドRALPH LAUREN(ラルフローレン)の主軸となっているブランドラインです。ラルフローレンより、若干価格が安いのが特徴です。
ラルフ・ローレン氏が前身となるネクタイブランド「POLO(ポロ)」をスタートし、そこから発展したのが「ポロ・ラルフローレン」です。ラルフローレンシリーズの原点であるポロ・ラルフ・ローレンは東海岸のアイビーリーグのカジュアルスタイルに英国流のスタイルを融合させたコレクションで有名です。
元々ネクタイブランドだったこともあってか、ビジネスシーンで着るシャツの品質には定評があります。また、着る人を選ばないシンプルなデザインは年齢を問わずに着ることができ、上品な印象を与えることができます。
NARA CAMICIE(ナラカミーチェ)は、1984年に誕生したイタリアのファッションブランドです。
ブランド名の「カミーチェ」は、イタリア語で「シャツ」を意味する言葉で、その名の通りシャツを中心に商品を展開しています。
シャツの種類がとにかく豊富で襟付きのものを始め、ブラウスなど様々な種類があります。シンプルなものからデザイン性が高いものまで取り揃えられているので、選ぶのも楽しいですね。
DRESSTERIOR (ドレステリア)は、日本のアパレル会社「WORLD(ワールド)」が1998年から展開するセレクトショップおよびファッションブランドです。
ブランドコンセプトは「今に受け継がれる物への再評価、再構築」です。英国の伝統的な物やイタリアの職人気質、バランスの良いモダン、単に物では表現出来ないフランスのエスプリなどをミックスした品の良いコーディネートを提案し続けています。
HUMAN WOMAN(ヒューマンウーマン)は、「株式会社サンエーインターナショナル」が1998年から展開している日本のファッションブランドです。
ブランドコンセプトは「TRADITIONAL & CONTEMPORARY」です。過去の服から受けたインスピレーションにトレンドを取り入れることで、過去と今から未来が作られるというイメージで服作りを行っています。
メインターゲットは20代半ば〜30代ですが、シンプルで着やすいデザインなので40代〜50代の方など幅広い年齢の方から人気があるブランドであると言えます。
鎌倉シャツは、1993年に設立された日本のシャツブランドです。
鎌倉シャツでは「世界で活躍するビジネスパーソンをシャツで応援する」をモットーにしており、日本の卓越した裁縫技術によって世界最高レベルのシャツを提供し続けています。生地には上質な素材を使っており、身体にフィットするため着心地も抜群です。2012年には海外進出しており、日本の代表シャツブランドと言えるでしょう。
鎌倉シャツでは、ビジネスシーンでも着られるシンプルなものから、カジュアル向けのものまで幅広く取り扱っています。シンプルなデザインのものが多いのでコーディネートしやすいでしょう。
ánuans(アニュアンス)は、Instagramなどで人気の日本のインフルエンサー中村麻美氏が立ち上げた日本のファッションブランドです。
しなやかさの中に芯のある女性の強さや美しさを引き立てる、絶妙なニュアンスカラーやシルエットがおしゃれ好きの女性から高い評価を得ており、多くの女性から注目を浴びています。
ICB(アイシービー)は、「株式会社オンワード樫山」が展開するレディースファッションブランドです。
ブランドコンセプトは「多様でありながら、潔い。伝統を尊重しながら新しい。そして何よりも自分らしい。」です。世界視点で自分や社会を見つめる女性のために、洗練されたデザインのアイテムを提供しており、今や日本だけではなくパリやニュヨークなど、まさにファッションの最先端と言われる国々でも高い評価を得ています。
価格はハイブランドに近いレベルではありますが、価格に見合った品質とデザインで大満足すること間違いなしです。
Paul Smith(ポール・スミス)は、イギリスのノッティンガム出身のファッションデザイナーであるPaul Smith(ポール・スミス)によって1970年代に設立されたブランドです。
設立者であるポール・スミスは斬新なアイデアとカラフルなデザインが特徴的で、ロンドンを拠点とする国際的なファッションブランドとして成長し、世界中で高く評価されています。メンズウェアやウィメンズウェア、アクセサリー、バッグ、靴、香水など様々なラインナップがあり、特に有名な商品には、カラフルなストライプや独創的なプリントが施されたシャツ、スーツ、アイウェアなどがあります。
