母の還暦祝いにネックレスを贈る場合、どんなデザインやブランドが人気なのでしょうか。この記事では、贈り物として人気のネックレスブランドを値段別に解説します。
そもそもネックレスとはどのような定義なのでしょうか。
ネックレスは英語では「necklace」と表記されますが、 「neck=首」、「lace=ひも」という意味の通り、首につけるひも状の装飾品の総称です。 貴金属のイメージが強いですが、革や麻ひもを使ったものなど、様々なバリエーションがあります。
ネックレスは装飾品の中でも古い歴史を持ち、日本でも縄文時代に使われていた首飾りが出土しています。当時の首飾りは、有名な勾玉を連ねた首飾りの他、硬玉や動物の牙・骨、貝や石などをつなぎ合わせて作られていました。
よく聞く装飾品ではペンダントやチョーカーもネックレスに含まれます。
ペンダントは「ぶら下げる、つるす」という意味を持つラテン語の「pendere」を語源とする装飾品です。そのため、正確にはペンダントとは吊り下がった部分の飾りだけを意味し、ワンポイントのモチーフなどが付いて吊り下がった部分があるネックレスは「ペンダントネックレス」と言います。
ただし、ペンダントネックレスという呼び名が長いため、短く「ペンダント」と呼ぶことが多いです。
ネックレスは長さごとに呼び名があり、チョーカーもそのうちの1つです。
35~40㎝ほどの短いネックレスが「チョーカー」と呼ばれ、一般的な長さとされる40~45㎝は「プリンセス」、やや長めの50~60㎝は「マチネ」、長めの80㎝前後は「オペラ」、100cm以上は「ロープ」と呼ばれます。
ペンダント以外で単にネックレスと呼ぶものでは、石や真珠などが連なった「連タイプ」が多いです。
連タイプは石や真珠のサイズの違いで呼び分けられています。サイズが均一のものを「ユニフォーム」、留め具から胸元にいくにつれ、段々とサイズが大きくなるデザインを「グラデーション」と呼びます。
また、他にも胸元にモチーフが広がるように見える「ビブネックレス(シャワータイプ)」や、留め具のない長いひも状の「ラリアットネックレス」などがあります。
ネックレスに使われるチェーンにもいくつか種類があります。
いわゆる鎖のような形をした「アズキチェーン」、全てのチェーンの輪が正面を向いている「喜平チェーン」、キーホルダと同じ丸いチェーンが連なる「ボールチェーン」、四角いパーツを交互に組み合わさっている「ベネチアンチェーン」があり、見た目はもちろん、付け心地などにも差があります。
プレゼント用のネックレスを選ぶ場合、渡す相手の好みなどを第一に考えて選びましょう。
ネックレスをお母様の還暦祝いとして選ぶ場合、当たり前ですが自分の趣味を押し付けるのではなく、渡す相手の好みや年代を考えて選んでみましょう。落ち着いたデザインで、上品さを感じるようなネックレスが人気です。
どんなネックレスが良いか迷った時はさりげなく服装や持っているカバンをチェックしてみましょう。華やかなものを好む方や、シンプルなものを好む方など、人の好みは様々です。過去に一緒に撮った写真などを振り返ってみても良いでしょう。
かわいらしい服装が好みならかわいらしいモチーフのペンダントを、落ち着いた服装が好みなら比較的シンプルなデザインで落ち着いた色合いのネックレスが良いでしょう。
ネックレスを選ぶ際、一番大きいのは素材の違いでしょう。見た目はもちろん、素材次第で値段も大きく変わります。また、金属アレルギーがある場合にはその素材を避ける必要があります。
ポピュラーな真珠を使ったネックレスは冠婚葬祭はもちろん、様々なイベントやちょっとしたお出かけにも使うことができ、とても便利です。カラフルな宝石や天然石のネックレスなら持っている服を考慮して選ぶと良いでしょう。
モチーフだけでなく、チェーンの素材も印象を大きく左右します。希少価値が高いものの変色や錆びに強いプラチナや、華やかな輝きを放つゴールド系、カジュアルな装いによく合って使いやすいものの劣化しやすいシルバーなどがあります。
お誕生日に贈る場合、誕生月ごとの宝石や天然石モチーフのネックレスも人気です。ちなみに月ごとの誕生石は以下の通りです。
1月:ガーネット
2月:アメジスト
3月:アクアマリン、ブラッドストーン
4月:ダイヤモンド、水晶
5月:エメラルド、ヒスイ
