なすと味噌だれが相性抜群で、ご飯が進みます
なすの旬は5〜10月頃で、初夏から秋にかけて長く楽しむことができます。
夏なすは強い日光を浴びて育つので、皮が厚く、果実が詰まっていて、種も多めです。秋なすは日差しが柔らかくなってから育つので、皮が薄くて柔らかく、しっとりと水分を含んだ実になります。
加熱しても煮崩れしないので、炒め物には夏なすがおすすめです!
さて、鍋しぎについて。
なすの味噌炒めのことを「鍋しぎ」ともいいます。江戸時代、なすの味噌田楽のことを「しぎ焼き」と呼んでいて、鍋を使って作るしぎ焼きなので「鍋しぎ」。「しぎ」とはチドリ目シギ科の鳥の総称で、味噌田楽のなすの形がこの鳥に似ていたことが由来のようです。
味噌は溶けにくくダマになりやすいので、事前に他の調味料と合わせて味噌だれを作っておきましょう。
こちらレシピの鍋しぎでは、同じく夏野菜のピーマンを使っています。なすの柔らかさとピーマンのシャキシャキ感のコントラストが美味。なすは火が通りにくいので、先に炒めます。
なす
3本(270g)ピーマン
2本(80g)しょうが(千切り)
3切れ(2〜3mm×3)★みそ
大さじ2★酒
大さじ1★みりん
大さじ1★メープルシロップ
小さじ1オリーブオイル
大さじ2なすはへたを取り、一口大の乱切りにする。ピーマンも縦半分に切ってへたを取り、わた・種ごと乱切りにする。
★を混ぜ合わせて、みそだれを作る。
フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、なすを炒める。
しょうが、ピーマンを加え炒める。
火が通ったら2のみそだれを加え、1分ほど炒め合わせる。