ポールスミスは、イギリスの伝統的なテーラードスタイルを継承しながらもひねりのあるディテールを取り入れることにより、堅苦しすぎない最先端のファッションを提案し続けています。高級感のある大人のカジュアルスタイルを楽しむことができます。
SOÉJU(ソージュ)は、「モデラート株式会社」が展開する日本のファッションブランドです。
ソージュでは、素材の優しさやシルエットを重要視し、流行に左右されないエイジレスなアイテムを提供しています。季節もシーンも問わずに楽しめる高級感のあるベーシックアイテムをリーズナブルな価格で販売しているため、手に取りやすいです。
ソージュでは明確なターゲット層を設定しておらず、幅広い年齢の女性に人気があります。
HITOYOSHI(人吉)は、その名の通り熊本県人吉市のシャツブランドです。1988年に縫製工場が設立していますが、2009年に倒産。2009年9月に親会社から工場を買い取ったところから「HITOYOSI」として再スタートしています。
ブランドコンセプトは「世界に通用する白シャツを」です。量より質を重視した人吉のシャツは瞬く間に評判が広まり、日本国内を代表するシャツブランドとして有名になりました。
HITOYOSIでは、日本の技術を駆使したマシンメイドシャツを10000円前後という日本製のシャツとしては低価格で提供しています。
最後に、誰もが憧れるハイブランドでスーツにも合わせられるシャツを販売しているブランドを紹介します。
PRADA(プラダ)は、1913年にMario Prada(マリオ・プラダ)とMartino Prada(マルティーノ・プラダ)の兄弟がイタリアで設立したラグジュアリーブランドです。
元々は革製品専門店として誕生したブランドで、ワニや蛇、象、セイウチなどの革素材を使ったバッグや革小物はミラノの上流階級で評判になり、1919年にはイタリア王室の御用達ブランドとして有名になりました。プラダと言えばバックのイメージが強い方が多いのもこのためでしょう。その後、マリオの孫であるMiuccia Prada(ミウッチャ・プラダ)がブランドのクリエイティブディレクターとして加わり、プラダはファッション業界で注目を浴びるようになりました。
プラダのスタイルは、ミニマリストで洗練されたデザインと高品質な素材、独自のアートとテクノロジーの融合を特徴としています。そのシンプルなデザインと高級感により、ファッション愛好家やセレブリティから支持されています。
GUCCI(グッチ)は、1921年にGuccio Gucci(グッチオ・グッチ)がイタリアのフィレンツェで設立したラグジュアリーブランドです。
グッチも当初は革製品を取り扱う専門店でした。グッチオ・グッチが当初からこだわり抜いたモットーは「最上の伝統を最上の品質で」「過去の良い物は現代に反映させて商品を作る」です。品質や使いやすさ、デザイン性にこだわった製品が多く販売されています。
グッチの代表的なシリーズが「GGキャンバス」です。第二次世界大戦で使用が困難となった皮革素材の代わりにグッチのシンボルであるダブルG(GG)を並べたキャンバス地を使い、最上の品質を反映させたもので、現代でも定番商品となっています。また、馬の腹帯からインスパイアされた「緑・赤・緑」の配列もトレードマークとなっています。
ファッションアイテムは、グッチらしい個性的なデザインのアイテムから、ベーシックなデザインまで豊富に揃えられているのでお好みで選んでみてください。
LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)は、1854年にLouis Vuitton(ルイ・ヴィトン)がフランスのパリで設立したラグジュアリーブランドです。
ルイヴィトンは設立当初、世界最初の旅行鞄のアトリエでした。現在では高品質なレザーグッズやバッグ、靴、アクセサリー、アパレル、時計、ジュエリー、香水など、多岐に渡るラグジュアリーアイテムを提供しています。
ブランドの特徴は、モノグラム(LVのロゴを含む特徴的なパターン)、ダミエ(LVのチェック柄)、エピ(エナメル加工された革)、ダミエ・アズール(薄いブルーのチェック柄)など、アイコニックなデザインです。ファションにおいてもその高級感やエレガントなデザイン、品質の高さが高く評価されています。
