沖縄の定番料理ゴーヤチャンプルをフライパンひとつで簡単に
沖縄の定番料理ゴーヤチャンプのご紹介です。
「ゴーヤ(ゴーヤー)」は沖縄の方言であり、一般的な名称は「ニガウリ」です。「チャンプル(チャンプルー)」も沖縄の方言で「混ぜこぜにしたもの」という意で、野菜や豆腐などの炒め物を指します。
「ゴーヤの苦味を軽減させるためにワタを取る」というのは実は間違いです。ゴーヤのワタはそこまで苦くなく、イボイボのある皮の部分が苦味の原因です。そのため、インド料理でもよくゴーヤは使われるんですが、インドではワタは取らずに皮を取り除きます。ゴーヤの苦味がどうしても苦手な方は、上の写真のように皮を切るのがおすすめです。
ゴーヤのワタを取る理由は、食感があまりよくないためです。天ぷらなどにするのはよいですが、炒め物だとベチャベチャとした舌触りになってしまいます。
私は個人的にゴーヤの苦味が好きなので、このレシピではゴーヤの皮を残しています。ゴーヤの苦味成分であるモモルデシンには抗酸化作用があり、他にも血糖値を下げる効果や食欲増進が期待できます。また、豚肉には糖質をエネルギーに変換するビタミンB1がたっぷり。
木綿豆腐はしっかり水切りをすることで水っぽく仕上がるのを防げます。キッチンペーパーを2枚重ねて豆腐を包み、600Wの電子レンジで2~3分加熱すると簡単に水切りができます。また、しょうゆは鍋肌からゆっくり入れるのがポイントです。具材全体にしょうゆの香りが広がります。
夏バテ防止にぴったりなゴーヤチャンプル、ぜひ作ってみてください。
豚こま肉
100g★しょうゆ
小さじ1★酒
小さじ1ゴーヤ
1本♡てんさい糖
小さじ1♡塩
小さじ1/2木綿豆腐
1丁(300g)ごま油
大さじ1卵
2個◆酒
大さじ1◆塩
小さじ1/4しょうゆ
大さじ1ごま油
大さじ1かつお節
適量豚肉は食べやすい大きさに切り★を揉み込んでおく。木綿豆腐は水切りし一口大に切る。ゴーヤは縦半分に切り、スプーンでわたと種を取る。ゴーヤを幅5mmに切って、♡を加えて10分ほどおき出た水分は捨てる。
フライパンにごま油を熱し、木綿豆腐を両面こんがり焼いて一度取り出す。
フライパンをキッチンペーパーなどでさっと拭き、ごま油を熱し豚肉を炒める。
火が回ったらゴーヤを加え1分ほど炒める。
豆腐を戻し入れ◆を加える。
溶き卵を加え半熟になったら混ぜ合わせ、鍋肌からしょうゆを加えさっと混ぜる。
器に盛り、かつお節をのせる。