6月:パール、ムーンストーン
7月:ルビー
8月:ペリドット
9月:サファイア
10月:トルマリン、オパール
11月:トパーズ、シトリン
12月:ターコイズ、ラピスラズリ
誕生石も人気ですが、誕生花をモチーフにしたネックレスも人気です。
信頼がおける有名ブランドから選ぶという方法もあります。ブランドによってデザインの特徴や価格帯があるので、好みのデザインや予算の限度がある場合には欲しいブランドを先に決めるとスムーズに決められます。
また、修理やクリーニングなどのアフターサービスもしっかりしているブランドであれば長く愛用することが出来ます。
ブランド物を愛用している方なら、グッチやエルメスといったラグジュアリーブランドが手掛けているネックレスを贈るのもおすすめです。
ただし、ラグジュアリーブランドが手掛けるネックレスの多くはゴールドやダイヤモンドなどを使ったゴージャスなデザインのネックレスが多いので使う場面が限られるほか、華奢な日本人には合わないデザインとも言われます。
好みのデザインには個人差があるため、考えて贈ったものが相手に合わない可能性があります。失敗のないプレゼントを選ぶためには、迷ってしまったら相談したり、一緒に選びに行ったりして決めましょう。
少し高級なレストランでの食事など、お祝いのお出かけと兼ねてネックレスを選びに行くのも良いでしょう。
母の還暦祝いのプレゼントにおすすめな、1~3万円で買えるネックレスを手掛けるブランドを紹介します。コスパ抜群のブランドから定番ブランドまで様々です。
「4℃(ヨンドシー)」は、株式会社エフ・ディ・シィ・プロダクツが手掛ける日本発のジュエリーブランドです。ただし、起源は1950年設立の繊維販売会社で、1986年にジュエリーに参入した経緯もあり、2016年現在でもアパレルでの収益が4割を占めています。
人気を博したシルバーアクセサリーを始めとした様々なジュエリーを手掛けており、かわいらしいデザインやモチーフが多いのも特徴です。
なお、4℃にはコンセプトの違うブランドがいくつかあります。若年層向けの「Canal 4℃」、少し落ち着いたデザインの「EAU DOUCE4℃」などがあり、それぞれがターゲットとする年齢層に合わせたデザインなどの違いがみられます。
「ete(エテ)」は、1989年に大阪で設立された株式会社ミルクが立ち上げたジュエリーブランドです。メインの「ete」と、少し大人っぽいアイテムが揃う「ete bijoux(エテ ビジュー)」の2ブランドがあります。
eteのジュエリーは、日本人女性に良く似合うシンプルで繊細なデザインが多いのが特徴です。主張しすぎないので普段使いしやすく、冠婚葬祭の場面でも気品ある雰囲気の演出に一役買ってくれます。
姉妹ブランドに「Jouete(ジュエッテ)」があり、こちらは比較的リーズナブルで、より普段使いしやすい可愛らしいデザインのジュエリーが多いです。
「PADOVA(パドヴァ)」は、東京・吉祥寺に拠点を置く「株式会社パドヴァ」が運営するアクセサリーブランドです。アクセサリー商品は全て社内工房や国内パートナーとともにデザインから生産まで行なっている他、日本全国のアクセサリー専門ショップや雑貨ショップに卸販売をするアクセサリー卸問屋でもあります。
手掛ける製品は天然石を用いた鮮やかなアクセサリーが中心ですが、価格は1万円台とリーズナブルなのが特徴です。好みの天然石や誕生石アクセサリーを探している方におすすめのブランドです。
「ANTEPRIMA(アンテプリマ)」は、イタリア・ミラノに拠点を置くファッションブランドで、日本人ファッションデザイナーの荻野いづみによって1993年に設立されました。「Smart, Precious with LOVE」をコンセプトに、今の時代をしなやかに楽しみ、 美しく強く生きる女性へ向けて様々なファッションアイテムを発信しています。
アンテプリマは様々なジャンルのファッションアイテムを手掛けていますが、光沢のある未来的な素材とハンドメイドのクラフト感を持つワイヤーバッグが人気です。ジュエリーもシンプルながら女性らしさのある洗練されたデザインが特徴的です。
「ESTELLE(エステール)」は、1954年、宝石研磨加工業として創業したジュエリーブランドです。日本国内を中心にベトナム、カンボジア、中国等海外を含めグループ会社全体で世界中に400以上の店舗を展開しています。