CHANEL(シャネル)は、1910年にココ・シャネルが設立したフランスの高級ファッションブランドです。
アパレルアイテムや香水、アクセサリー、宝飾品、コスメティックスなど幅広く商品を展開しており、その斬新なデザインとスタイル、高品質な製品、エレガンスに溢れたイメージで世界的な名声を築いています。
シャネルのファッションアイテムはエレガントでシンプルなデザインが特徴です。また高品質な素材で着心地も良く、ファッション愛好者やセレブリティから支持を受けています。
HERMES(エルメス)は、1837年にティエリー・エルメス氏が設立したフランスのラグジュアリーブランドです。
ブランド設立当初は、馬の具や鞍を製造する工房でした。その後、ブランドは革製品やアクセサリーの製造に進化し、高品質、高級なファッションアイテムで世界的な評判を築いてきました。現在ではアパレルアイテムまで幅広く展開しています。
エルメスのアイテムはエレガントでクラシックなデザインが特徴的で、大人の女性なら誰もが着てみたくなるものばかりです。高品質で長く着ることができるので世界中の方から高い評価を得ています。
DIOR(ディオール)は、1946年にChristian Dior(クリスチャン・ディオール)がフランスのパリで設立したラグジュアリーブランドです。
設立当初から高級なクチュール(オートクチュール)ファッションで知られ、ディオールのデザインは当時のファッション界に新しいスタイルとエレガンスをもたらしました。
ディオールはエレガントな女らしさを強調したデザインの製品が多いですが、2019年よりデザイナーに就任したキムジョーンズが、メンズやウィメンズ、フレグランスといったラインを全て一つに統合し、これまでのクラシックなデザインから、ポップな要素を取り入れた商品を販売しています。
See By Chloé(シーバイクロエ)は、フランスのラグジュアリーブランドであるChloé(クロエ)のセカンドラインです。
クロエは1952年に設立され、チャーミングな女性らしいスタイルやフェミニンなデザインで知られています。セカンドラインであるシーバイクロエは、ややトラディショナルにクロエらしいフェミニンな雰囲気を合わせた大人の女性向けのデザインが特徴です。
他のラグジュアリーブランドにはないオリジナルのデザインが多いので、せっかく買うなら今までもっていないデザインが良いという方におすすめです。セカンドラインとはいっても価格は高価ですが、買う価値ありでしょう。
BURBERRY(バーバリー)は、1856年にThomas Burberry(トーマス・バーバリー)がイギリス、ロンドンで設立した高級ファッションブランドです。初めてガバナーコート(ガバディン生地のトレンチコート)を製造し、その後も高品質なアウターウェアで名声を築き上げてきました。
バーバリーは、トレンチコートを始め、アウターウェアやバッグ、アクセサリー、靴、アパレル、フレグランスなど、幅広いラグジュアリーアイテムを提供しています。バーバリーを象徴するデザインと言えばベージュをベースに黒のチェック、隙間に白、そこに交わるように細い線のレッドが効いた「バーバリーチェック」です。
多くの製品で使用されており、トレンチコートは特に、そのユニークなデザインと高品質な素材で有名で、バーバリーを代表するアイテムの一つとなっています。
バーバリーのファッションアイテムはバーバリーチェックが定番ですが、シンプルで高級感のあるブラウスの取り扱いもあります。
LOEWE(ロエベ)は、1872年にスペインで設立されたラグジュアリーブランドです。19世紀中頃に皮革職人のEnrique Loewe Roessberg(エンリケ・ロエベ・ロスバーグ)が皮革製品の大国であったスペインへ行き、
1846年にマドリードで工房を開き革製品を手掛けていたのが始まりで、その後ブランドが設立しました。
元々皮製品を取り扱っていたことから、現在も高品質なレザー素材や独創的なデザイン、丁寧なモノ作りで世界中の人に高く評価されており、その他にもウェアやアクセサリー、フレグランス、など幅広く展開しています。
ロエべを象徴するのは「L」を4つ組み合わせたロゴです。1970年にスペインの画家ヴィンセント・ヴェラによって描かれました。ロゴはロエベを代表するバックや財布などの皮革製品以外にも、ウェアにもプリントされており、洗練された高級感を出してくれています。
