茹で枝豆よりも香ばしい!うまみが凝縮して甘味がアップ
枝豆はマメ科ダイズ属の野菜で、日本では縄文時代の遺跡から出土しているため、稲作とともに渡来したと考えられています。日本ではほとんどが茹でてそのまま食べることが多いですが、東北地方ではずんだが有名です。枝豆をすりつぶし、餡として利用されます。
枝豆と呼ばれているかというと枝付きのまま売られていたことから由来だそうです。
日本では、現在千葉や群馬、埼玉、神奈川などの関東や、他にも北海道、秋田、山形、新潟など東日本で栽培されており、5〜10月に出回りますが、輸入や冷凍技術の進化などによって年中販売されるようになりました。
大豆のよいところ(良質なたんぱく質、良質な脂肪、ビタミンE、食物繊維、鉄などが豊富)と、緑黄色野菜のよいところ(カロテン、ビタミンC、カリウムなどが豊富)の両方を兼ね備えた、類まれな健康野菜といえます。
枝豆といえば茹でるのが定番ですが、実は焼き枝豆がとってもおいしいのでおすすめです。焼くと、うまみ成分が水に出ていかず凝縮されます。また、じっくり火を通すことで、でんぷん質がゆっくりと糖化し甘みが強くなります。
皮に少し焦げ目が付くくらい焼くと香ばしく仕上がります。このレシピではシンプルな塩味ですが、ごま油とラー油で中華風にしたり、鷹の爪とにんにくでペペロンチーノ風にしても◎。
枝豆に関して下記の記事もご参考ください。
枝豆
150g塩
少々オリーブオイル
大さじ1塩
小さじ1/4枝豆の両端を切り落とす。塩をふり、こすり合わせて産毛を取り、洗って水けをきる。
フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、1を並べ入れる。
両面焼き色がついたら、塩(小1/4)をふり、炒め合わせる。