原材料の調達から販売まで全て自社で行う「製販一貫体制」によって高いクオリティと適切な価格を両立させたジュエリー製品を提供しています。シルバーを使った普段使いしやすいものから、ブライダルリングまで、様々な場面で身に着けることの出来るジュエリーが揃っています。
「ジュエリークィーン(Jewelry Queen)」は、1989年に設立された株式会社クィーンが運営するジュエリーブランドで、本拠地は京都市にあります。ダイヤモンドやルビー・サファイアなどの宝石、カラーストーンなどを用いたたくさんの種類のアクセサリーを取り扱っています。
アクセサリーはシンプルなデザインからかわいらしいデザイン、さらには楽器などの一風変わったモチーフまで多岐に渡ります。幅広い好みやスタイルに対応しているので、自分自身を表現できるアクセサリーを選ぶことが出来ます。
高品質なクリスタルを使った装飾品の世界的なリーダーとして知られている「スワロフスキー(Swarovski)」は、1895年にオーストリアのチロル地方でダニエル・スワロフスキー(Daniel Swarovski)によって設立されました。
スワロフスキーの製品に使われるクリスタルは、ダイヤモンドカットのような精密なカッティング技術が用いられているので、製品は光を美しく反射して輝くので、反射加減によっては虹色に見えることもあります。また、美しく繊細なデザインが特徴です。
スワロフスキーはジュエリー以外では調度品も有名で、ランプ、時計、花瓶、フレームなど様々な製品が販売されています。
「スカーゲン(SKAGEN)」は、1992年にデンマーク人のヘンリックとシャーロット・ヨスト(Henrik and Charlotte Jorst)夫妻によってアメリカ・ニューヨークで設立された腕時計とジュエリーのブランドです。ブランドの名前は、デンマークの美しい港町である「スカーゲン」にちなんでいます。
スカーゲンの手掛けるジュエリーは、北欧らしさ、デンマークらしさが感じられる、洗練されていてシンプルなデザインが多いですが、独創的センスも持ち合わせているのが特徴です。普段使いしやすいユニークなアクセサリーを探している方におすすめです。
「ジバンシィ(Givenchy)」は、オードリー・ヘプバーンの衣装デザイナーとして有名なユベール・ド・ジバンシィ(Hubert de Givenchy)によって1952年にフランスのパリで設立された高級ファッションブランドで、そのエレガントなスタイルと洗練されたデザインで知られています。
ジバンシィの主要な製品はアパレル、ハンドバッグ、靴、アクセサリーなどで、ネックレスなどのジュエリーも手掛けています。宝石や真珠、貴金属を用いたジュエリーは、優雅さとシックさを持つアパレルのデザインとの親和性が高い、エレガントでクラシックなデザインが多いです。
「Isowa Pearl(イソワパール)」は、真珠を用いたジュエリーをメインに扱うブランドです。伊勢志摩(三重県志摩市)に拠点を置く「有限会社 磯和真珠商会」が運営しており、創業は1928年に真珠養殖場を開いたところまで遡ります。
柔らかい輝きを持つ淡水真珠を使ったアクセサリーをリーズナブルな価格で販売しており、冠婚葬祭や普段使い用の真珠ジュエリーを探している方におすすめです。真珠も定番の白から黒色真珠まで幅広く扱っており、個性的なデザインのジュエリーを見つけることもできます。
3~5万円台で買えるおすすめのネックレスブランドを紹介します。人気ブランドも多く、高品質で長く使うことのできるネックレスが揃っています。
「ティファニー&カンパニー(Tiffany & Co.)」は、チャールズ・ルイス・ティファニー(Charles Lewis Tiffany)らによって1837年にアメリカ合衆国・ニューヨークで設立されました。高品質な宝飾品や銀などを使用した贈答用の製品で世界的に有名なジュエリーブランドです。
ティファニーのジュエリーはシンプルでエレガントなデザインが特徴的です。ダイヤモンド、パール、宝石などを使った幅広いジュエリーは、贈り物や特別な機会の記念品として非常に人気があります。また、「ティファニー・ブルー」と呼ばれる明るいターコイズブルーのジュエリーボックスが有名で、この色合いを用いたバッグなどのファッションアイテムも人気です。