CELINE(セリーヌ)は、1945年にCéline Vipiana(セリーヌ・ヴィペリ)がフランスのパリで設立した高級ファッションブランドです。
当初はパリの靴職人と革職人の技術を用いたオーダーメイド高級子供靴専門店としてスタートし、瞬く間に上流階級を中心に人気が高まりのちに婦人靴を始め、ウェアやアクセサリーへと展開し、ファッション界で名声を築いていきました。
ブランドコンセプトは「女性らしくありつつも自立しているアクティブな女性」で、働く女性向けの上品でシンプルなデザインのブラウスなどを展開しています。
SAINT LAURENT(サンローラン)は、1961年にYves Saint Laurent(イヴ・サンローラン)と彼のパートナーであるPierre Bergé(ピエール・ベルジェ)によって設立されたフランスのラグジュアリーブランドです。
イヴ・サンローラン氏は、ディオールの創業者であるクリスチャン・ディオールの元で経験を積んだのちブランドを設立しています。
ちなみにYVES SAINT LAURENT(イブ・サンローラン)とサンローランは同じブランドです。イブ・サンローランでは香水やコスメなどを主に取り扱うラインで、サンローランはバッグや財布などの小物類やウェアを扱うラインです。
Dolce & Gabbana(ドルチェアンドガッバーナ)は、1985年にDomenico Dolce(ドメニコ・ドルチェ)とStefano Gabbana(ステファノ・ガッバーナ)が設立したイタリアのラグジュアリーブランドです。通称「ドルガバ」と呼ばれています。
ドルチェアンドガッバーナの代表的な商品にはシルクドレスやバッグ、シューズなどが挙げられます。ドルガバロゴがデザインに使用されていることも多いです。
ブランドコンセプトは「自由の肯定形。偽りのない表現に、かつてになく都会的な感性が加えられ、型にとらわれずそこから脱却した洗練のスタイル」です。セクシーで官能的な要素を取り入れた豪華な装飾や花柄、アニマルプリント、ゴシックな要素などを特徴としています。
BALENCIAGA(バレンシアガ)は、1919年にCristóbal Balenciaga(クリスチャン・バレンシアガ)がスペインで設立された高級ファッションブランドです。現在はグッチやサンローラン、ボッテガ・ヴェネタなどのハイブランドと同じくケリング・グループの傘下にあります。
バレンシアガは、洗練されたカジュアルウェアとレディ・トゥ・ウェア、ハンドバッグ、シューズ、アクセサリーなど幅広く提供しています。特に、オーバーサイズのシルエット、斬新なデザイン、独特の素材の使用が特徴的で、ラグジュアリーストリートブランドとして人気を博しています。
バレンシアガではストリート系のデザインだけではなく、落ち着いたデザインのシャツも販売されています。
BRUNELLO CUCINELLI(ブルネロクチネリ)は、1978年に創業されたイタリアのファッションブランドです。
ブルネロクチネリのアイテムは、カシミアやシルク、ウール、リネンなどの最高品質の素材が豊富に使われ、その質感と快適さが特徴です。創立当時はまだカシミアを扱っているブランドが少なかったため、一気に注目を集めました。
ブランドコンセプトは「スポーツラグジュアリー」です。カジュアルな要素とエレガントさを組み合わせたスタイルを追求した、シンプルなカットや洗練されたディテールが特徴で、着心地の良さと上品さを両立させています。
値段はリーズナブルなものではありませんが、一生ものとして持っておきたいという方が多く、セレブ達が愛用していることでも有名です。
EMPORIO ARMANI(エンポリオアルマーニ)は、Giorgio Armani(ジョルジオ・アルマーニ)が設立したイタリアのファッションブランドラインの1つです。
エンポリオ・アルマーニはアルマーニグループの中で、特にカジュアルで都会的なスタイルのファッションアイテムを提供するブランドラインで、アルマーニブランドの中でも比較的若い層を対象としています。しかし、品質を落とした安価な商品を揃えているということではなく、高品質なアイテムとエレガントなデザインで人気を高めています。
ブランド名である「エンポリオ」にはイタリア語で「あらゆるものが手に入る大きな市場」という意味があり、洋服以外にもアクセサリーや時計、フレグランスなど幅広い商品を提供しています。
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