ピーマンを丸ごと使うと見た目もかわいい
ピーマンは通年市場に出回っていますが、旬は7〜9月の夏野菜です。栄養価は抜群で、ビタミンCの含有量はトマトの4倍です!特に旬の時期のピーマンはビタミンCの量が多いといわれています。他にも、β-カロテンやビタミンE、カリウムなどが豊富です。苦味成分であるピラジンは、血液をサラサラにする作用があるとされています。
ピーマンは唐辛子の仲間です。中南米の唐辛子がコロンブスによって欧州に伝わり、品種改良されて生まれました。日本に伝わったのは明治時代で、一般的に広まったのは戦後です。
ピーマンは丸ごと調理がおすすめです!まず、見た目がかわいい。カット、種・わたをとる手間が省けて楽ちん。そして栄養を無駄にしない(カットして調理すると栄養が流失しやすい)。丸ごと焼くときは、ピーマンは、上下に返しながら全体に火を通すようにするのがポイントです。
最近のピーマンは品種改良により苦味が軽減されているので、サラダなど生食することもできます。それでもピーマンの苦味が苦手な方は、加熱することで苦味を軽減。このレシピは超シンプルな味付けで丸ごといただくので、ピーマン本来の甘みが感じられるひと品となっています。
ピーマン
4個オリーブオイル
小さじ2塩
少々ピーマンは手で握ってつぶす。
フライパンにピーマンを並べ、オリーブオイルを回しかける。蓋をして中火にかけ、途中上下を返しながら10分ほど蒸し焼きにし、火を通す。