「スタージュエリー(Star Jewelry)」は、1946年に横浜・元町で誕生した宝飾品ブランドです。創業当時の主な顧客であった進駐軍や、山手に住む外国人にもわかりやすいように「STAR」をブランド名としたとされています。
スタージュエリーのデザインは、洗練されたエレガンスとクラシックな要素を組み合わせたものが多いです。シンプルゆえに飽きの来ないデザインが特徴で、カラーストーンジュエリーでは、宝石の美しい色合いを活かしたデザインが目立ちます。
メインのブランド以外にもブライダル用ジュエリーや、若年層向けの「STAR JEWELRY GIRL」というブランドがあります。
フランスのパリ1区にあるヴァンドーム広場が名前の由来となっている「ヴァンドーム青山(VENDOME AOYAMA)」は、1973年に象牙を用いたジュエリー制作会社として誕生しました。シンプルかつエレガントな落ち着いたデザインの製品が多く、創業から50年以上にわたって多くの女性に愛されてきたブランドです。
オフィスなどで普段使いできるものからブライダル用まで幅広い用途で身に着けることの出来るジュエリーを手掛けています。百貨店での販売をいち早く取り入れた国内ブライダルジュエリーのパイオニアでもあります。
「agete(アガット)」は、1990年に東京で創立されたジュエリーブランドです。「レトロでありながらモダン。クラシックでありながらファッション」をコンセプトとしており、時代に合わせつつも斬新なデザインが特徴的です。
シンプルなデザインのジュエリーもありますが、天然石を使ったジュエリーが多く、水晶やターコイズを使った神秘的なデザインが印象的です。また、様々な石や素材の持つ個性を活かすためにカットにもこだわり、独自のカット技法でもジュエリーの新しいスタイルを確立しています。
agateを展開する「A&S COMPANY」は、他にも手頃な価格の「NOJESS(ノジェス)」と、ダイヤモンドなどを扱う設定価格が高めの「BELLESIORA(ベルシオラ)」というブランドを手掛けています。
「オレフィーチェ(OREFICE)」は、東京・表参道に店舗を構えるジュエリーブランドです。鑑定士によってしっかり鑑定された宝石を使用した高品質なジュエリーを提供しています。また、購入後1年間は無料対応の保証があり、5年ごとに受けられる特別メンテナンスもあります。
手掛けるジュエリーの種類は幅広く、日常使い出来るものからブライダルリングまで様々です。チェーンの長さや太さ、カラット数の変更といったセミオーダーに対応しており、自分の欲しいアクセサリーを購入することが出来ます。
「ツツミ(TSUTSUMI)」は、1973年に埼玉県蕨市で創業したジュエリーブランドです。「ジュエリーツツミ」という名前に聞き覚えのある方も多いでしょう。ツツミのジュエリーは宝石の買い付けから製造・販売まで、すべて一貫して自社で行っており、高品質な製品を提供しています。
流行に左右されないシンプルで上品なデザインのジュエリーが多く、使いやすいものが多いです。また、傷がついてしまったものや古くなってしまったものにはクリーニングやリフォームの対応を行っており、アフターサービスも充実しています。
「ニューヨークからの贈り物」は、ニューヨークに拠点を置く「GFM & Company」が運営するジュエリーブランドで、販売しているジュエリーはブランド名の通り、すべてニューヨークから発送されています。
コストパフォーマンスの良いジュエリーが特徴で、価格は手頃ですが、独自のカット技術である「NYEC®(New York Exceptional Cut)」によって、「吸い込まれるような透明感のある奥行きある輝き」と「放たれる輝き」の美しさを両立した仕上がりとなっています。
「アナ・スイ(ANNA SUI)」は、同名の中国系アメリカ人デザイナーによってアメリカ合衆国のデトロイトで1991年に設立されました。そのオリエンタルで幻想的なデザインで注目を集め、世界的に有名になりました。
アナ・スイの主要な製品はアパレル、ハンドバッグ、靴、アクセサリーなどで、ビビッドでカラフルな色使いや独自のパターン、ヴィンテージ風の要素が特徴です。ジュエリーのデザインには、花や動物、エレガントな装飾が多く取り入れられており、個性的で魅力的なアイテムが多数揃っています。
「グッチ(Gucci)」は、グッチオ・グッチ(Guccio Gucci)によって、1921年にイタリアのフィレンツェで設立されました。高品質な革製品、特に馬具や皮革製品を製造・販売から始まり、現在では、バッグ、靴、アパレル、サングラス、香水、時計、ジュエリーなど、取り扱う製品は幅広いラインナップとなっています。
ジュエリーのデザインにはクラシックな要素とモダンな要素が組み合わされており、ブランドの象徴である2つのGが重なったロゴがジュエリーにも取り入れられ、そのデザインはファッション愛好家にとって魅力的な選択肢となっています。
「クロエ(Chloé)」は、ギャビー・アギャン(Gaby Aghion)が1952年にフランス、パリで設立したブランドです。ブランドの名前は、アジャレイの友人の愛称が由来です。オートクチュール(特注品)が一般的だった時代にプレタポルテ(既製服)のデザインと製造に特化していたことから、クロエはプレタポルテの草分けとも称されます。
クロエの主な製品はウィメンズウェア、ドレス、コート、ハンドバッグ、シューズ、サングラス、フレグランスなどで、シンプルで上品な女性らしいデザインが特徴です。ジュエリーに関しても繊細でエレガントなデザインが多く、金属と宝石の組み合わせにおいても、女性らしい美しさが引き立つデザインが特徴です。
5万円~で買えるネックレスブランドを紹介します。ハイブランドと呼ばれるブランドが多く、一生モノとして使えるネックレスが揃っています。
「カルティエ(Cartier)」は、ルイ・フランソワ・カルティエ(Louis-François Cartier)によってフランス・パリで設立されたジュエリーブランドです。創業は1847年と歴史は長く、取り扱う製品は卓越した職人技術と洗練されたデザインに焦点を当てています。
カルティエのジュエリーは、クラシックで洗練されたスタイルが特徴で、カルティエの象徴的なデザインである「パンテール」(ヒョウ)のモチーフも有名です。高級ジュエリーや腕時計の分野で世界的に有名なブランドですが、香水やバッグなどのレザーグッズなども手掛けています。
また、カルティエの製品のデザインや包装に使用されている特徴的なディープレッドはブランドの独自性と品質の象徴にもなっています。
「ブルガリ(BVLGARI)」は、1884年にギリシャ系イタリア人のソティリオ・ブルガリ(Sotirio Bulgari)によってイタリア・ローマで創業された高級宝飾品ブランドです。ブルガリは高級宝飾店として開業しましたが、現在では腕時計や香水もとても有名になっています。
ブルガリの製品には、宝石の輝きと魅力、洗練されたデザイン、そして古代ローマの影響を感じさせるイタリアンエレガンスが結びついており、ラグジュアリー愛好家やファッション愛好家から高い評価を受けています。製品に用いられているヘビの頭部をあしらった意匠も有名です。
「ハリー・ウィンストン(Harry Winston)」は、1932年にアメリカのニューヨーク市でハリー・ウィンストン(Harry Winston)によって創業された、世界的に有名な高級ジュエリーおよびダイヤモンドの専門ブランドです。
ハリーウィンストンの手掛けるジュエリーは、クラシックでエレガントなスタイルの高品質な製品が多く、特に大きなサイズのダイヤモンドを使用したジュエリーが有名です。
宝石を多数取り扱っていたことから生前創立者の顔写真は一切公開されることはなく、公開されても後ろ姿などのみであったという逸話も残っています。
「ヴァンクリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)」は、エステル・アーペル(Estelle Arpels)とアルフレッド・ヴァンクリーフ(Alfred Van Cleef)によって、1906年にフランスのパリで設立された、ジュエリーと腕時計を扱う高級ブランドです。
手掛けるジュエリーは自然界や文化にインスパイアを受けた美しいモチーフやデザインで知られており、特にフラワーモチーフや動物モチーフが人気です。また、ジュエリーにはダイヤモンド、エメラルド、ルビー、サファイアなど、高品質で貴重な宝石が豊富に使用されています。
「ショパール(Chopard)」は、ルイ=ウリッシュ・ショパール(Louis-Ulysse Chopard)によって、1860年にスイスで創業され、現在は同国のジュネーヴに本社がある高級宝飾品と時計のブランドです。創業者から受け継いだ技術や独自の美学、高品質な素材へのこだわりが、製品に反映されています。
ショパールは、高品質の宝飾品、腕時計、香水、アクセサリーなどを手掛けており、特に腕時計とジュエリーの分野で世界的な評価を受けています。ショパールの宝飾品は、上質な宝石と優れた工芸技術を組み合わせ、クラシックでありながらもモダンなスタイルの洗練されたデザインが特徴です。
「AHKAH(アーカー)」は、1997年に日本で誕生したジュエリーブランドです。現在では国内のみならず、中国やシンガポール、パリにも店舗を構えています。
シルバーやゴールドを基調とした、日本人によく似合う華奢で繊細なデザインのジュエリーが多いです。「本物の輝きを持つジュエリーをお手頃価格で作る」というコンセプトに合わせた高価すぎないジュエリーが多く、「プチジュエリーの先駆者」とも呼ばれます。
なお、ジュエリーはすべて国内で職人の手によって一つずつ作られており、品質の高さも特徴の1つです。
「ミキモト(Mikimoto)」は、アコヤ貝による真珠養殖を世界で初めて成功し、「真珠王」と呼ばれた御木本幸吉によって1899年3月に銀座で設立された高級ジュエリーブランドです。基本的には真珠を使用したジュエリーを扱っていますが、真珠を使わないネックレスやリングなども扱っています。
代表的な真珠を使ったジュエリーは、シンプルかつエレガントなデザインが特徴で、真珠の美しさが最大限に引き立つように設計されています。製品にはシルバー、ゴールド、プラチナなどの高級な素材も使用され、洗練されたデザインと伝統的な職人技術が組み合わさっています。
「エルメス(Hermès)」は、ティエリー・エルメス(Thierry Hermès)によって、1837年にフランス・パリで設立されました。当初は馬具や乗馬用品の製造業者でしたが、その高品質な革製品で評判を築き、ファッションと宝飾品の分野にも進出して世界的なラグジュアリーブランドとして成長しました。
エルメスは、高級バッグ、レザーグッズ、アパレル、スカーフ、宝飾品、香水、ウォッチなど幅広く手掛けていますが、「バーキン(Birkin)」と「ケリー(Kelly)」と呼ばれるモデルのバッグが有名です。
ジュエリーではエルメスの「H」マークをかたどったものが人気で、シルバーやゴールド、ダイヤモンドを使ったシンプルかつエレガントなデザインが特徴的です。
「シャネル(CHANEL)」は、言わずと知れたフランス発の高級ファッションブランドで、「ココ・シャネル」として知られるガブリエル・シャネル(Gabrielle Chanel)によって、1909年にフランスのパリで設立されました。その独自のデザインとエレガントさで世界的に有名です。
シャネルはファッションアイテム、アクセサリー、香水、コスメティックスなど、幅広い製品カテゴリーを手掛けていますが、ジュエリーはゴールドとダイヤモンドを組み合わせたエレガントさの強いデザインを持つものです。また、ジュエリーでも香水で有名な「5」や、ロゴマークにも使われている「C」をかたどったものが多くあります。
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は、同名のデザイナーによって1854年にフランスのパリで設立された高級ファッションブランドです。
設立当初は高品質な旅行用トランクやバッグを製造しており、その耐久性とエレガントなデザインで一世を風靡しました。ブランドのLとV(ルイ・ヴィトンのイニシャル)が重なったロゴや、LとVに加えて星と花のマークが並んだ独特なモノグラムのデザインもよく知られています。
ジュエリーの製造も手掛けており、デザインもやはりLやV、星や花のマークがモチーフとなったペンダントが多く、煌びやかなジュエリーがとても人気です。
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